「眠れないので薬をください」という相談は、外来でとてもよく聞かれます。日本の疫学調査では、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒のいずれかを訴える成人は男性で12.2%、女性で14.6%。日中の機能障害を伴う厳密な不眠障害に当てはまる人は男性3.2%、女性4.2%と推計され、成人の約5%が処方された睡眠薬を服用しています。
睡眠薬は「効かない薬」ではありません。ただし種類ごとに効き方も副作用も大きく違い、「いつまで飲むのか」「どうやめるのか」まで含めて設計しないと、かえって困ることになります。この記事では日本で使える睡眠薬を作用の仕組みごとに整理し、選び方・効果・副作用・やめ方を研究データにもとづいて解説します。治療の全体像は別記事「不眠症の治療の全体像|CBT-Iと薬物療法はどう使い分ける?」で扱っています。
薬の前に確認したいこと|睡眠薬は「単独の治療」ではない
最初に、いちばん大事な前提です。慢性不眠症に対する第一選択の治療は薬ではなく、不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)です。米国睡眠医学会、米国内科学会、欧州睡眠研究学会など、複数の学会のガイドラインが一致してこの立場を取っています。
理由はシンプルで、CBT-Iのほうが治療効果のエビデンスが強く、効果が治療終了後も持続しやすいためです。睡眠薬は「効きは速いが、やめると戻りやすい」という性質を持っています。
そのため睡眠薬は、CBT-Iや睡眠衛生の改善、原因となっている病気の治療と組み合わせて使う「部品のひとつ」と考えるのが適切です。実際、長期に睡眠薬を服用している患者の調査では、症状が「消失した」といえる基準を満たしたのは半数未満でした。
睡眠薬は4つのグループに分けて理解する|作用する場所が違う
不眠症の治療薬として承認されている薬は、作用の仕組みによって4つに分類されます。日本で処方できるのはこのうち3グループです。
1. ベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZRA)
脳の抑制性伝達物質GABAの働きを強め、脳全体の活動を鎮めることで眠らせる薬です。構造の古い「ベンゾジアゼピン系」(トリアゾラム、ブロチゾラム、エスタゾラム、フルニトラゼパム、ニトラゼパム、クアゼパムなど)と、構造が異なる「非ベンゾジアゼピン系」(ゾルピデム、ゾピクロン、エスゾピクロン。いわゆるZ薬)が含まれます。非ベンゾジアゼピン系はGABA受容体の特定のサブタイプに選択的に働くため、抗不安作用は弱い一方、副作用の幅もやや狭いと考えられています。
2. オレキシン受容体拮抗薬(DORA)
覚醒を維持する神経伝達物質オレキシンの働きをブロックし、「起きている力」を下げることで眠りに向かわせる薬です。脳を鎮めるのではなく覚醒を弱めるという、BZRAとは正反対の発想です。日本ではスボレキサント、レンボレキサント、ダリドレキサントの3剤が使えます。
3. メラトニン受容体作動薬
体内時計の中枢である視交叉上核のメラトニン受容体に作用し、夕方以降の覚醒シグナルを弱めて自然な入眠を後押しする薬です。日本ではラメルテオンが該当します。作用は穏やかで、夜中に目が覚めるタイプの不眠には向きません。体内時計と睡眠の関係は「睡眠生理学:夜の休息の背後にある科学」で解説しています。
4. 低用量ドキセピン
抗うつ薬ドキセピンを3〜6mgというごく少量で使い、ヒスタミンH1受容体の遮断作用だけを取り出して睡眠維持に用いる方法です。海外では中途覚醒型の不眠に承認されていますが、日本では未承認。超短時間作用型のザレプロンも国内では流通していません。
どう選ぶか|「寝つけない」のか「途中で目が覚める」のか
薬の選択でまず問われるのは、不眠のかたちです。
寝つきが悪いだけの場合(入眠障害)は作用時間が短めの薬が向き、非ベンゾジアゼピン系、オレキシン受容体拮抗薬、ラメルテオンが候補になります。夜中や早朝に目が覚める場合(睡眠維持障害)や両方が混在する場合は朝までカバーできる作用時間が必要で、オレキシン受容体拮抗薬、ゾルピデム徐放製剤、エスゾピクロンなどが候補です。
そのうえで、年齢と併存疾患が選択を大きく左右します。高齢の方、認知機能が低下している方、オピオイドを服用中の方では、BZRAを避けてオレキシン受容体拮抗薬やラメルテオンから始めるのが安全です。逆に若年で併存疾患が少なく、翌朝の注意点を守れる方であれば、非ベンゾジアゼピン系も妥当な初期選択になります。
一方、ベンゾジアゼピン系睡眠薬をあえて最初に選ぶ理由は、現在ではほとんどありません。半減期が長い薬剤が多く、依存や耐性のリスクが高く、より安全な代替薬があるためです。
効果はどのくらいか|研究が示す実際の数字
「睡眠薬を飲めば別人のように眠れる」というイメージは、データと合いません。プラセボと比較した臨床試験の結果を並べると、変化は意外に控えめです。
- 非ベンゾジアゼピン系:入眠までの時間が5〜15分短縮、総睡眠時間が30〜60分増加。主観的な睡眠の質は中等度から大きく改善
- ベンゾジアゼピン系:入眠までの時間が約10分短縮、総睡眠時間が30〜60分増加
- スボレキサント:4試験3,076例のメタ解析で、自覚的な入眠潜時が約7分短縮、自覚的な睡眠時間が約18分増加。効果は12か月時点でも維持
- ラメルテオン:11試験5,700例超のメタ解析で、自覚的入眠潜時が4.6分短縮、総睡眠時間が7.3分増加。ただし中途覚醒などの指標では有意差なし
薬剤同士を直接比較した試験は非常に少ないのが実情です。2022年の大規模なネットワークメタ解析は、30種類の薬剤・154試験・約45,000人のデータを統合し、有効性・受容性・忍容性の総合バランスからエスゾピクロンとレンボレキサントが比較的良好と結論づけました。ただし同じ解析で、エスゾピクロンには既知の副作用があり、レンボレキサントは長期安全性データが不十分とも指摘されています。154試験のうち4週間を超えるものはわずか5件で、「長く飲んだときどうなるか」を直接示す証拠は乏しいままです。
数字が控えめであることは、薬が無意味という意味ではありません。ただ、非薬物療法を並行させる必要がある根拠にはなります。
副作用と注意点|転倒、翌朝の眠気、そして複雑睡眠行動
すべての睡眠薬に共通するのが中枢神経抑制作用、つまり注意力の低下、ふらつき、翌朝への持ち越しです。リスクはBZRAで最も高く、オレキシン受容体拮抗薬で中程度、ラメルテオンで最も低いとされます。アルコールや他の鎮静薬と併用すると危険性は跳ね上がります。
とくに注意していただきたいのが複雑睡眠行動です。眠ったまま歩く、食べる、電話をかける、さらには運転するといった行動が、本人の記憶なく起こることがあります。すべての睡眠薬で報告されていますが、ゾルピデム、ゾピクロン系、トリアゾラムでとくに多いとされ、頻度の推計は3〜25%と幅があります。事故や転落による死亡例も報告されており、米国FDAは2019年、ゾルピデム・ゾピクロン系・ザレプロンの全製剤に枠組み警告を追加しました。1回の服用でも起こりうること、一度でも起きたら服用を中止すべきことが明記されています。
転倒と骨折も見過ごせません。ベンゾジアゼピン系だけでなく非ベンゾジアゼピン系でも転倒外傷リスクの上昇が観察されており、600万人以上を対象とした観察研究のレビューでも骨折との関連が報告されています。とくに高齢の方は肝代謝が落ちて血中濃度が上がりやすく、過度の鎮静、認知機能の低下、せん妄、バランス障害が起こりやすくなります。米国老年医学会のビアーズ基準は、BZRAをすべて「高齢者では潜在的に不適切な薬剤」に分類しています。
オレキシン受容体拮抗薬に特有の副作用は、まれですが睡眠麻痺(いわゆる金縛り、0.6%)、入眠時・出眠時幻覚(0.5%)、脱力発作に似た症状です。ナルコレプシーの方には使えません。一方で呼吸抑制を起こしにくく、慢性閉塞性肺疾患や睡眠時無呼吸症候群を併せ持つ方でも比較的使いやすいと考えられています。
適応外で使われる薬、市販薬、サプリメント|エビデンスは弱い
実際の診療では、不眠症の適応を持たない薬が睡眠目的で処方されることも少なくありません。トラゾドンやミルタザピンなどの鎮静系抗うつ薬、クエチアピンなどの抗精神病薬、ガバペンチンなどです。ただしトラゾドンの7試験429例のメタ解析では主観的な睡眠の質と覚醒回数は改善したものの客観的指標に差は出ず、米国睡眠医学会のガイドラインは使用を推奨していません。抗精神病薬も、原発性不眠症を対象とした小規模試験が1件のみで有意な改善は示されていません。
市販の睡眠改善薬(ジフェンヒドラミンなど)も、入眠時間の短縮は約8分、総睡眠時間の増加は約12分にとどまり、連用で耐性が生じます。メラトニンは12のメタ解析を統合したレビューで「有意だが効果は小さく、臨床的意義には合意がない」と評価され、ハーブ系は14試験1,600例超のメタ解析で13の有効性指標すべてでプラセボとの有意差がありませんでした。なお日本ではメラトニンは米国のようなサプリメントとして販売されておらず、成人の不眠症に対する承認もありません。
日本の治療環境|2026年に大きく変わったこと
ここまでは主に海外のエビデンスにもとづく話です。日本で治療を受けるうえでは、選択肢が広がる制度上の変化が最近ありました。
対面式CBT-Iが保険適用になりました。 これまで日本では、CBT-Iが第一選択と分かっていても保険診療の対象外だったため、「睡眠薬が効かないとき・効果不十分なときに検討する」という位置づけにとどまっていました。日本のガイドライン『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン-出口を見据えた不眠医療マニュアル-』も、この制約を前提に組まれています。令和8年度(2026年度)の診療報酬改定で認知療法・認知行動療法の対象疾患に不眠症が加えられ、対面式CBT-Iが保険診療の対象になりました。
不眠障害用の治療アプリも保険適用になりました。 「サスメド 不眠障害用アプリ Medcle」が2026年6月1日付で保険収載され(償還価格24,100円)、同日から使えるようになりました。7日間の睡眠衛生指導と睡眠日誌の記録の後、8週間にわたり睡眠制限法・刺激制御法・認知療法のプログラムを進める計9週間の治療です。日本睡眠学会の適正使用指針によると、対象は軽症〜中等症の不眠障害で、重症例、2種類以上の睡眠薬を服用中の方、精神疾患のある方、交代勤務・夜勤に従事している方などは原則対象外。処方できるのはCBT-Iの研修を修了した医師に限られます。
このアプリの臨床試験結果は、睡眠薬との性質の違いをよく表しています。8週間の治療終了時点ではゾルピデム5mgのほうが改善が上回っていましたが、中止2週間後(10週目)にはゾルピデム群で不眠症状の悪化が現れ、アプリ群では悪化が見られず、10週目の効果は同程度になりました。10週目または中止時に「薬物治療の継続が必要」と医師が判断した割合は、アプリ群7.0%に対しゾルピデム群26.3%で有意差がありました。
薬の顔ぶれも変わっています。 オレキシン受容体拮抗薬は2024年9月にダリドレキサントが承認され(同年12月発売)、国内3剤目となりました。作用時間の異なる選択肢が増え、「朝まで効かせたいが持ち越しは避けたい」といった調整の幅が広がっています。最新動向は「【2025年最新】睡眠医学の進展」でも取り上げています。
やめ方|「出口」を最初から設計する
日本のガイドラインの副題が「出口を見据えた不眠医療マニュアル」であるのは象徴的です。睡眠薬は、始めるときにやめ方まで考えておくべき薬です。
まず、急にやめてはいけない薬があります。 ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系は突然の中止で反跳性不眠(もとより強い不眠)が起こりやすく、推奨量を超えて服用していた場合はとくにリスクが高くなります。2023年の専門医コンセンサスにもとづく指針では、ベンゾジアゼピン系は1回あたり10〜25%ずつ1週間から数週間の間隔で、非ベンゾジアゼピン系は週あたり25%ずつ減量する方法が示されています。
一方、オレキシン受容体拮抗薬とラメルテオンは、中止時に一貫した反跳現象が観察されておらず、漸減を必須とする根拠はないとされています。レンボレキサントでは12か月の連続使用後、中止から2週間の間に離脱や反跳の明らかな所見は認められませんでした。抗うつ薬を睡眠目的で使っていた場合は、中断症候群(不眠、感冒様症状、気分の変化)が起こりうるため必ず漸減が必要です。
減薬で重要なのは、減らす順序よりも代わりの手段を先に用意することです。長期にBZRAを服用している人に対してCBT-Iが減薬・中止を後押しするという証拠が積み上がっており、何が起こりうるかを事前に理解しておくこと自体も成功率を高めます。
なお、薬をやめると「もとの不眠に戻る」ことは十分にありえます。これは離脱症状ではなく、治療されていた症状が再び顔を出しているだけです。両者を区別せず「やっぱり薬が必要だった」と結論づけると、出口が遠くなります。
まとめ|薬は選択肢のひとつ、そして期間限定が原則
- 慢性不眠症の第一選択はCBT-I。睡眠薬は組み合わせて使う部品のひとつ
- 日本で使えるのはBZRA・オレキシン受容体拮抗薬・メラトニン受容体作動薬の3グループ
- 選択の軸は「寝つきか、途中覚醒か」と「年齢・併存疾患」。ベンゾジアゼピン系をあえて第一選択にする理由は現在ほとんどない
- 効果は入眠5〜15分短縮、総睡眠時間30〜60分増加程度が現実的な目安
- 複雑睡眠行動、転倒・骨折、翌朝の持ち越しに注意。高齢者ではとくに慎重に
- 2026年度から対面式CBT-Iと治療用アプリが保険適用に
- BZRAは漸減が必要。オレキシン受容体拮抗薬とラメルテオンは漸減必須ではない
眠れない夜が続くと「効く薬」を探したくなります。しかし2026年の日本では、薬以外の治療にも保険で手が届くようになりました。まずは眠れない原因を医師と整理し、薬を使うかどうか、使うならいつまでかを一緒に決めていただくのが、いちばん確かな道だと考えています。
この記事のテーマで相談できるクリニック
監修医が理事長を務める医療法人社団季邦会の関連クリニックでは、いびき・睡眠時無呼吸・不眠の診療を行っています。睡眠時無呼吸の検査はご自宅で受けられます。
- いびき・睡眠時無呼吸・不眠神保町駅前内科クリニック千代田区/神保町駅A3出口 徒歩1分睡眠時無呼吸の簡易検査・精密検査とも自宅で実施(保険適用)。CPAP の導入、不眠症の診療にも対応。平日19時30分まで。予約・詳細を見る
- いびき・睡眠時無呼吸・不眠巣鴨クリニック豊島区/巣鴨駅 徒歩1分いびき・睡眠時無呼吸・不眠を診療。生活習慣病・内分泌内科も。平日夜19時30分まで、土曜も診療。予約・詳細を見る
- いびき・睡眠時無呼吸・不眠街のクリニック 立川・村山立川市/玉川上水駅 徒歩1分いびき・睡眠時無呼吸・不眠を診療。内科・糖尿病内科・甲状腺内科・呼吸器内科。土日診療、オンライン診療にも対応。予約・詳細を見る
- いびき・睡眠時無呼吸・不眠街のクリニック 大島駅前江東区/大島駅A5出口 徒歩1分いびき・睡眠時無呼吸・不眠を診療。内科・糖尿病内科・循環器内科など。土日は午前診療。予約・詳細を見る
- いびき・睡眠時無呼吸・不眠街のクリニック 日野・八王子日野市/北八王子駅 徒歩15分いびき・睡眠時無呼吸・不眠を診療。内科・呼吸器内科・糖尿病内科など。土日診療。予約・詳細を見る
※ 本サイトは株式会社ENが運営しています。掲載のクリニックは当社の関連法人である医療法人社団季邦会が運営する診療所です。
お近くの医療機関を地域や診療科から探したい方へ他のクリニックを探す
この記事が含まれるガイド
あわせて読みたい
この記事の監修者
鎌形博展株式会社EN 代表取締役兼CEO、医療法人社団季邦会 理事長
救急医療の最前線で培った臨床経験をもとに、現在は「街のクリニック」グループ(首都圏7拠点)の理事長として、高血圧・いびき・睡眠時無呼吸症候群など生活習慣病の診療にあたっています。特に「神保町駅前内科クリニック」では、いびきや睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング・治療に日常的に取り組んでおり、日々の診療で得た知見を本メディアの監修に活かしています。
専門科目
所属・資格
- 日本救急医学会
- 日本災害医学会所属
- 社会医学系専門医・指導医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 国際緊急援助隊・日本災害医学会コーディネーションサポートチーム
- ICLSプロバイダー(救命救急対応)
- ABLSプロバイダー(熱傷初期対応)
- Emergo Train System シニアインストラクター(災害医療訓練企画・運営)
- FCCSプロバイダー(集中治療対応)
- MCLSプロバイダー(多数傷病者対応)
研究実績
- 災害医療救護訓練の科学的解析に基づく都市減災コミュニティの創造に関する研究開発 佐々木 亮,武田 宗和,内田 康太郎,上杉 泰隆,鎌形 博展,川島 理恵,黒嶋 智美,江川 香奈,依田 育士,太田 祥一 救急医学 = The Japanese journal of acute medicine 41 (1), 107-112, 2017-01
- 基礎自治体による互助を活用した災害時要援護者対策 : Edutainment・Medutainmentで創る地域コミュニティの力 鎌形博展, 中村洋 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 修士論文 2016
メディア出演
- フジテレビ 『イット』『めざまし8』
- 共同通信
- メディカルジャパン など多数
参考文献
- Sateia MJ, Buysse DJ, Krystal AD, et al. Clinical Practice Guideline for the Pharmacologic Treatment of Chronic Insomnia in Adults: An American Academy of Sleep Medicine Clinical Practice Guideline. J Clin Sleep Med 2017; 13:307.
- Qaseem A, Kansagara D, Forciea MA, et al. Management of Chronic Insomnia Disorder in Adults: A Clinical Practice Guideline From the American College of Physicians. Ann Intern Med 2016; 165:125.
- Riemann D, Baglioni C, Bassetti C, et al. European guideline for the diagnosis and treatment of insomnia. J Sleep Res 2017; 26:675.
- De Crescenzo F, D’Alò GL, Ostinelli EG, et al. Comparative effects of pharmacological interventions for the acute and long-term management of insomnia disorder in adults: a systematic review and network meta-analysis. Lancet 2022; 400:170.
- Pillai V, Roth T, Roehrs T, et al. Effectiveness of Benzodiazepine Receptor Agonists in the Treatment of Insomnia: An Examination of Response and Remission Rates. Sleep 2017; 40.
- Buscemi N, Vandermeer B, Friesen C, et al. The efficacy and safety of drug treatments for chronic insomnia in adults: a meta-analysis of RCTs. J Gen Intern Med 2007; 22:1335.
- Holbrook AM, Crowther R, Lotter A, et al. Meta-analysis of benzodiazepine use in the treatment of insomnia. CMAJ 2000; 162:225.
- Kuriyama A, Tabata H. Suvorexant for the treatment of primary insomnia: A systematic review and meta-analysis. Sleep Med Rev 2017; 35:1.
- Kuriyama A, Honda M, Hayashino Y. Ramelteon for the treatment of insomnia in adults: a systematic review and meta-analysis. Sleep Med 2014; 15:385.
- Rojas-Fernandez CH, Chen Y. Use of ultra-low-dose (≤6 mg) doxepin for treatment of insomnia in older people. Can Pharm J (Ott) 2014; 147:281.
- US Food and Drug Administration. FDA adds boxed warning for risk of serious injuries caused by sleepwalking with certain prescription insomnia medicines. FDA Drug Safety Communication, April 30, 2019.
- Tom SE, Wickwire EM, Park Y, Albrecht JS. Nonbenzodiazepine Sedative Hypnotics and Risk of Fall-Related Injury. Sleep 2016; 39:1009.
- Xu C, Leung JCN, Shi J, et al. Sedative-hypnotics and osteoporotic fractures: A systematic review of observational studies with over six million individuals. Sleep Med Rev 2024; 73:101866.
- By the 2019 American Geriatrics Society Beers Criteria® Update Expert Panel. American Geriatrics Society 2019 Updated AGS Beers Criteria® for Potentially Inappropriate Medication Use in Older Adults. J Am Geriatr Soc 2019; 67:674.
- Watson NF, Benca RM, Krystal AD, et al. Alliance for Sleep Clinical Practice Guideline on Switching or Deprescribing Hypnotic Medications for Insomnia. J Clin Med 2023; 12:2493.
- Yi XY, Ni SF, Ghadami MR, et al. Trazodone for the treatment of insomnia: a meta-analysis of randomized placebo-controlled trials. Sleep Med 2018; 45:25.
- Everitt H, Baldwin DS, Stuart B, et al. Antidepressants for insomnia in adults. Cochrane Database Syst Rev 2018; 5:CD010753.
- Thompson W, Quay TAW, Rojas-Fernandez C, et al. Atypical antipsychotics for insomnia: a systematic review. Sleep Med 2016; 22:13.
- Low TL, Choo FN, Tan SM. The efficacy of melatonin and melatonin agonists in insomnia – An umbrella review. J Psychiatr Res 2020; 121:10.
- Leach MJ, Page AT. Herbal medicine for insomnia: A systematic review and meta-analysis. Sleep Med Rev 2015; 24:1.
- Itani O, Kaneita Y, Munezawa T, et al. Nationwide epidemiological study of insomnia in Japan. Sleep Med 2016; 25:130.
- 三島和夫(睡眠薬の適正使用及び減量・中止のための診療ガイドラインに関する研究班)編『睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン-出口を見据えた不眠医療マニュアル-』じほう、2014年
- 日本睡眠学会「サスメド不眠障害用アプリ Medcle 適正使用指針(第3版)」2026年5月11日
- 厚生労働省「医療機器の保険適用について(令和8年6月1日収載予定)」
- 厚生労働省「令和8年度診療報酬改定 個別改定項目について」(令和8年2月13日、Ⅲ-5-4⑭ 認知療法・認知行動療法の見直し)
- 塩野義製薬「不眠症治療薬『クービビック®錠25mg 50mg』新発売のお知らせ」2024年12月19日



