2026年2月7日〜8日に第120回医師国家試験が実施されました。
現4〜5年生の医学生の中には、「そろそろ具体的な勉強計画を立てたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、医師国家試験対策シリーズの
STEP④「過去問・問題演習の進め方」として、
- 医師国家試験の過去問は何年分解くべきか
- 周回数はどれくらい必要か
- 間違えた問題の復習方法
について、実際に国試を受験した医学部6年生の筆者の経験をもとに解説します。
医師国家試験対策では、過去問演習が最も重要です。
効率よく進めることで、合格に一気に近づきます。

医師国家試験の過去問は何年分解くべき?
結論から言うと、基本は「最新5年分」を完璧にすることが最も重要です。
多くの医学生も、まずはこの5年分を目標にしています。
さらにおすすめの進め方は以下の通りです。
- 基本:最新5年分を徹底的にやり込む
- 直前期:最新3年分をもう一度解く
余力があれば:苦手分野や頻出分野を10年分
画像問題は10年分見ると有利
特におすすめなのが、マイナー科の画像問題を10年分確認することです。
医師国家試験では、同じ画像や類似画像が繰り返し出題されることがあるため、
画像を見ただけで診断できるようになると大きなアドバンテージになります。
公衆衛生が苦手な人は10年分がおすすめ
また、公衆衛生が苦手な人は10年分の演習を行うと安心です。
- 出題数が多い
- 傾向が似ている
- 計算問題に慣れが必要
といった特徴があるため、
- 疫学の計算問題
- 保健統計
などに慣れておくことで得点源になります。
まとめ:過去問の年数
基本:5年分
直前期:3年分を再演習
余力があれば:10年分(画像・公衆衛生など)
医師国家試験の過去問は何周すべき?
周回数については個人差がありますが、「繰り返すこと」自体が最も重要です。
筆者の場合は、以下のようなペースで進めていました。
- ポリクリ中:全問題を分野別に1周
- 5年進級試験まで:1周目問題だけを分野別に1周
- 卒業試験まで:全問題を分野別に1周
- 直前期:最新5年分を1周
結果として、重要な最新5年分は3〜5周程度解いていたと感じています。
周回のコツ
問題演習アプリでは、
- 分野別
- 回数別
- 1周目問題のみ
- 間違えた問題のみ
など、さまざまな出題方法が選べます。
すべての問題を均等に回す必要はなく、
重要な問題・間違えた問題を重点的に回すことが効率的です。
間違えた問題の復習方法
過去問演習で最も差がつくのは、復習の質です。
筆者は、
- 解説を読んで重要な内容を書き起こす
- 繰り返し見返す
という方法で復習していました。
実際に行っていた復習方法
- ポリクリ中:エクセルで記録
- 卒業試験まで:iPadに書き込み
- 直前期:紙にまとめる
方法は統一せず、あえて変えることで飽きを防ぐ工夫をしていました。
復習のタイミング(重要)
- その日の夜に見返す
- 3日後にもう一度
- 1週間後に再確認
といったように、間隔を空けて繰り返すことが記憶定着に効果的です。
復習方法は人それぞれでOK
- 解説を読むだけの人
- 周回数でカバーする人
など、やり方は人それぞれです。
ただし共通して言えるのは、
「忘れる前提で、何度も繰り返すこと」が最も重要という点です。
まとめ:過去問演習は「回転数が肝!」
医師国家試験対策においては、
- 最新5年分を中心に
- 3〜5周以上繰り返し
- 間違えた問題を重点的に復習
することが合格への近道です。
過去問演習を制することが、そのまま国試合格につながります。
次の記事
次の記事では、
STEP⑤ 医師国家試験 直前期の過ごし方
として、
- 体調管理
- メンタル管理
- 医師国家試験直前期の勉強法
を解説します。
ぜひあわせてご覧ください。
文責:ProDoctorsインターンシップ生(医学部6年)

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