【2026年版】府中市の精神科・心療内科クリニック5選|標榜14院から、初診の入口と診てもらえる年齢で選ぶ

【2026年版】府中市の精神科・心療内科クリニック5選|標榜14院から、初診の入口と診てもらえる年齢で選ぶ

本記事について

精神科・心療内科は「探すこと」そのものが負担になる科です。 本記事は、市内で精神科・心療内科を標榜する14院を全数で洗い出し、その医師が何を診てきたか初診の入口がいまどうなっているか何歳から診るかを先に確認して5院を選びました。

掲載順はおすすめ順ではありません。掲載料は受け取っていません(選定ポリシー)。

※市内の医療機関は厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年7月1日現在)で全数を確認し、資格・経歴・診療時間は各院の公式サイトで確認しています。Google口コミは2026年8月27日時点。受診前に各院の公式サイト等で最新情報をご確認ください。

目次

いま、つらくて限界のときの連絡先

この記事を読んで受診先を探している余裕がないときは、先に次へ連絡してください。 精神科のクリニックはほとんどが予約制で、初診まで数週間から2か月待つことがあります。待てないときのための窓口が、別に用意されています。

  • 命の危険があるとき、意識がない、大量に薬を飲んだ、大きなけがをしている → 119番
  • 東京都 精神科二次救急受付窓口「ひまわり」03-5272-0303——平日・土曜は17時から翌9時、休日は24時間受け付けています。都内の精神科二次救急は指定医療機関の輪番制で、当番病院は毎日変わるため、病院に直接電話するのではなくここへかけます(出典:東京都福祉局「精神科二次救急指定医療機関一覧」・令和4年4月1日現在)。府中市内では斎藤病院(浅間町)と根岸病院(武蔵台)が指定医療機関です
  • #いのちSOS 0120-061-338——毎日24時間、通話無料(出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」
  • よりそいホットライン 0120-279-338——24時間、通話無料。ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語を含む)。IP電話からは050-3655-0279(同上)
  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556——東京都は12時から翌5時30分まで、休みなし(東京都保健医療局保健政策部が対応/出典:厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」・令和5年10月1日現在)
  • 24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省・24時間)、チャイルドライン 0120-99-7777(毎日16時〜21時)——18歳までの方へ(同上)
  • 府中市 健康推進課成人保健係(保健センター)042-368-6511——平日8時30分から17時(正午から13時は当番の職員が対応)。市もこころとからだの相談を受け付けています(出典:府中市「こころの健康」
  • 東京消防庁 救急相談センター #7119(多摩地区は042-521-2323)——24時間・年中無休(出典:東京消防庁「東京消防庁救急相談センター」

これらは、ご本人だけのための窓口ではありません。 家族や友人のことが心配で、どう声をかけたらいいか分からない——そういう相談も受け付けています。

はじめに

府中市で精神科・心療内科(精神科/神経科/心療内科/老年精神科)を標榜している診療所は14院です。 厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年7月1日現在)で確認した、市内の診療所164件のうちの数です。

このうち、精神科・心療内科を本体にしている院は6院でした。 ささきクリニック(宮町)、吉沢メンタルクリニック(宮町)、府の森メンタルクリニック(宮町)、府中こころ診療所(宮西町)、府中よりそいクリニック(晴見町)、だいこくさまクリニック(清水が丘)。残る8院は内科・小児科・訪問診療が本体で、精神科を並べて掲げています。

そして、この科を調べていていちばん驚いたのは、各院が「診ない領域」をはっきり書いていることでした。

  • だいこくさまクリニックは、小児思春期・発達障害・パーソナリティ障害・てんかん・アルコール依存症などの嗜癖関連・認知症・ADHD・統合失調症・摂食障害を「原則として診察していません」と公式サイトに明記し、「うつ病」「社会不安障害(神経症)」「パニック障害」「不眠症」に絞っています
  • ささきクリニックは「20歳以下の診察は行っておりません」だいこくさまクリニックは「20歳以上の方を診察しています」府中こころ診療所は「小学4年生から」
  • ささきクリニックは、救急・即日入院が必要な方、アルコール・薬物の依存の治療、小児・未成年、法律上の相談・鑑定を「対応できない疾患、病状」として一覧にしています
  • 府中こころ診療所は「興奮が強い方」「パーソナリティ障害の診断の方」について、対応が難しい場合があると断っています

他の科では、ここまで書いている院はほとんどありません。 精神科は診療に時間がかかり、薬の扱いにも制限があるため、「うちで診られる範囲」を先に示すのが親切だという判断なのだと思います。裏を返すと、読者の側は「行ってみたら対象外だった」ということが起こりうる科です。だからこの記事では、比較表の最終列を「休診日」ではなく「診てもらえる年齢・範囲」にしました。

もうひとつ、この科に固有の事情があります。初診が、いつでも受けられるとは限りません。

  • 吉沢メンタルクリニック(宮町)は、公式サイトの冒頭で「現在、諸事情により初診の受付を停止しております。再開の時期は未定です」と告知しています(2026年8月27日確認)
  • 府中よりそいクリニック(晴見町)は「初診のご予約は2カ月程度お待ちいただく場合がございます」と明記しています
  • 府中こころ診療所(宮西町)は、初診枠の空き状況(成人・10代)をトップページで随時公開しています

「行ける院」と「いま初診が受けられる院」は別です。 本記事では、2026年8月27日時点で初診の受付が停止されていない5院を掲載し、停止中の1院は「このほかの選択肢」に事実として記載しました。

軸は3つ置きました。

ひとつは資格です。 精神科でよく見かける精神保健指定医は、学会の専門医とは別のもので、国(厚生労働大臣)が指定する資格です。5年以上の診断・治療の経験、うち3年以上の精神障害の診断・治療の経験、厚生労働大臣が定める程度の診断・治療の経験、そして申請前3年以内の研修の修了が要件で(出典:e-Gov法令検索「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」第18条)、5年度ごとに研修を受けないと効力を失います(同法第19条)。入院が必要かどうかの判定など、本人の同意によらない医療に関わる判断を担う資格です。掲載5院は全院がこの指定医です(ささきクリニックの公式表記は「精神科指定医」で、学会名等の記載はありません)。

一方、日本専門医機構認定の精神科専門医は、5年以上の臨床経験があり、研修施設群で専門研修指導医の下、精神科専門研修を3年以上おこなって課程を修了した者が試験を受けて認定され、5年ごとに更新します(出典:日本精神神経学会「日本専門医機構認定精神科専門医制度規則」第8条・第17条・令和7年6月18日改定施行)。府中市の掲載5院で、精神科専門医を公式サイトに明記しているのは2院です。

ふたつめは、医師以外の職種と、通院以外の枠があるかどうか。 精神科の治療は診察室の中だけで終わりません。臨床心理士による心理検査やカウンセリング、精神保健福祉士による生活・就労・年金の相談、復職に向けたデイケアがその外側にあります。府中市では、この体制を公式サイトに書いている院とそうでない院で、はっきり分かれました。

みっつめが、先に書いた年齢と範囲です。

えんちゃんえんちゃん

「まず行ってみる」の一歩が重い科です。だからこそ、行く前に「そこが自分を診る院か」を確かめておくと、無駄足の分だけ負担が軽くなります。

口コミの見方

本記事は星の高い順に並べていません。 医療機関の口コミは、診療の中身より「投稿を集める運用をしているかどうか」を強く映すためです。何もしなければ不満の側に偏り、受付で投稿を依頼している院は件数も星も上がります。件数が少なく星が低いことは、医療の質が低いという意味ではありません選定ポリシー)。

精神科は、その偏りがもっとも大きく出る科です。 通院が何年も続き、薬の調整や生活の話を繰り返すため、関わりが濃く長いぶん、不満が積もる余地も増えます。府中市の数字はそれをそのまま示しました。掲載5院で件数がいちばん多いのは137件で、その院の星がいちばん低い★2.7です。逆に件数12件の院が★3.4、14件の院が★3.6でした。件数が増えるほど星が下がるという並びで、院の良し悪しではなく「どれだけ多くの人が通ったか」を映しています。 また、診断書が出なかった・薬が出なかったという不満が投稿になりやすい科でもあります。掲載院のうち何院かは、発行しない診断書の種類や処方しない薬を公式サイトに先に書いています。

口コミは、その院に行くかどうかを決める材料にはなりません。 何について書かれているかを眺める程度にとどめて、最後はご自身が受診して感じたことで判断されることをお勧めします。

比較一覧表

医院名院長・医師の専門性Google口コミ(参考)エリアこの院にしかない条件診てもらえる年齢・範囲
府中こころ診療所精神保健指定医+日本精神神経学会 精神科専門医臨床心理士+日本医師会認定産業医+認知症サポート医。東京大学医学部→国立精神神経センター病院 精神科レジデント(都立梅ヶ丘病院で児童精神科研修)→恩方病院 精神科医長★2.7/137件宮西町(府中駅1分)市内で唯一の週7日診療(土日も17時まで・月水金は19:30まで)・精神科デイ・ケアと精神科ショート・ケア「小規模なもの」を届出(復職支援リワーク)・24時間ネット予約とWeb問診・精神保健福祉士が複数名小学4年生から高齢の方まで(興奮が強い方・パーソナリティ障害の診断の方は対応が難しい場合あり)
府中よりそいクリニック精神保健指定医+日本精神神経学会専門医日本認知症学会 専門医・指導医日本老年精神医学会 専門医+認知症サポート医。関西医科大学→根岸病院に約10年・同院 認知症疾患医療センター長★3.4/12件晴見町(府中駅・北府中駅10分)市内で唯一「老年精神科」を標榜・認知症とMCIが主軸・バリアフリーと駐車場・駐輪場・金曜のみ当日予約可記載なし(診療内容は成人〜高齢の方が中心)。初診は2か月程度待ち
ささきクリニック理事長・院長は杏林大学→杏林大学附属病院 精神神経科で研修→東京武蔵野病院(急性期・慢性期・合併症)。公式表記は精神科指定医。副院長(女性・火金午前)は医学博士★2.9/21件宮町(府中駅)臨床心理士3名・精神保健福祉士2名が在籍=市内で最も多職種・認知行動療法(CBT)・自律訓練法・成人の発達障害検査(WAIS-IV/AQ/A-ADHD)20歳以下は診察していません。 救急・即日入院、アルコール・薬物依存の治療、鑑定も対象外
だいこくさまクリニック精神保健指定医(平成4年取得)。東京慈恵会医科大学(昭和61年卒)→多摩川病院→清川遠寿病院→丹沢病院→平成18年に開院★3.8/33件清水が丘(東府中駅1〜2分)診る範囲と診ない範囲を公式サイトで明示初診・再診の費用の目安を公開・平日は18:30まで20歳以上。 うつ病・社会不安障害・パニック障害・不眠症が中心で、発達障害・認知症・統合失調症などは原則として診察していません
府の森メンタルクリニック医学博士+精神保健指定医。広島大学→東京慈恵会医科大学 精神神経科米国国立アディクションリサーチセンター留学静岡県精神保健センター所長浜松医科大学 精神神経科 助教授→西八王子病院 院長→聖マリアンナ医科大学 神経精神科 助教授・精神療法センター長→現在 同大 客員教授★3.4/33件宮町(府中駅南口1分)掲載5院で経歴がもっとも厚い依存症と森田療法が専門領域(『タバコはなぜやめられないか』『薬物依存』岩波新書の著者)・土曜も診療記載なし。診療時間も公式サイトに掲載がありません(電話で確認が必要)

※Google口コミの評価・件数は2026年8月27日時点。掲載順は「その医師が精神科・心療内科の何を診てきたか」でまとめ、同じ地区が続かないように並べています。おすすめ順ではありません。

夜間・土日・祝日に診てもらうには

掲載5院にかぎらず、府中市内で「いつ開いているか」をまとめます。 診療時間は掲載の基準にしていません(選定ポリシー)。

平日の夜

いちばん遅いのは府中こころ診療所の19:30で、月・水・金の週3日です。次がだいこくさまクリニックの18:30(月・火・水・金)、ささきクリニックと府中よりそいクリニックが18:0019時半を過ぎて診てもらえる精神科・心療内科は市内にありません。

★木曜がほぼ全滅します

掲載5院のうち4院が木曜休診です(ささきクリニック・だいこくさまクリニック・府中よりそいクリニック・府の森メンタルクリニック)。木曜に開いているのは府中こころ診療所だけでした。平日に休みを取って受診するなら、木曜を避けたほうが選択肢が広がります。

土曜

掲載5院すべてが土曜の午前に開いています。 府中こころ診療所9:00〜13:00、府中よりそいクリニック9:00〜13:00(再診のみ。初診は月・火・水・金)、ささきクリニック9:30〜12:30、だいこくさまクリニック9:30〜12:30(土曜は初診の受付を中止しています)、府の森メンタルクリニックは公式サイトに「土曜診療」と掲げています(時間の記載はありません)。午後まで開いているのは府中こころ診療所の17:00までだけです。

日曜

市内で日曜に診療している精神科・心療内科は、府中こころ診療所の1院です(9:00〜13:00・14:00〜17:00)。同院は祝日以外は週7日診療しています。

祝日

掲載5院はいずれも祝日が休診です。

★市の休日・夜間の応急診療には、精神科が含まれていません

府中市は保健センター(府中町2丁目25番地/042-368-5311)で応急診療を行っていますが、診療科目は休日が内科・小児科・歯科、夜間が内科・小児科で、精神科・心療内科は対象外です(出典:府中市「休日・夜間診療」・最終更新2026年3月17日)。

夜間・休日に、こころの不調で受診が必要になったときの入口は、市の応急診療ではなく次になります。

通院中の方へ——だいこくさまクリニックは「夜間救急対応は行っていません」と公式サイトに明記しています。かかりつけがあっても、夜間の急変時の入口は上記になります。通っている院に、夜間や休日に連絡が取れるかどうかを、落ち着いているうちに確認しておくと安心です。

精神科と心療内科は、どちらへ行けばいいのか

府中市の14院の標榜を並べると、この2つの科名の使われ方が見えてきます。

  • 精神科と心療内科の両方を掲げているのが7院(ささきクリニック・吉沢メンタルクリニック・府の森メンタルクリニック・府中こころ診療所・府中よりそいクリニック・だいこくさまクリニック・森のやすらぎクリニック)
  • 心療内科だけが2院(なのはなクリニック・松尾医院)
  • 精神科だけが5院(タムス総合クリニック府中駅前・府中けやきクリニック・府中ゆずクリニック・愛和診療所・森田小児科医院)
  • さらに「神経科」を併記しているのが3院(ささきクリニック・吉沢メンタルクリニック・だいこくさまクリニック)、「老年精神科」が1院(府中よりそいクリニック)

掲載5院はいずれも、精神科と心療内科の両方を掲げています。 つまり、府中市で「どちらの科名を選ぶか」で行き先が変わることは、実際にはほとんどありません。 迷ったら、症状と、その院が診ると書いている範囲で選んでください。

科名より、はっきり効くのは次の3点でした。

1. その院が「診ない」と書いている範囲に、自分が入っていないか(発達障害・認知症・依存症・統合失調症・年齢)2. いま初診が受けられるか3. 薬以外の関わり(心理検査・カウンセリング・デイケア・生活や年金の相談)を求めているか

「神経科」は精神科の古い呼び名として使われてきた科名で、府中市で併記している3院はいずれも精神科・心療内科を本体にしています。手足のしびれ・ふるえ・歩きにくさなど、神経そのものの病気が心配な場合は「脳神経内科」で、別の科です。府の森メンタルクリニックは、厚生局の一覧では「神経内科」を標榜していますが、公式サイトの表記は「神経科」で、診療案内に挙げられているのは心療内科と精神科の疾患です。

場面から選ぶ

眠れない・気分が落ち込む状態が続いている

掲載5院はいずれも、うつ・不安・不眠を診療の中心に挙げています。 そのうえで違いが出るのは通いやすさです。仕事を続けながら通うなら、平日19:30まで(月水金)と土日も開いている府中こころ診療所予約なしの当日受診を考えるなら、府中こころ診療所が「当日も含め、ご連絡いただけると時間調整をさせていただきます」と書いています(予約なしの場合は長時間待つことがある、とも添えられています)。府中よりそいクリニックは完全予約制・電話のみで、初診は2か月程度待ちです。

仕事を休むことになった/復職を考えている

リワーク(復職支援)のプログラムを自院に持っているのは、掲載5院では府中こころ診療所だけです。同院は公式サイトの掲示事項で、精神科デイ・ケア「小規模なもの」と精神科ショート・ケア「小規模なもの」の施設基準を地方厚生局へ届け出ていることを公表しています。産業医の資格を持つ医師がいるのも同院(日本医師会認定産業医)です。府の森メンタルクリニックは「関係する保健・医療・福祉・職場・教育機関と連携をもち」と院長のあいさつで述べています。ささきクリニックはストレスチェック後の対応の相談を受け付け、精神保健福祉士と医師が対応すると書いています。

大人の発達障害を調べたい

ささきクリニックは、臨床心理士による発達障害検査(WAIS-IV/AQ/A-ADHD)を実施しています。ただし保険適用外(38,500円・税込)で、対象年齢は20歳から「投薬内容に制限があるため、発達障害の判定、診察、治療は行っておりません」と明記され、検査の実施と結果の案内までが範囲です。診断と治療まで希望する場合は他院を、と案内しています。府中こころ診療所は、発達障害の診断と、成人向けの集団プログラムを診療内容に挙げ、心理検査は提携の「府中カウンセリングルーム」に依頼する形(結果報告を含めて約30,000円)と説明しています。だいこくさまクリニックは、発達障害とADHDを「原則として診察していません」と明記しています。

もの忘れ・認知症が心配

府中よりそいクリニックは、市内で唯一「老年精神科」を標榜しており、院長は日本認知症学会の専門医・指導医、日本老年精神医学会の専門医、認知症サポート医です。府中こころ診療所も、もの忘れ・認知症を診療内容に挙げ、院長は認知症サポート医です。だいこくさまクリニックは認知症を原則として診察していません。

10代のこころ・不登校

掲載5院で10代を診るのは府中こころ診療所だけです。「小学4年生から高齢の方まで」を掲げ、不登校を独立した項目として扱い、10代向けのページを設けています。 院長は国立精神神経センター病院のレジデント時代に、都立梅ヶ丘病院(現 東京都立小児総合医療センター)で児童精神科の研修を積んでいます。ささきクリニックは20歳以下を、だいこくさまクリニックは20歳未満を診療の対象にしていません。

カウンセリングを受けたい

「カウンセリング」は、保険で受けられるものとそうでないものが混ざります。 ささきクリニックは「臨床心理士によるカウンセリング/認知行動療法/自律訓練法/検査のフィードバックは保険適応外」と明記しています(心理検査そのものは保険適用内で行うものと適用外のものがある、とも書かれています)。府中こころ診療所は、カウンセリングと心理検査を提携の「府中カウンセリングルーム」(2021年4月1日開設)に依頼する形で、カウンセリングの初回は当院を受診していなくても予約でき、土曜も取れるとしています。費用の扱いは院ごとに違うので、予約時に必ず確認してください。

薬をなるべく増やしたくない

府の森メンタルクリニックの院長は「最新の基準による診断、カウンセリングを含む心理的治療、必要最小限の薬物療法を基本とします」と書いています。だいこくさまクリニックは「多剤処方、大量処方は行っていません」と明記し、精神刺激薬(リタリン、ベタナミン)、ベゲタミン、エリミン、アンナカ、リーマス等の処方は行っていないこと、最初から薬品名(特に睡眠薬)を指定される場合は処方箋を発行できないことがあることまで公開しています。府中こころ診療所は「単剤化・減薬の試み」を独立したページで説明しています。

自立支援医療・診断書・障害年金

自立支援医療(精神通院医療)は、通院による精神医療を継続的に必要とする人の医療費の自己負担を軽くする公費負担医療制度で、向精神薬や精神科デイケアが対象の治療例として挙げられています(出典:厚生労働省「自立支援医療制度の概要」)。患者の負担は「1割または負担上限額」で、所得に応じて1か月あたりの負担上限額が設定されます(月額総医療費の1割がこれに満たない場合は1割/出典:厚生労働省「自立支援医療の患者負担の基本的な枠組み」)。統合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)は「重度かつ継続」の対象として、さらに軽減措置の枠が用意されています(同)。掲載院では、府中こころ診療所・ささきクリニック・府中よりそいクリニックが公式サイトで対応を明記しています。府中よりそいクリニックは「受給者証の有効期限は1年間ですので、毎年更新手続きが必要となります」と案内しています。府中こころ診療所は文書料を公開しており、診断書(当院書式)5,500円、自立支援医療診断書3,300円、精神障害者福祉手帳用診断書5,500円、障害年金診断書 初回16,500円・2回目以降8,800円(いずれも税込)です。

一方、だいこくさまクリニックは、労災保険指定医療機関ではないこと、係争目的の診断書は記載しないこと、銃刀法・理容師美容師免許・毒物劇物取扱責任者・運転免許などの申請に必要な診断書の発行を行っていないこと、成年後見制度に関する書類の発行ができないことを明記しています。書類が目的で受診する場合は、行く前に電話で確認してください。

家族のことで相談したい

ご本人が受診したがらないとき、家族だけで相談できるかは院によって扱いが違い、公式サイトに書かれていない院がほとんどでした。 市の窓口(府中市 健康推進課成人保健係/042-368-6511・平日8時30分〜17時)と、よりそいホットライン 0120-279-338(24時間)は、本人以外からの相談も受け付けています。

えんちゃんえんちゃん

「どの院か」より先に「自分が診てもらえる範囲に入っているか」を見ると、空振りが減ります。

院長が何をやってきたか

医療の質を患者が評価するのは、ほぼ不可能です。 口コミが当てにならないのは前述のとおりです。そこで各院に、医師の専門医資格・経歴を載せました。何を何年やってきたかは、口コミよりは中身に近い情報です。精神科では、大学病院にいたかどうかより「どんな患者さんを診る場所にいたか」——救急のある精神科病院か、認知症の専門病棟か、児童精神科か——のほうが、いまの診療の性格をよく説明します。

ただし医師の優劣ではありません。 経歴を公表していないことは質が低いことを意味しません(選定ポリシー)。

府中こころ診療所

京王線 府中駅の西出口(6番)からすぐ、けやき通り沿い。三和ビルの2・3・4階を使っています。府中市で、土曜も日曜も診療している精神科・心療内科は、確認できた範囲でこの1院だけです。

理事長・院長の春日 雄一郎先生は、平成17年に東京大学医学部を卒業し、天理よろづ相談所病院で初期研修医(総合内科を中心に幅広い科を研修)。平成19年に国立精神神経センター病院の精神科レジデントとなり、精神科一般病棟のほか、アルコール専門病棟・てんかん専門病棟で研修、途中で都立梅ヶ丘病院(現 東京都立小児総合医療センター)で児童精神科の研修を積んでいます。平成21年に医療法人永寿会 恩方病院の精神科医師として急性期病棟で統合失調症・うつ病・認知症・躁うつ病の治療にあたり、平成24年に同院 精神科医長(疾患教育担当)。統合失調症の方への集団精神療法(きぼう塾)、病棟での集団認知行動療法、ご家族のための家族教室を企画・主催していました。平成26年(2014年5月)に府中こころ診療所を開業し、平成30年に医療法人 Heart Station の理事長・院長になっています。

資格は精神保健指定医/日本精神神経学会 精神科専門医/臨床心理士/日本医師会認定産業医/認知症サポート医臨床心理士の資格を持つ精神科医は、掲載5院ではこの先生だけです。

病棟で集団プログラムを組み立ててきた経歴が、そのままクリニックの形になっています。 公式サイトの掲示事項には、地方厚生局へ届け出て承認を受けた施設基準として、こころの連携指導料(Ⅱ)/療養生活継続支援加算/精神科ショート・ケア「小規模なもの」/精神科デイ・ケア「小規模なもの」/外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)が挙げられています。このデイ・ケアの枠で「こころリワーク」という復職支援プログラムを運営しています。「2〜3か月を目安に週数回の通所をして、確実な復帰とストレス対応力の獲得を目指す」もので、徐々に回数(負荷)を増やし、最終的には週5回6時間のプログラムを継続して会社復帰につなげると説明されています。「つながりの専門家」である精神保健福祉士が複数名勤務していることも公表しています。発達障害の集団プログラムも平成30年4月から行っています。

対象は「小学4年生から高齢の方まで」。 公式サイトの「当院の特徴」で、「診察待ちの期間が長いといわれる10代の方(小学4年以上)や、発達障害の可能性に悩まれている方、介護保険も踏まえた高齢の物忘れの方などにも対応しています」と書かれています。同じ段落で「『興奮が強い方』『パーソナリティ障害の診断の方』など、対応が難しい場合があることにつき、ご理解のほどお願い申し上げます」と断っているのも、そのまま引用しておきます。

カウンセリングと心理検査は、提携心理機関の「府中カウンセリングルーム」(2021年4月1日開設)に依頼する形です。カウンセリングの初回は当院を受診していなくても予約でき、土曜も取れます。心理検査は結果報告を含めて約30,000円と案内されています。

初診は完全予約制、再診も原則予約制で、24時間対応のネット予約とWeb問診があります。トップページに初診枠の空き状況(成人・10代)を掲示していて、混み具合が行く前に分かります。文書料も公開されています。

なお、公式サイトの「ごあいさつ」は令和2年4月28日付で、「当院からのおしらせ」欄にも2020年前後の日付の告知が残っています。 一方、掲示事項のページには現行の施設基準が並び、トップページには近隣院の閉院に伴う転医の案内など新しい告知もあります。時間の記載は診療時間・アクセスのページ(画像の時間表)が最新とみられますが、初診の予約状況は変動するため、行く前にネット予約か電話で確認してください。

口コミの傾向(★2.7/137件)

件数137件は掲載5院で突出して多く、星は最も低い★2.7です。Googleのビジネス情報はオーナー管理になっています。週7日・ネット予約・10代も診るという間口の広さは、そのまま受診者数の多さになり、投稿の数にも表れます。 精神科では「担当医が誰か」「薬や診断書の希望が通ったか」が投稿に出やすく、その分だけ星は下がる方向に動きます。★の数を、診療の中身の評価として読まないでください。

項目内容
クリニック名医療法人社団 Heart Station 府中こころ診療所(2014年5月 開業/平成30年 医療法人化)
院長春日 雄一郎/精神保健指定医・日本精神神経学会 精神科専門医・臨床心理士・日本医師会認定産業医・認知症サポート医
経歴東京大学医学部(平成17年卒)→天理よろづ相談所病院 初期研修医→国立精神神経センター病院 精神科レジデント(平成19年・アルコール専門病棟/てんかん専門病棟/都立梅ヶ丘病院で児童精神科研修)→医療法人永寿会 恩方病院 精神科医師(平成21年)→同院 精神科医長(平成24年・疾患教育担当)
住所〒183-0022 東京都府中市宮西町一丁目1番地3 三和ビル2・3・4階
最寄駅京王線 府中駅 西出口(6番)からすぐ・徒歩1分(けやき通り沿い)
診療科心療内科・精神科
診療時間9:00〜13:00/14:00〜17:00(月〜日)、17:00〜19:30(月・水・金)
休診日祝日のみ(土日も診療)
対象年齢小学4年生から
予約方法初診は完全予約制、再診も原則予約制。24時間対応のネット予約とWeb問診(当日も連絡すれば時間調整。予約なしの場合は長時間待つことがある)
対応精神科デイ・ケア「小規模なもの」・精神科ショート・ケア「小規模なもの」を届出(復職支援「こころリワーク」)、こころの連携指導料(Ⅱ)、療養生活継続支援加算、発達障害の診断と集団プログラム、10代のこころ・不登校、もの忘れ・認知症、精神保健福祉士が複数名、提携心理機関「府中カウンセリングルーム」でのカウンセリング・心理検査、自立支援医療
文書料(税込)診断書(当院書式)5,500円/自立支援医療診断書3,300円/精神障害者福祉手帳用診断書5,500円/障害年金診断書 初回16,500円・2回目以降8,800円/英文・保険会社の診断書8,800円
電話042-319-7887
Google口コミ(参考)★2.7/137件(2026年8月27日時点)
公式サイトhttps://fuchu-kokoro.com/

このクリニックが向いている人仕事や学校を続けながら通いたい方(土日と月水金の夜)。復職に向けたリワークを探している方。 お子さんが小学4年生以上で、学校に行けなくなっている方。 大人の発達障害を、診断と治療まで含めて相談したい方。 ただし混み具合は市内でいちばん大きく動く院なので、初診枠の状況を先に確認してください。

府中よりそいクリニック

京王線 府中駅の北口から徒歩約10分、JR武蔵野線 北府中駅からも徒歩約10分。府中メディカルキューブの2階です。厚生局の一覧で「老年精神科」を標榜しているのは、市内14院でこの1院だけでした。

院長の青栁 宇以(あおやぎ うい)先生は、関西医科大学医学部医学科を卒業し、関西医科大学附属病院で初期研修医・精神科後期研修医。その後府中市の根岸病院に約10年勤務し、非常勤としてたかせクリニック・信愛病院・府中脳神経外科でも診療していました。根岸病院では認知症疾患医療センター長を務めています。根岸病院は、東京都が指定する精神科二次救急指定医療機関のひとつ(府中市武蔵台)で、市内の精神科医療の中心にいた医師が、そのまま市内で開業した形です。

資格は精神保健指定医/日本精神神経学会専門医/日本認知症学会 専門医・指導医/日本老年精神医学会 専門医/認知症サポート医日本老年精神医学会の専門医は、研修医期間を含め7年以上の臨床経験があり、精神科・神経科・老人科・神経内科・心療内科・内科・リハビリテーション科・脳神経外科などの指定医ないし専門医の資格を持ち、認定施設で研修カリキュラムを修了して試験に合格した医師に与えられ、5年度ごとに学術活動50単位以上で更新します(出典:日本老年精神医学会「専門医制度規則」第4条・第12条・令和元年6月7日一部改正)。日本認知症学会の専門医は、認定申請に直近3年以上連続して同学会員であることに加えて要件があり、学会は「1年間に専門医として認定できる医師の数は限られております」と説明しています(出典:日本認知症学会「日本認知症学会専門医制度」)。この2つを両方持つ医師は、府中市の掲載院ではこの先生だけです。

公式サイトのごあいさつには、「精神科医だった祖父は自宅で診療所を営んでおり、幼少期より祖父が診察室で患者さんと向き合う姿を見て育ちました」「95歳まで地域医療に従事した祖父と同じくらい長くこの地の精神科・認知症診療に貢献したく」と書かれています。

診療内容は、不安症/不安障害・もの忘れ・高齢者の精神症状・うつ・躁うつ・自律神経失調症・不眠・パニック障害・強迫性障害・統合失調症をそれぞれ独立したページで説明しています。認知症とMCI(軽度認知障害)が主軸です。

予約と初診の運用は、掲載5院でもっとも厳格です。 完全予約制で電話のみ(ネット予約はありません)。「初診のご予約は2カ月程度お待ちいただく場合がございます」と全ページに常時表示され、初診日は月・火・水・金(土曜は再診のみ)初診は院長または金曜日担当の医師(男性)が担当し、途中で主治医の変更はできません。 2026年7月17日付のお知らせで、金曜日のみ当日予約の受付を開始(金曜担当医師による診療。2回目以降も継続通院できる方が対象で、不眠症のみの方も対応)と告知されています。

建物はエレベーター完備でバリアフリー、駐車場と駐輪場があります。 掲載5院で駐車場を公式サイトに明記しているのはこの院だけでした。府中駅から京王バス「寺91」系統の「第一中学校」バス停より徒歩1分、国分寺駅からも同じ系統、国立駅からは「国02」「国01」「府21」系統の「寿町一丁目」バス停より徒歩7分です。高齢のご家族と一緒に車で行ける精神科という条件では、市内で他に選びにくい院です。

自立支援医療費制度に対応しており、申請に必要な自立支援医療診断書の発行についても料金表のページで案内しています。金曜日担当の非常勤医師の氏名・資格は、公式サイトでは確認できませんでした。

口コミの傾向(★3.4/12件)

件数は掲載5院で最も少ない12件で、星は★3.4です。Googleのビジネス情報はオーナー管理(「女性オーナー」の表示あり)。初診が2か月待ちで、初診日も曜日が限られているため、そもそも新規の受診者が入りにくい構造です。件数が少ないことは、評判が悪いことでも良いことでもありません。

項目内容
クリニック名府中よりそいクリニック(厚生局の保険医療機関 指定は令和4年11月1日)
院長青栁 宇以/精神保健指定医・日本精神神経学会専門医・日本認知症学会 専門医・指導医・日本老年精神医学会 専門医・認知症サポート医
経歴関西医科大学医学部医学科→関西医科大学附属病院 初期研修医・精神科後期研修医→根岸病院 勤務(約10年/非常勤でたかせクリニック・信愛病院・府中脳神経外科)根岸病院 認知症疾患医療センター長
住所〒183-0057 東京都府中市晴見町1-7-1 府中メディカルキューブ2階
最寄駅京王線 府中駅 北口より徒歩約10分/JR武蔵野線 北府中駅より徒歩約10分/京王バス「寺91」系統「第一中学校」バス停より徒歩1分
診療科心療内科・老年精神科・精神科
診療時間9:00〜12:00/14:00〜18:00(月・火・水・金)、土曜 9:00〜13:00
休診日木曜・日曜・祝日
対象年齢公式サイトに記載なし(診療内容は成人〜高齢の方が中心)
予約方法完全予約制・電話のみ(042-360-0874)。初診は2か月程度待ち。初診日は月・火・水・金(土曜は再診のみ)。金曜のみ当日予約可(金曜担当医師)。主治医の変更はできません
対応もの忘れ外来(認知症・MCI)、高齢者の精神症状、不安症/不安障害、うつ、躁うつ、自律神経失調症、不眠、パニック障害、強迫性障害、統合失調症、自立支援医療(診断書の発行を含む)
アクセスエレベーター完備・バリアフリー・駐車場/駐輪場あり
電話042-360-0874
Google口コミ(参考)★3.4/12件(2026年8月27日時点)
公式サイトhttps://yorisoi.clinic/

このクリニックが向いている人もの忘れが心配なご本人・ご家族。 高齢の方の不眠・不安・気分の落ち込みを、認知症との区別まで含めて診てほしい方。 車で通いたい方、車いすや杖を使っている方。 2か月待てる方——急いでいる場合は、他院か上記の相談窓口を先に検討してください。

ささきクリニック

京王線 府中駅の近く、宮町のサンスクエアビル2階。臨床心理士3名と精神保健福祉士2名が在籍していると公表しているのは、市内の掲載院でこの1院だけです。

理事長・院長の佐々木 志郎先生は、杏林大学を卒業し、杏林大学附属病院 精神神経科で研修新潟県の三条東病院に内科医として勤務したのち、東京武蔵野病院で急性期・慢性期・合併症を担当し、府中市で開業しています。公式サイトの資格の表記は「精神科指定医」で、学会名を含む正式な資格名や、学会認定の専門医資格の記載は確認できませんでした。

副院長の佐々木 直子先生(火曜・金曜の午前のみ勤務)は、杏林大学卒業・杏林大学大学院卒業、杏林大学付属病院・八王子恩方病院に勤務、医学博士女性医師の診察を希望する場合、市内で曜日と時間が公表されているのはこの院です。

この院の特徴は、医師以外の職種の厚さです。 臨床心理士3名がカウンセリングを担当し(公式サイトに「当院の心理士は全員臨床心理士の資格を持っています」と明記)、精神保健福祉士2名社会復帰、子育ての支援、障害年金、作業所の利用などの相談に応じています。診療内容として挙げられているのは、ストレスチェック(後の運用・専門医への受診の相談)/カウンセリング(心理療法)/認知行動療法(CBT)/自律訓練法(AT)/各種心理検査とフィードバック/ケースワーク/薬物療法/身体疾患合併への病院のご紹介。 ケースワークの説明には「『働きたい』『生活のリズムがつかめない』『家から出ることが不安』『自立して生活したい』」という声が並び、地域の作業所・デイケア・就労支援の情報提供と、地域資源との連携を挙げています。

★費用の扱いが明快に書かれています。 臨床心理士によるカウンセリング・認知行動療法・自律訓練法・検査のフィードバックは保険適応外心理検査は保険適用内で行うものと保険適応外のものがある精神保健福祉士への相談(年金取得など)は保険適応外となるケースがある——と、それぞれの項目に書き分けてあります。自立支援制度の利用も可能で、各種診断書の作成にも対応しています。

成人の発達障害検査は、臨床心理士による WAIS-IV(ウェクスラー式知能検査・約2時間)/AQ(自閉症スペクトラム指数)/A-ADHD(成人期ADHD検査)の3つで、保険適用外の38,500円(税込)、対象年齢は20歳から(中高生の検査は行っていません)。「投薬内容に制限があるため、発達障害の判定、診察、治療は行っておりません」「WAISを含む検査の実施、結果のご案内のみ臨床心理士の範疇にて承っております」と明記され、診察・治療まで希望する場合は他医療機関を、と案内しています。予診・検査・フィードバックの3回の来院が目安で、結果の解析にかかる期間は「2週間程」と「2〜4週間程度」の2通りの記述が同じページにあります。

★対応できない範囲が一覧になっています。 救急・即日入院が必要な方(入院施設はありません)/アルコール・薬物の依存の治療(専門医がおりません)/小児・未成年/法律上のご相談・鑑定(離婚、家族内トラブル、認知症の相続など)トップページにも「当院では20歳以下の診察は行っておりません」とあります。

建物と支払いにも注意が要ります。 「当院は階段での2階になります。エレベーターはございません」「お支払いは現金のみとなります」と公式サイトに明記されています。

口コミの傾向(★2.9/21件)

件数21件で★2.9。掲載5院でGoogleのビジネス情報がオーナー管理になっていないのは、この院だけです(「ビジネス オーナーですか?」の表示が出ます)。投稿を集める運用をしていない院という位置づけになります。投稿で触れられている話題は「先生」7件、「カウンセリング」4件、「内科」2件、「診察」2件の順でした。

項目内容
クリニック名医療法人社団 朋木会 ささきクリニック(厚生局の保険医療機関 指定は平成15年9月1日)
院長佐々木 志郎(理事長・院長)/公式表記は精神科指定医(学会名の記載はありません)
医師男性医師1名・女性医師1名。副院長 佐々木 直子(医学博士/火・金の午前のみ
経歴杏林大学卒業→杏林大学附属病院 精神神経科にて研修→新潟県 三条東病院に内科医として勤務→東京武蔵野病院(急性期・慢性期・合併症)→府中市で開業
住所〒183-0023 東京都府中市宮町一丁目34番地2 サンスクエアビル2階201号・202号
最寄駅京王線 府中駅(徒歩分数は公式サイトに記載なし)/エレベーターなし・階段で2階
診療科精神科・神経科・心療内科
診療時間9:30〜12:30/15:00〜18:00(月・火・水・金)、土曜 9:30〜12:30
休診日木曜・日曜・祝日
対象年齢20歳以下の診察は行っていません
予約方法初めての方は予約(電話 042-365-9111)
対応臨床心理士3名・精神保健福祉士2名、ストレスチェック後の対応、カウンセリング(心理療法)、認知行動療法(CBT)自律訓練法(AT)、各種心理検査とフィードバック、ケースワーク(作業所・デイケア・就労支援・障害年金)、薬物療法、身体疾患合併への病院紹介、成人の発達障害検査(WAIS-IV/AQ/A-ADHD・38,500円税込・20歳から)、自立支援制度、各種診断書作成
対応できない範囲救急・即日入院が必要な方/アルコール・薬物の依存の治療/小児・未成年/法律上の相談・鑑定
支払い現金のみ
電話042-365-9111
Google口コミ(参考)★2.9/21件(2026年8月27日時点・オーナー未管理
公式サイトhttps://sasaki460.wixsite.com/sasacli

このクリニックが向いている人薬だけでなく、心理士とじっくり取り組みたい方(ただし保険適応外の項目があります)。障害年金や作業所の利用、復職や就労のことを、医療機関の中で相談したい方。 女性医師の診察を希望する方(火・金の午前)。成人の発達障害検査を受けて、自分の得意・不得意を知りたい方(診断と治療は他院になります)。20歳以下の方と、階段の上り下りが難しい方は対象外です。

だいこくさまクリニック

京王線 東府中駅の北口から徒歩1〜2分、6階建てビルの5階。「当院は主として、『うつ病』『社会不安障害(神経症)』『パニック障害』『不眠症』の治療を行っています」と公式サイトのトップに書き、診る範囲を先に絞っている院です。

院長の嘉村 泰孝(かむら やすたか)先生は、昭和32年生まれ。昭和61年に東京慈恵会医科大学を卒業し、平成元年に旧 多摩川病院(川崎市)に勤務。平成4年に精神保健指定医を取得し、平成6年に清川遠寿病院、平成16年に丹沢病院を経て、平成18年7月にこのクリニックを開院しています。公式サイトに記載されている資格は精神保健指定医のみで、学会認定の専門医資格の記載は確認できませんでした。

「特に得意とする分野: うつ病、うつ状態」と明記し、「対人恐怖、視線恐怖、乗物恐怖、会食恐怖等の社会不安障害(神経症)の方も御相談ください」と続けています。大國魂神社の鎮座する府中市で、医薬の神様でもあられる大国主神の御神徳と御利益にあずかりつつ——という院名の由来も書かれています。

★この院がほかと違うのは、「診ないこと」を先に書いていることです。

  • 「小児思春期、発達障害、パーソナリティ障害(BPD等)、てんかん、アルコール依存症などの嗜癖関連、認知症、ADHD、統合失調症、摂食障害等は原則として診察していません」
  • 「20歳以上の方を診察しています」
  • 「諸事情により精神刺激薬(リタリン、ベタナミン)、ベゲタミン、エリミン、アンナカ、リーマス等の処方は行っていません」「多剤処方、大量処方は行っていません」「最初から薬品名(特に睡眠薬)指定される場合は、処方箋の発行ができない場合もあります」
  • 「当院は労災保険指定医療機関ではありませんので、労災申請予定の方は指定医療機関の受診をお願いします」
  • 「係争目的の診断書は記載していません」「銃刀法や理容師美容師免許、毒物劇物取扱責任者、運転免許などの申請に必要な診断書の発行はしておりません」「成年後見制度に関する書類発行は、当院では不可能です」
  • 「夜間救急対応は行っていません」
  • 「引越しなどで他院から移られる場合は、診療情報提供書と『お薬手帳』をご持参ください(多剤大量処方されている場合は当院での診療は困難です)」

行く前に読めば、空振りを避けられます。 逆に言えば、この一覧のどれかに当てはまる方は、はじめから別の院を探したほうが早いということです。

費用の目安も公開されています。 「健康保険御利用で、初診の時が3000円前後、再診の時が1500円前後かかります。お薬代は薬局での別会計です」。 初診・再診の自己負担額を金額で書いている院は、掲載5院でここだけでした。

受付時間の作りにも特徴があります。 再診の受付は月・火・水・金が9:30〜12:30と15:00〜18:30、土曜は9:30〜12:30。 これに対して「基本的に初診受付可能な日の受付時間は、午前が9時半から11時半、午後は15時から17時までとなります」と、初診だけ枠が短く設定されています。「土曜は初診受付中止しています」。 初診は予約制(電話)で、「再診の方が優先となる場合がありますが、ご了承願います」とも書かれています。

口コミの傾向(★3.8/33件)

件数33件で★3.8。掲載5院で星がいちばん高いのがこの院です。Googleのビジネス情報はオーナー管理で、2026年8月5日にも「診察券は必ずお出しください。カードリーダーを通されただけでは順番は取れません」という運用の案内をオーナーが投稿しています。診る範囲を絞り、初診の枠を短くし、来院の手順まで細かく告知している運用が、結果として「行ったら思っていたのと違った」という不一致を減らしている可能性はあります。ただしこれは推測で、星の高さを診療の質の証明として読まないでください。

項目内容
クリニック名だいこくさまクリニック(平成18年7月1日 開院)
院長嘉村 泰孝/精神保健指定医(平成4年取得。学会認定の専門医資格の記載はありません)
経歴昭和32年生まれ→東京慈恵会医科大学(昭和61年卒)→旧 多摩川病院〈川崎市〉(平成元年)→清川遠寿病院(平成6年)→丹沢病院(平成16年)→だいこくさまクリニック 院長(平成18年7月)
住所〒183-0015 東京都府中市清水が丘一丁目1番地3 第一勇心ビル502
最寄駅京王線 東府中駅 北口から徒歩1〜2分(6階建てビルの5階)
診療科精神科・神経科・心療内科
受付時間(再診)9:30〜12:30/15:00〜18:30(月・火・水・金)、土曜 9:30〜12:30
受付時間(初診)午前 9:30〜11:30/午後 15:00〜17:00。土曜は初診受付中止
休診日木曜・土曜午後・日曜・祝日(ほか8月の一定期間・年末年始)
対象年齢20歳以上
予約方法初診は予約制(電話 042-358-8880)
主に診るうつ病・うつ状態、社会不安障害(神経症/対人恐怖・視線恐怖・乗物恐怖・会食恐怖)、パニック障害、不眠症
原則として診ない小児思春期、発達障害、パーソナリティ障害(BPD等)、てんかん、アルコール依存症などの嗜癖関連、認知症、ADHD、統合失調症、摂食障害
発行しない書類係争目的の診断書、銃刀法・理容師美容師免許・毒物劇物取扱責任者・運転免許などの申請に必要な診断書、成年後見制度に関する書類。労災保険指定医療機関ではありません
費用の目安健康保険利用で初診3,000円前後・再診1,500円前後(薬代は薬局で別会計)
電話042-358-8880
Google口コミ(参考)★3.8/33件(2026年8月27日時点)
公式サイトhttps://daikokusama-clinic.life.coocan.jp/

このクリニックが向いている人うつ・不眠・パニック・対人場面の緊張で、はじめて精神科にかかる方。 薬を増やされることに不安がある方(多剤処方・大量処方を行わないと明記)。東府中・清水が丘の周辺で通いたい方。 費用がいくらかかるかを先に知っておきたい方。 発達障害・認知症・統合失調症・依存症・摂食障害・20歳未満の方は対象外なので、別の院を探してください。

府の森メンタルクリニック

京王線 府中駅の南口から徒歩1分、六社堂ビル3階。掲載5院で、経歴がもっとも厚い院です。

院長の宮里 勝政先生は、医学博士・精神保健指定医広島大学医学部を卒業し、東京慈恵会医科大学 精神神経科に入局米国国立アディクションリサーチセンターに留学したのち、静岡県精神保健センター所長浜松医科大学 精神神経科 助教授西八王子病院 院長聖マリアンナ医科大学 神経精神科 助教授聖マリアンナ医科大学 精神療法センター長を歴任し、現在は聖マリアンナ医科大学の客員教授です。

所属学会は、日本精神神経学会/日本社会精神医学会/森田療法学会/日本臨床薬理学会(功労会員)/日本神経精神薬理学会/日本アルコール・アディクション医学会/日本サイコセラピー学会。 依存症と精神療法(森田療法)が専門領域であることが、学会の並びからも読み取れます。主な著書には『タバコはなぜやめられないか』『薬物依存』(ともに岩波新書)、『アルコール症の臨床』(新興医学出版)があり、『精神科治療ハンドブック』(南山堂)『神経症・人格障害』(中山書店)『森田療法』(世界保健通信社)『今日の治療と看護』(南江堂)『看護大事典』(医学書院)の分担執筆をしています。なお、学会認定の専門医資格(日本精神神経学会 精神科専門医など)の記載は、公式サイトでは確認できませんでした。

院長のことばに、この院の方針がそのまま出ています。 「診療は、十分な時間が持てるように予約制を原則とし、最新の基準による診断、カウンセリングを含む心理的治療、必要最小限の薬物療法を基本とします」「当クリニックは、関係する保健・医療・福祉・職場・教育機関と連携をもち、適切な医療を提供致します」。 症状としては「睡眠障害、起床困難、食欲不振、全身倦怠感、不安、緊張、抑うつ」を挙げ、「軽症の時期での対応が大切です」と書いています。

診療案内は2つに分かれています。 心療内科が不眠症・不安/緊張・心身症・うつ状態、精神科がうつ病・パニック障害・適応障害・アルコール依存症・統合失調症。 アルコール依存症を診療内容に明記している院は、掲載5院ではここだけです(他院では対応できない疾患として挙げられていることもあります)。

★診療時間が公式サイトに掲載されていません。 ページを一通り確認しましたが、曜日と時間の表は見つかりませんでした。 分かるのは、トップページに「土曜 診療」と掲げていること「夏季休診のお知らせ」に添えられた診療スケジュール表で木曜と日曜が「定休日」と書かれていること初診は「あらかじめ電話でのご予約をお願いいたします」と案内されていることの3点です。受診の前に、042-360-6333 へ電話して時間を確認してください。

自動車で来院する場合は「伊勢丹地下の『府中駅南口市営駐車場』をご利用下さい」と案内されており、自院の駐車場はありません。 公式サイトは2026年にリニューアルされています(トップページの「ホームページリニューアルのお知らせ」)。厚生局の保険医療機関としての指定は令和6年7月1日で、掲載5院ではもっとも新しい院です。

口コミの傾向(★3.4/33件)

件数33件で★3.4。Googleのビジネス情報はオーナー管理になっています。投稿で触れられている話題は「先生」8件、「診察」5件、「処方」4件、「うつ病」4件の順でした。府中駅南口から徒歩1分という立地と、薬局が近いことが投稿に出てきます。

項目内容
クリニック名医療法人社団 菜愛会 府の森メンタルクリニック(厚生局の保険医療機関 指定は令和6年7月1日)
院長宮里 勝政/医学博士・精神保健指定医(学会認定の専門医資格の記載はありません)
経歴広島大学医学部→東京慈恵会医科大学 精神神経科 入局米国国立アディクションリサーチセンター 留学静岡県精神保健センター 所長浜松医科大学 精神神経科 助教授→西八王子病院 院長→聖マリアンナ医科大学 神経精神科 助教授同 精神療法センター長→現在 聖マリアンナ医科大学 客員教授
所属学会日本精神神経学会、日本社会精神医学会、森田療法学会、日本臨床薬理学会(功労会員)、日本神経精神薬理学会、日本アルコール・アディクション医学会、日本サイコセラピー学会
主な著書『タバコはなぜやめられないか』『薬物依存』(岩波新書)、『アルコール症の臨床』(新興医学出版)ほか分担執筆多数
住所〒183-0023 東京都府中市宮町1-11-2 六社堂ビル3F
最寄駅京王線 府中駅 南口より徒歩1分
診療科心療内科・精神科・神経科(厚生局の標榜は心療内科・精神科・神経内科)
診療時間公式サイトに掲載がなく確認できませんでした。「土曜 診療」と掲示。電話(042-360-6333)で要確認
休診日木曜・日曜(公式サイトの「夏季休診のお知らせ」の診療スケジュール表で「定休日」と記載)
対象年齢公式サイトに記載なし
予約方法予約制を原則(初診は「あらかじめ電話でのご予約をお願いいたします」)
対応【心療内科】不眠症・不安/緊張・心身症・うつ状態 【精神科】うつ病・パニック障害・適応障害・アルコール依存症・統合失調症。カウンセリングを含む心理的治療、必要最小限の薬物療法、保健・医療・福祉・職場・教育機関との連携
駐車場自院の駐車場はなし(伊勢丹地下の「府中駅南口市営駐車場」を案内)
電話042-360-6333
Google口コミ(参考)★3.4/33件(2026年8月27日時点)
公式サイトhttps://www.funomori-mc.com/

このクリニックが向いている人お酒やタバコ、薬をやめられないことで困っている方(依存症が院長の専門領域)。薬をできるだけ少なくしたい方。 職場や学校との連携が必要な方。 府中駅の南口すぐで通いたい方。 診療時間が公表されていないので、行く前に必ず電話をしてください。

エリア別に見る

府中市の精神科・心療内科【全14院】

掲載した5院にかぎらず、市内で精神科・心療内科を標榜している診療所を地区別にすべて挙げます。厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年7月1日現在)で確認した全数です。

地区医院名院長標榜科本記事
宮町タムス総合クリニック府中駅前田中 紀子内科・精神科・小児科・整形外科・皮膚科・消化器内科
宮町ささきクリニック佐々木 志郎精神科・神経科・心療内科掲載
宮町吉沢メンタルクリニック澤 順精神科・神経科・心療内科このほかの選択肢
宮町府の森メンタルクリニック宮里 勝政心療内科・精神科・神経内科掲載
宮町府中けやきクリニック室橋 隆内科・外科・精神科
宮町松尾医院松尾 一内科・呼吸器科・循環器科・心療内科・皮膚科循環器内科の記事へ
府中町なのはなクリニック米山 良樹内科・心療内科このほかの選択肢
白糸台府中ゆずクリニック黒子 幸一内科・総合内科・漢方内科・老年内科・精神科・循環器内科
宮西町府中こころ診療所春日 雄一郎心療内科・精神科掲載
是政森のやすらぎクリニック宮澤 森太郎内科・精神科・心療内科・皮膚科・リハビリ科・小児科このほかの選択肢
晴見町府中よりそいクリニック青栁 宇以心療内科・老年精神科・精神科掲載
清水が丘だいこくさまクリニック嘉村 泰孝精神科・神経科・心療内科掲載
栄町愛和診療所柴田 光太郎内科・小児科・疼痛緩和内科・漢方内科・精神科このほかの選択肢
天神町森田小児科医院森田 博小児科・精神科・内科・整形外科このほかの選択肢

※院長名・標榜科はこの一覧に基づきます。診療時間や休診日は各院の公式サイトでご確認ください(この表には含めていません)。市内には精神科・心療内科を持つ病院もありますが、紹介や予約が前提となるため本記事では扱っていません。

分布は府中駅に寄っています

14院のうち6院が宮町、1院が宮西町で、半分が府中駅の徒歩圏にあります。精神科・心療内科を本体にしている6院に絞ると、宮町3院・宮西町1院で、4院が府中駅圏。残りは晴見町(府中駅・北府中駅から徒歩10分)と清水が丘(東府中駅1〜2分)です。

西部・南部には、精神科・心療内科を本体とする診療所がありません。 白糸台・是政・押立町・四谷・美好町・分梅町のあたりから通う場合、府中駅・東府中駅まで出るか、隣接する市を検討することになります。是政の森のやすらぎクリニックは訪問診療に特化しており、外来はありません。

通い方で考える

車で行きたい・家族が付き添う

掲載5院で自院の駐車場を公式サイトに明記しているのは府中よりそいクリニックだけです(駐輪場もあり、エレベーター完備でバリアフリー)。府の森メンタルクリニックは自院の駐車場がなく、伊勢丹地下の府中駅南口市営駐車場を案内しています。ささきクリニックは階段で2階に上がる建物で、エレベーターがありません。

東府中・清水が丘・若松町から

だいこくさまクリニックが東府中駅の北口から徒歩1〜2分です。府中駅圏まで出る必要がありません。

北府中・武蔵台・晴見町から

府中よりそいクリニックが北府中駅から徒歩約10分、京王バス「寺91」系統の「第一中学校」バス停からは徒歩1分です。

隣接する市も検討する

行政の境界は生活圏の境界とは一致しません。京王線で調布方面、JR武蔵野線・南武線で府中本町から川崎方面、西武多摩川線で武蔵境方面にも選択肢があります。ただし精神科は通院が長く続く科なので、「続けて通える距離か」を優先して選んでください。

入院が必要になったとき

まずはかかりつけの精神科・心療内科に相談してください。 入院が必要と判断された場合は、そこから適切な医療機関へ紹介してもらう流れになります。本記事はクリニック(診療所)を対象としているため、紹介先となる病院は掲載していません。 なお、府中市内には東京都が指定する精神科二次救急指定医療機関が2つあります(斎藤病院・浅間町/根岸病院・武蔵台)。急を要するときは病院に直接ではなく「ひまわり」03-5272-0303へ連絡してください。

このほかの選択肢

掲載しなかった院のうち、条件によっては答えになる院を挙げます。

吉沢メンタルクリニック(宮町・府中駅から徒歩3分/公式サイト)——2026年8月27日時点で、公式サイトの冒頭に「大変ご迷惑をおかけしますが、現在、諸事情により初診の受付を停止しております。再開の時期は未定ですが、その際は本ホームページ上で告知いたします」と掲示されています。新しくかかることは今はできませんが、再開の可能性があるため、事実として記載します。 院長の𠮷澤 順先生は精神保健指定医で、京都大学理学部数学科を卒業したのち東京医科歯科大学医学部を卒業都立松沢病院の研修医・医員を経て、都立府中病院(現 東京都立多摩総合医療センター)の医員。受付時間は午前9:00〜12:30・午後15:00〜18:00で、診療日は月・火・金・土、休診は水・木・日・祝祭日。予約制で、駐車場はありません。 Google口コミは★3.6/14件(2026年8月27日時点)。なお、公式サイトの院長名は「𠮷澤 順」ですが、厚生局の一覧の管理者名は「澤 順」となっており、表記が一致しません。どちらが正しいかは確認できなかったため、両方をそのまま記載します。

愛和診療所(栄町・北府中駅から徒歩約10分/公式サイト)——院長の柴田 光太郎先生は、公式サイトに「麻酔科標榜医・精神保健指定医」と明記しています。杏林大学卒業後、公立阿伎留病院(現 公立阿伎留医療センター)、福岡大学病院、東京愛成会高月病院などで勤務し、内科学・麻酔科学・精神神経科学・漢方医学を学んだと書かれています。標榜の中心は内科・小児科・疼痛緩和内科・漢方内科(在宅支援診療所)で、精神科を単独の外来として案内してはいません。 ただし診療内容のページの高齢者医療の項に「認知症、骨粗しょう症、老年期うつ病、せん妄、無気力、脱水、食思不振など」「精神機能の低下といった高齢者に特有の状態を熟慮した上で治療」とあり、痛みの治療でも「精神疾患からくる痛み」に触れています。診療時間は月・火・水・金が9:00〜12:00と16:00〜19:00、土曜は9:00〜12:00、休診は木曜・土曜午後・日曜・祝日(受付は診療終了の30分前まで)。初診は電話予約制(2024年2月19日から。受付時間は午前8:45〜11:30/午後15:45〜18:30)で、2回目以降はWebまたは予約専用電話。駐車場2台。 痛みや漢方と合わせて相談したい方、高齢のご家族のことで内科と一緒に診てほしい方には、この院が答えになります。

森のやすらぎクリニック(是政・西武多摩川線 是政駅/公式サイト)——2026年5月に開院した訪問診療特化型のクリニックで、外来はありません。 「在宅療養支援診療所・24時間365日対応」を掲げ、「精神科的な問題で通院が難しい方にも、安心して心のケアを受けていただけるよう」在宅精神医療を行うと明記しています。自立支援医療(精神通院)の指定医療機関です。院長の宮澤 森太郎先生はリハビリテーション科専門医/精神科/内科(総合診療)で、難病指定医・障害福祉法15条指定医・小児慢性特定疾病指定医・義肢装具等適合判定医慶應義塾大学医学部を2018年に卒業し、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 助教「日本精神神経科学会 認知症診療医」(公式サイトの表記のまま)。府中市出身と書かれています。担当医・顧問の五十嵐医師は、精神科専門医/精神保健指定医/産業医で、慶應義塾大学医学部を2010年に卒業、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室に所属、「臨床精神薬理」誌の優秀論文賞を受賞しています。通院そのものが難しくなっている方、ご家族が外に連れ出せない方には、外来ではなくこちらが答えになります。受付は9:00〜18:00(土日を除く)、電話042-306-5227。

なのはなクリニック(府中町・府中駅/042-358-4158)——厚生局の一覧では内科・心療内科を標榜し、令和4年6月1日に保険医療機関の指定を受けています。今回、公式サイトを確認できませんでした。 検索で見つかる「nanohana-clinic.jp」は千葉市中央区の産婦人科で、別の医療機関です。診療内容や医師の資格は確認できていないため、直接お電話でご確認ください。

森田小児科医院(天神町・042-366-1050)——厚生局の一覧では小児科・精神科・内科・整形外科を標榜しています。今回、公式サイトを確認できませんでした。 お子さんの発達や心の相談を受けているかどうかも確認できていませんので、直接お問い合わせください。

タムス総合クリニック府中駅前(宮町・府中駅南口/042-319-8383)・府中けやきクリニック(宮町/042-306-7768)・府中ゆずクリニック(白糸台・多磨霊園駅/042-370-1816)——いずれも厚生局の一覧では精神科を標榜していますが、公式サイトで精神科・心療内科の診療内容の記載を確認できませんでした。 府中ゆずクリニックは公式サイトの科目表記が「内科・循環器内科・総合診療科」で、訪問診療(在宅療養支援診療所)が中核です。府中けやきクリニックの院長 室橋 隆先生の資格として確認できたのは日本外科学会専門医・日本医師会認定産業医・難病指定医で、精神科領域の資格の記載はありませんでした。

松尾医院(宮町・府中本町駅から徒歩5分)——厚生局の一覧では心療内科を標榜し、公式サイトの診療科目にも「心療内科」の項があって「疲れやすい、眠れない、イライラする、不安になる、ドキドキする、食欲がない等の症状がありましたらご相談ください」と書かれています。ただし公式サイトに記載された専門医資格は日本循環器学会 循環器専門医で、精神科領域の資格の記載はありません。 循環器専門医の院として、府中市の循環器内科の記事で扱っています。

市内の全院を地区別にまとめたページもあります → 府中市の医療機関一覧

体の症状が続くときは、別の記事も

こころの不調は体の症状として出ますが、逆に、体の病気がこころの症状として出ることもあります。 府の森メンタルクリニックの院長は「心の問題や心身症は、誰にでもおこる可能性があります」としたうえで、睡眠障害・起床困難・食欲不振・全身倦怠感を並べています。ささきクリニックは「身体疾患が原因となる精神的不調に対して、大学病院、府中近隣の内科、脳外科などと連携し、必要に応じて検査、治療を行えるようにご紹介しております」と書いています。府中こころ診療所は、体の病気の除外を目的とした血液検査を院内で行っています。

次の症状は、それぞれの記事のほうが答えに近いことがあります。

よくある質問

Q. 府中市で、日曜や祝日に診てもらえる精神科・心療内科はありますか?

A. 日曜は、宮西町の府中こころ診療所の1院です(9:00〜13:00と14:00〜17:00)。同院は祝日以外は週7日診療しています。祝日は、掲載5院はいずれも休診です。府中市保健センターの休日・夜間の応急診療は、診療科目が内科・小児科・歯科(夜間は内科・小児科)で、精神科・心療内科は含まれていません。 休日や夜間にこころの不調で困ったときは、東京都 精神科二次救急受付窓口「ひまわり」03-5272-0303(平日・土曜は17時から翌9時、休日は24時間)へ連絡してください。

Q. 初診はどれくらい待ちますか?

A. 院によって大きく違います。 府中よりそいクリニックは「初診のご予約は2カ月程度お待ちいただく場合がございます」と明記しています。吉沢メンタルクリニックは、2026年8月27日時点で初診の受付そのものを停止しており、再開の時期は未定です。府中こころ診療所は、初診枠の空き状況(成人・10代)をトップページで公開していて、24時間対応のネット予約から申し込めます。だいこくさまクリニックは初診の受付時間が午前9:30〜11:30・午後15:00〜17:00に限られ、土曜は初診を受け付けていません。 「通えそうな院」を見つけたら、まず初診が受けられる状態かを確認してください。

Q. 子どもや10代でも診てもらえますか?

A. 掲載5院のうち10代を診るのは、府中こころ診療所の1院だけです。「小学4年生から高齢の方まで」を掲げ、不登校を独立した項目として扱っています。 院長は国立精神神経センター病院のレジデント時代に都立梅ヶ丘病院(現 東京都立小児総合医療センター)で児童精神科の研修を積んでいます。ささきクリニックは「20歳以下の診察は行っておりません」、だいこくさまクリニックは「20歳以上の方を診察しています」と明記しており、小児思春期は対象外です。18歳までのお子さんご本人には、24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310(文部科学省・24時間)やチャイルドライン 0120-99-7777(毎日16時〜21時)もあります。

Q. 休職からの復職(リワーク)に対応しているのはどこですか?

A. 掲載5院では、府中こころ診療所の1院です。同院は公式サイトの掲示事項で、精神科デイ・ケア「小規模なもの」と精神科ショート・ケア「小規模なもの」の施設基準を地方厚生局へ届け出て承認を受けていることを公表しており、その枠で「こころリワーク」という復職支援プログラムを運営しています。院長は日本医師会認定産業医でもあります。ささきクリニックはストレスチェック後の対応の相談を受け付け、研修を受けた精神保健福祉士と医師が対応すると書いています。

Q. 精神保健指定医と精神科専門医は、何が違うのですか?

A. 精神保健指定医は国(厚生労働大臣)が指定する資格で、5年以上の診断・治療の経験、うち3年以上の精神障害の診断・治療の経験、厚生労働大臣が定める程度の診断・治療の経験、申請前3年以内の研修の修了が要件です(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律 第18条)。5年度ごとに研修を受けないと効力を失います(同法 第19条)。入院が必要かどうかの判定など、本人の同意によらない医療に関わる判断を担う資格です。一方、日本専門医機構認定の精神科専門医は学会と専門医機構による資格で、5年以上の臨床経験があり、研修施設群で専門研修指導医の下、精神科専門研修を3年以上おこなって課程を修了した者が試験を受けて認定され、5年ごとに更新します。掲載5院は全院が精神保健指定医(ささきクリニックの公式表記は「精神科指定医」)で、精神科専門医を公式サイトに明記しているのは府中こころ診療所と府中よりそいクリニックの2院です。

Q. カウンセリングは保険で受けられますか?

A. 院によって扱いが違い、保険適用外になることがあります。 ささきクリニックは「臨床心理士によるカウンセリング/認知行動療法(CBT)/自律訓練法(AT)/検査のフィードバックは保険適応外」と公式サイトに明記しています(心理検査そのものは保険適用内で行うものと適用外のものがある、とも書かれています)。同院の成人の発達障害検査(WAIS-IV/AQ/A-ADHD)は保険適用外の38,500円・税込、対象は20歳からです。府中こころ診療所は、カウンセリングと心理検査を提携の「府中カウンセリングルーム」に依頼する形で、心理検査は結果報告を含めて約30,000円と案内しています。費用は必ず予約時に確認してください。

選定方法と情報の出典

対象——府中市内の診療所です。病院は、紹介や予約が前提で読者が日常の受診先として直接選べないため扱っていません(選定ポリシー)。

洗い出し——厚生労働省 関東信越厚生局が公表している保険医療機関の指定等一覧(令和8年7月1日現在)で、府中市の診療所164件の全数を確認し、標榜科に精神科・神経科・心療内科・老年精神科を含む14院を候補にしました(関東信越厚生局「保険医療機関・保険薬局の指定等一覧及び保険医・保険薬剤師の新規登録一覧」)。Googleの検索順位・医師会名簿・口コミサイトは使っていません。

——①精神科領域の資格(精神保健指定医・精神科専門医・認知症/老年精神の専門医)と、その医師がどこで何を診てきたか、②医師以外の職種と、通院以外の枠があるか(臨床心理士・精神保健福祉士・デイケア/リワーク)、③診てもらえる年齢と範囲この3つが重ならないように5院を選びました。

掲載数——軸の数で決めています。 5院や10院に合わせて増減させていません。

★初診が受けられる状態かどうかを、掲載の条件に入れました。 精神科・心療内科では、初診の受付を停止している院や、初診まで数か月待つ院があります。読者が「いま行ける先」を探しているため、2026年8月27日時点で初診の受付が停止されていない院を掲載し、停止中の吉沢メンタルクリニックは「このほかの選択肢」に事実として記載しました。待ち時間の長短は掲載の基準にしていません(府中よりそいクリニックは2か月待ちですが掲載しています)。

学会認定の専門医資格を確認できなかった院について——ささきクリニック・だいこくさまクリニック・府の森メンタルクリニックの3院は、学会認定の専門医資格(日本精神神経学会 精神科専門医など)の記載を公式サイトで確認できませんでした。 3院とも精神保健指定医(ささきクリニックの公式表記は「精神科指定医」)であることは確認しています。資格を公表していないことは医療の質が低いという意味ではありません。 この3院は、多職種の体制(ささき)、診る範囲と費用の明示(だいこくさま)、依存症と精神療法の経歴(府の森)を軸に掲載し、そのことを各院の節・比較表・ここに明記しています。

資格・経歴・診療時間・設備——各院の公式サイトで確認しました(確認日:2026年8月27日)。第三者の医療情報サイト・口コミサイトは根拠にしていません。院名から URL を推測せず、住所と電話が厚生局の一覧と一致することを確認したうえでリンクしています。

公式サイトで確認できなかったこと、記述が分かれていた点は、どちらかに寄せずにそのまま書きました。

  • 府の森メンタルクリニック——診療時間の表がサイト内に見当たりません。 分かるのは「土曜 診療」の掲示と、「夏季休診のお知らせ」に添えられた診療スケジュール表で木曜・日曜が「定休日」とされていることだけです
  • 吉沢メンタルクリニック——公式サイトの院長名が「𠮷澤 順」、厚生局の一覧の管理者名が「澤 順」で一致しません
  • ささきクリニック——発達障害検査の結果の解析にかかる期間が、同じページ内で「2週間程」と「2〜4週間程度」の2通り
  • 府中こころ診療所——「ごあいさつ」が令和2年4月28日付で、「当院からのおしらせ」欄にも2020年前後の日付の告知が残っています。一方、掲示事項のページには現行の施設基準が並んでいます
  • ささきクリニック——最寄駅からの徒歩分数、駐車場の有無の記載がありません
  • 府中よりそいクリニック——対象年齢の記載、金曜日担当の非常勤医師の氏名・資格の記載がありません
  • だいこくさまクリニック・府の森メンタルクリニック——対象年齢の記載がありません(だいこくさまクリニックは「20歳以上の方を診察しています」と本文にあります)
  • なのはなクリニック・森田小児科医院——自院のウェブサイトを確認できませんでした(院名から推測したURLは使っていません)

Google口コミ——選定には使っていません。 掲載5院と吉沢メンタルクリニックについて、件数・星・Googleのビジネス情報がオーナー管理かどうかだけを2026年8月27日に確認しました。星の高い順には並べていません。 個々の投稿を根拠に医療機関の良し悪しを判定していません(選定ポリシー)。掲載5院で件数が最も多い137件の院の星が最も低く(★2.7)、件数12件の院が★3.4、14件の院が★3.6という並びでした。

利害関係——運営元グループ(株式会社EN/医療法人社団 季邦会)が運営・支援する医療機関は、府中市内にはありません。 厚生局の一覧164件の開設者欄を全件確認しました(該当0件)。

医師による確認——記載内容は現役医師が確認しています。

この記事で参照した制度・法令・相談窓口の出典(確認日:2026年8月27日)

掲載院の公式サイト(確認日:2026年8月27日。住所・電話が厚生局の一覧と一致することを確認しています)

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