【2026年版】立川市の在宅医療クリニック5選|訪問診療・看取りの選び方

【2026年版】立川市の在宅医療クリニック5選|訪問診療・看取りの選び方

本記事について

本記事は、各医療機関の公式サイトに加えて、厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」に掲載された届出情報(在宅療養支援診療所の届出、病床数、24時間対応体制、前年度の看取り実績、対応できる医療処置)をもとに整理したものです。現役医師が内容を確認しています。掲載順はおすすめ順ではありません。

利害関係の開示:本記事に掲載した「街のクリニック立川・村山」は、本メディアの運営元グループ(株式会社EN/医療法人社団季邦会)の医療機関であり、本記事の監修医師が院長を務める院です。掲載にあたって他院と同じ基準・同じ情報源を用い、口コミの低評価についても他院と同じ書き方で記載しています。

※情報は2026年7月時点の調査に基づきます。Google口コミの件数・評価は2026年7月31日に確認した値です。届出内容や体制は変更されることがあります。依頼前に必ず各医療機関へ直接ご確認ください。

目次

はじめに

在宅医療のクリニックは、他の診療科とまったく違う選び方をします。理由は3つあります。

1つめ。自分で歩いて探す人がほとんどいません。 多くは、入院先の病院の地域連携室、ケアマネジャー、地域包括支援センターから候補を示されます。そこで「どこにしますか」と聞かれても、判断の材料を持っていないのが普通です。

2つめ。口コミがほとんど存在しません。 本記事で確認した立川市の在宅クリニックのGoogle口コミは、1件・14件・28件・29件でした。訪問が中心の院では0件ということもあります。外来のように毎日大勢が通う場所ではなく、書くのは主にご家族で、しかも最も大変な時期を過ごした後です。在宅医療は、口コミの星では選べません。

3つめ。やり直しが利きにくい。 契約して訪問が始まってから合わないと分かっても、体調が悪い時期に変更するのは負担が大きくなります。

そこで本記事では、Googleの星ではなく、厚生労働省の届出情報で5院を整理しました。誰でも同じ情報を「医療情報ネット(ナビイ)」で確認できます。

えんちゃんえんちゃん

在宅は口コミじゃ選べないえん。でも国が出してる届出情報を見れば、けっこう分かるえん!

口コミの代わりに見る4つの指標

① 在宅療養支援診療所(在支診)の届出があるか

24時間の連絡・往診体制などを満たして届け出た診療所です。さらに条件が厳しいのが「機能強化型」で、常勤医師の人数や看取りの実績が要件になります。1院で満たす「単独型」と、複数の医療機関で満たす「連携型」があります。がんの痛みの緩和に強い院には「在宅緩和ケア充実診療所加算」という、さらに上の届出があります。

② 24時間対応の「中身」

ここが最も差が出ます。同じ「24時間対応」でも、届出上は次のように分かれます。

  • 自院で24時間の往診体制まで持つ
  • 自院で24時間の訪問看護体制まで持つ(看護師が夜間も動ける)
  • 連携する医療機関と協力して回す
  • 緊急時の連絡先に電話がつながるだけ(往診は終日対応ではない)

「24時間連絡がとれる」と「24時間往診に来る」は別のことです。 夜中に急変したとき、誰が来るのか。契約前に必ず確認してください。

③ 前年度の看取り実績の件数

医療情報ネットには「看取り加算または在宅ターミナルケア加算」の前年度件数が載ります。最期まで自宅で過ごすことを考えているなら、この数字は経験の量をそのまま表します。 本記事の5院では年178件から1〜9件まで開きがありました。数が多ければ良いという単純な話ではありませんが、難しい局面をどれだけ経験しているかの目安にはなります。

④ 対応できる医療処置

人工呼吸器(レスピレーター)、中心静脈栄養、腹膜透析、気管切開部の処置、人工肛門・膀胱の管理など。必要な処置に対応していない院を選ぶと、後から移ることになります。 今使っている医療機器と処置を、そのまま伝えて確認するのが確実です。

そして、星評価が低い医療機関があなたに合わないとは限りません。 在宅医療の口コミは件数が極端に少なく、1件の投稿で平均が大きく動きます。本記事では件数と内容をそのまま示します。

比較一覧表

医院名届出24時間体制(届出・公式)前年度の看取り特徴の軸Google
立川在宅ケアクリニック在支診自院で24時間の往診+訪問看護178件がん末期に強い在宅専門の老舗。人工呼吸器・腹膜透析まで対応★2.8/14件
立川相互錦町クリニック機能強化型(連携型)/在宅緩和ケア充実診療所加算24時間365日、医師と連絡可(契約が必要)。往診は終日対応の届出ではない1〜9件法人内に急性期病院(立川相互病院)。在宅医学会専門医2名★3.0/29件
街のクリニック立川・村山在支診自院で24時間の連絡体制と往診体制を確保34件土日も外来。発熱外来の専用動線。外来から在宅まで同じ院で★3.0/128件
さいわいこどもクリニック公式サイトに記載なし(要確認)こどもの在宅訪問診療。在宅診療部あり・在宅医療連合学会専門医2名★3.1/28件
つばさクリニック立川機能強化型(連携型・支援診2)24時間365日の緊急対応—(2025年8月開院)精神科の訪問診療(認知症・うつ・統合失調症)+内科★5.0/1件

※届出・病床・看取り件数は厚生労働省「医療情報ネット」および各院の公式サイトより(2026年7月確認)。「—」は掲載がなかったもの。Google評価は2026年7月31日時点(街のクリニック立川・村山は7月30日、さいわいこどもクリニックは7月29日)。

5院とも病床(入院ベッド)はありません。 立川市内で在宅医療を行う診療所のうち、入院用の病床を持つ院は確認できませんでした。入院が必要になった場合は病院への紹介になります。ただし「立川相互錦町クリニック」は同じ法人内に急性期の総合病院(立川相互病院)があるため、入院が必要になったときの道筋がはっきりしています。「急変したらどの病院に相談することになるか」は、どの院を選ぶ場合でも契約前に聞いておくとよい項目です。

目的別の選び方

がんの末期・最期まで自宅で過ごしたい

「立川在宅ケアクリニック」の前年度の看取りは178件で、5院で最も多い数字です。診療科は緩和ケア内科と麻酔科。痛みの緩和を専門とする体制で、自院で24時間の往診体制と24時間の訪問看護体制の両方を届け出ています。夜間に看護師が動ける体制を自院で持っているのは、5院でここだけです。

「立川相互錦町クリニック」は「在宅緩和ケア充実診療所加算」の届出医療機関です。これはがんの痛みの緩和などに一定の実績と体制が求められる届出で、緩和ケアに力を入れている院であることを示します。

入院が必要になったときの受け皿を重視したい

「立川相互錦町クリニック」は社会医療法人社団健生会の診療所で、同じ法人内に急性期の総合病院である立川相互病院があります。 在宅で診ていた患者さんの状態が変わったときに、法人内で相談できる道筋があるのは大きな安心材料です。法人内には訪問看護や歯科もあります。

急な体調変化にすぐ動いてほしい

届出上、自院で24時間の往診体制を確保しているのは「立川在宅ケアクリニック」と「街のクリニック立川・村山」です。「つばさクリニック立川」も24時間365日の緊急対応体制を公式サイトに掲げています。

外来に通いながら、通えなくなったら在宅に移りたい

「街のクリニック立川・村山」は土日も外来を開けており、外来から訪問診療まで同じ院で続けられます。 発熱・感染症外来の専用エントランスも備えています。「立川相互錦町クリニック」も月〜土に外来があります。

子どもの在宅医療

「さいわいこどもクリニック」には在宅診療部があり、日本在宅医療連合学会の専門医が2名います。在宅診療部長は都立小児総合医療センターの神経内科と島田療育センターはちおうじで障害児医療に携わった医師、もう1名はNICUで重症の赤ちゃんの治療にあたった小児科・周産期新生児医学の専門医です。小児の在宅医療は対応できる医療機関が非常に限られる領域で、専門の体制を持つ院が市内にあること自体が選択肢になります。

認知症やうつ、精神疾患で通院が難しくなった

「つばさクリニック立川」は精神科の訪問診療に力を入れているクリニックです。認知症・うつ病・双極性障害・統合失調症・適応障害・睡眠障害を挙げており、内科(糖尿病や高血圧)も同時に診られるのが特徴です。機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所の届出があります。「立川相互錦町クリニック」も精神科を標榜しています。

腹膜透析を続けながら在宅で過ごしたい

「立川相互錦町クリニック」(人工透析内科を標榜)と「立川在宅ケアクリニック」が、届出上で腹膜透析に対応しています。

えんちゃんえんちゃん

「何が必要か」から選ぶえん。がんの緩和ケア、入院の受け皿、すぐ来てくれること、子ども、こころ——役割がぜんぜん違うえん!

立川在宅ケアクリニック

曙町、立川駅から徒歩圏のTAMA MIRAI SQUARE 5階。医療法人社団在和会が運営する在宅医療専門のクリニックで、院長は井尾和雄先生です。外来を主体とせず、訪問診療と往診を専門に行っています。

診療科目は緩和ケア内科(主たる科目)と麻酔科。麻酔科は痛みの管理を専門とする科で、緩和ケアと直結します。公式サイトには「緩和ケアとはがん患者さんの疼痛緩和だけではなく、非がん患者さんにも起こる辛い様々な症状も緩和する医療」とあり、がん以外の症状の緩和も対象としています。

届出内容が5院で最も充実しています。 24時間対応は、自院での終日連絡体制・自院での24時間往診体制自院での24時間訪問看護体制の3つすべて。前年度の看取りは178件です。対応できる処置は、点滴管理・中心静脈栄養・腹膜透析・酸素療法・経管栄養・疼痛管理・褥瘡管理・人工肛門/膀胱管理・レスピレーター(人工呼吸器)・尿カテーテル・気管切開部処置・在宅ターミナルケア、口腔ケア(地域の歯科医と連携)。

看取りの考え方として、公式サイトに「訪問看護師が看る、医師が診る、家族が看取る」という言葉が掲げられています。

口コミの傾向(★2.8/14件)

件数は14件で、星は2.8です。在宅医療の口コミは母数が少なく1件で大きく動くため、この数字だけで判断しないでください。

低い評価は「面談で1時間近く待たされた」という運営面の指摘です。一方、家族をがんの末期で看取った方の投稿は具体的で、「地域包括支援センターに相談したところ、終末期の実践が多いと教えてもらって選んだ」「先生をはじめ看護師の方は常に寄り添った姿勢で安心して任せられた」という内容です。同じ投稿者が「合う合わないは人それぞれなので、依頼前の面談で候補を比較してもいいかもしれません」と書いており、これは在宅医療を選ぶうえで実際に役立つ助言です(在宅は契約前に面談があるため、比較ができます)。

項目内容
クリニック名医療法人社団 在和会 立川在宅ケアクリニック
院長井尾 和雄
住所〒190-0012 東京都立川市曙町2-8-28 TAMA MIRAI SQUARE 5階
診療科緩和ケア内科(主たる科目)・麻酔科
届出在宅療養支援診療所/病床0床
24時間体制自院で終日連絡体制・自院で24時間往診体制自院で24時間訪問看護体制
前年度の看取り178件
対応できる処置点滴管理、中心静脈栄養、腹膜透析、酸素療法、経管栄養、疼痛管理、褥瘡管理、人工肛門・膀胱管理、レスピレーター、尿カテーテル、気管切開部処置、在宅ターミナルケア、口腔ケア(地域歯科医と連携)
対応エリア立川市を中心とした多摩地域
申し込み電話または「FAX在宅医療相談申込書」
電話042-506-1990
Google評価★2.8/14件(2026年7月31日時点)
公式サイトhttps://www.tzc-clinic.com/

このクリニックが向いている人:がんの末期で最期まで自宅で過ごしたい方、人工呼吸器や中心静脈栄養など医療機器を使いながら在宅療養する方、夜間に看護師が動ける体制を重視する方、がん以外の症状の緩和を相談したい方。

立川相互錦町クリニック

錦町、JR西国立駅の近く。社会医療法人社団健生会の診療所で、管理者は草島健二先生です。診療科は内科・人工透析内科・泌尿器科・精神科

この院の価値は、法人の背景にあります。 健生会には急性期の総合病院である立川相互病院があり、ほかに立川相互ふれあいクリニック、訪問看護、相互歯科があります。在宅で診ていた方の状態が変わり入院が必要になったときに、法人内で相談できる道筋があるのは、在宅医療では大きな条件です。

在宅の体制も明確です。 公式サイトには「連携型在宅療養支援診療所」「機能強化型在宅療養支援診療所届出医療機関」「在宅緩和ケア充実診療所加算届出医療機関」の3つが記載されています。在宅緩和ケア充実診療所加算は、がんの痛みの緩和などに実績と体制が求められる届出です。担当医師の資格として在宅医学会専門医2名・家庭医療専門医のほか、糖尿病・腎臓病・消化器病の専門医が挙げられています。在宅室の直通電話(042-529-4266)があります。

訪問は基本的に2週間に1度で、必要に応じて臨時往診も行います。「体調不良時には24時間365日医師と連絡をとることができます(契約が必要です)」と案内されています。ここは正確に理解しておくべき点で、厚生労働省の届出上は往診が「終日対応でないもの」となっています。24時間つながるのは連絡であり、深夜に必ず医師が来る体制とは限りません。 夜間の動き方は面談で必ず確認してください。前年度の看取りは1〜9件です。

対応できる処置は、点滴管理・腹膜透析・酸素療法・経管栄養・疼痛管理・褥瘡管理・モニター測定・尿カテーテル・気管切開処置・在宅ターミナルケア。対応エリアは立川市の一部と国立市の一部です。

申し込みは、①診療情報提供書とお薬情報の準備 → ②面談と契約 → ③訪問診療開始、という流れが公式サイトに示されています。

口コミの傾向(★3.0/29件)

29件ですが、内容のほとんどは外来や過去の診療についてのもので、在宅医療の口コミではありません。 長年通っている患者さんの投稿、過去の診療への不満、駐車場の使い勝手(機械式立体駐車場が撤去され台数が少ない、第二駐車場は遠い)といった内容です。この星の数字を在宅医療の評価として読むのは適切ではありません。 在宅の判断材料としては、届出内容(機能強化型・在宅緩和ケア充実診療所加算・在宅医学会専門医2名)と法人の体制のほうが確かです。

項目内容
クリニック名社会医療法人社団 健生会 立川相互錦町クリニック
管理者草島 健二
住所〒190-0022 東京都立川市錦町1-16-15
最寄駅JR南武線 西国立駅
診療科内科・人工透析内科・泌尿器科・精神科
届出連携型在宅療養支援診療所/機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所加算(公式サイト)/病床0床
24時間体制24時間365日、医師と連絡可(契約が必要)。届出上、往診は「終日対応でないもの」
前年度の看取り1〜9件
医師の体制在宅医学会専門医2名、家庭医療専門医、糖尿病・腎臓病・消化器病の専門医
訪問の頻度基本的に2週間に1度+必要に応じて臨時往診
対応できる処置点滴管理、腹膜透析、酸素療法、経管栄養、疼痛管理、褥瘡管理、モニター測定、尿カテーテル、気管切開処置、在宅ターミナルケア
対応エリア立川市の一部・国立市の一部
法人の体制立川相互病院(急性期総合病院)・立川相互ふれあいクリニック・訪問看護・相互歯科
外来月〜土 9:00〜12:00/14:00〜17:00(日・祝 休診)
電話042-512-8720(在宅室直通 042-529-4266
Google評価★3.0/29件(2026年7月31日時点。在宅ではなく外来についての投稿が中心
公式サイトhttps://www.t-kenseikai.jp/nishikimachi_clinic/

このクリニックが向いている人:入院が必要になったときの受け皿を重視する方、がんの緩和ケアを在宅で受けたい方、腹膜透析を続けながら在宅療養したい方、在宅を専門とする医師に診てもらいたい方、立川市南部・西国立方面にお住まいの方。深夜の往診体制は面談で確認してください。

街のクリニック立川・村山

柏町、玉川上水駅から徒歩1〜2分(西武拝島線・多摩モノレール)。立川市の北部をカバーする院です。

利害関係の開示:この院は本メディアの運営元グループ(株式会社EN/医療法人社団季邦会)の医療機関で、本記事の監修医師(鎌形博展)が院長を務めています。 身内の院であるため掲載するか検討しましたが、厚生労働省の届出上「自院で24時間の連絡体制と往診体制を確保」しており、前年度の看取りが34件と、他院と同じ基準で見ても要件を満たしているため掲載し、関係を明記する方法を選びました。口コミの低評価も他院と同じ基準で記載しています。 判断の材料として、この開示を含めてお読みください。

この院の特徴は、外来と在宅の両方をやっていることです。 診療科は内科・糖尿病内科・甲状腺内科・呼吸器内科・脳神経内科・アレルギー科(届出上は小児科・皮膚科も含みます)。外来は月〜木と土日に開いており、金曜と祝日が休診という、一般的な院と逆の並びです。発熱・感染症外来には専用のエントランスとテントがあります。

在宅については、厚生労働省の届出で「自院で24時間の連絡体制と往診体制を確保」となっています。連絡だけでなく往診まで自院で持つ届出は、5院では立川在宅ケアクリニックとこの院だけです。前年度の看取りは34件。 訪問診療については別のサイト(clinic-tokyo.com)で案内しています。

通院しているうちから在宅への移行を相談でき、同じ医師が続けて診るという形が取りやすい院です。

口コミの傾向(★3.0/128件)

★3.0/128件で、本記事では低いほうの評価です。 ただしこの128件は外来についての投稿で、在宅医療の評価ではありません。言及の多い言葉は「診察」(27件)、「発熱」(22件)、「電話」(22件)、「コロナ」(14件)。

低評価の理由は主に3つです。混雑(「予約したのに1時間半待った」「駐車場が空かない、待合室が混み合って座れない」)、発熱外来の運用への不満(微熱では検査の対象にならないと説明されたこと、外で待つ間の応対)、専門外への期待とのずれ(皮膚の症状で受診したが処置や処方がなかった。院側は「皮膚科や小児科については非専門医による診療となることを事前に説明し、了承のうえで診察している」と返信)。

一方で、「駅近で土日も受診できるため流行期は混み合うが、WEB予約や発熱外来予約をしてから行けば問題ない」という投稿、院長が穏やかで通い続けているという投稿、院内で倒れた家族が手厚く対応してもらったという投稿があります。院側は低評価の投稿にも一件ずつ個別に返信しています。

項目内容
クリニック名医療法人社団 季邦会 街のクリニック立川・村山
院長鎌形 博展(本記事の監修医師
住所〒190-0004 東京都立川市柏町4-63-25 ヴィアーレ玉川上水1階
最寄駅西武拝島線 玉川上水駅 徒歩2分/多摩モノレール 玉川上水駅 南口 徒歩1分
診療科内科・糖尿病内科・甲状腺内科・呼吸器内科・脳神経内科・アレルギー科(届出上は小児科・皮膚科を含む)
届出在宅療養支援診療所/病床0床
24時間体制自院で24時間の連絡体制と往診体制を確保
前年度の看取り34件
外来月〜木 8:30〜13:00/14:30〜19:00 土日 8:30〜13:00(受付終了は午前12:45・午後18:45)/金曜・祝日 休診
感染症対応発熱・感染症外来専用のエントランスとテント
その他オンライン診療・予防接種・健康診断。訪問診療は別サイト(clinic-tokyo.com)で案内
駐車場5台
電話042-535-3974
Google評価★3.0/128件(2026年7月30日時点。外来についての投稿が中心
公式サイトhttps://tamagawa-josui.com/

このクリニックが向いている人:外来に通っているうちから在宅への移行を相談しておきたい方、急な体調変化のときに自院の往診体制がある院を選びたい方、柏町・玉川上水・武蔵村山方面にお住まいの方、土日に外来も使いたい方。外来は混雑するため、WEB予約と発熱外来予約を使うことが前提です。金曜が休診である点にも注意してください。

街のクリニック立川・村山を含む立川市の内科クリニック10選

さいわいこどもクリニック

幸町、多摩モノレール泉体育館駅から徒歩5分(立川駅北口からバス終点下車徒歩1分)。5院で唯一、こどもの在宅訪問診療を行っている院です。院長は平野静香先生(日本小児科学会専門医)。

この院には在宅診療部があります。 体制が具体的です。

  • 在宅診療部長・雨宮馨先生(日本小児科学会専門医/日本在宅医療連合学会専門医)。都立小児総合医療センター神経内科を経て、2011年より島田療育センターはちおうじで障害児医療に従事。成人のがん病棟の緩和ケアと成人の在宅診療も経験し、2021年9月に在宅診療部長へ
  • 水谷亮先生(日本小児科学会専門医/日本周産期新生児医学会専門医/日本在宅医療連合学会専門医/医学博士)。埼玉県立小児医療センターで小児腎臓病と新生児医療に携わり、NICUで重症の赤ちゃんの治療にあたるなかで在宅支援の必要性を感じた経歴。2018年より在宅診療部の非常勤、2022年9月より常勤

小児の在宅医療は、対応できる医療機関が非常に限られます。 医療的ケアが必要なお子さんは成人と診療の内容がまったく違い、成人の在宅クリニックがそのまま診られるわけではありません。在宅医療の専門資格を持つ小児科医が2名いる体制は、市内では貴重です。

外来は月・火・木・金・土の8:50〜12:30と13:30〜17:00(水曜・日曜・祝日が休診)。病気の外来は午前のみで、インターネット予約制です。病児保育室「ぽけっと病児保育室」も併設しています。無料駐車場20台。

在宅療養支援診療所の届出と24時間対応については、公式サイトに記載がありません。 対応できる医療的ケアの範囲、受け入れの条件、夜間の体制は、必ず電話で直接ご確認ください。

口コミの傾向(★3.1/28件)

28件ですが、内容は外来(一般の小児科受診)についての投稿で、在宅診療についてのものではありません。 またこの院は院長が交代しており、旧院長の時代の投稿が平均に混ざっています。 在宅診療部の評価としては読めない数字です。判断の材料としては、在宅診療部の医師の資格と経歴、そして実際に相談したときの説明のほうが確かです。

項目内容
クリニック名医療法人社団 さいわいこどもクリニック
院長平野 静香(日本小児科学会専門医)
在宅診療部部長・雨宮 馨(小児科専門医/日本在宅医療連合学会専門医)、水谷 亮(小児科専門医/周産期新生児医学会専門医/在宅医療連合学会専門医/医学博士)
住所〒190-0002 東京都立川市幸町1-11-3
最寄駅多摩モノレール 泉体育館駅から徒歩5分/立川駅北口からバス終点下車 徒歩1分
診療科小児科・精神科(小児のみ)・こども在宅訪問診療
届出・24時間体制公式サイトに記載なし(要確認)
外来月火木金土 8:50〜12:30/13:30〜17:00(水曜・日曜・祝日 休診)。病気外来は午前のみ・インターネット予約制
その他病児保育室「ぽけっと病児保育室」を併設。無料駐車場20台
電話042-536-7280
Google評価★3.1/28件(2026年7月29日時点。外来についての投稿。院長交代前の投稿を含む
公式サイトhttps://saiwaikodomo.jp/

このクリニックが向いている人:医療的ケアが必要なお子さんの在宅診療を探しているご家族、NICUや小児病院からの退院後に地域で診てもらう先が必要な方、障害児医療の経験がある医師に相談したい方。受け入れの可否・対応できる医療的ケア・夜間の体制は、必ず電話でご確認ください。

さいわいこどもクリニックを含む立川市の小児科クリニック5選

つばさクリニック立川

柴崎町、立川駅南口から徒歩5分/多摩モノレール立川南駅から徒歩2分。医療法人社団おおぞら会が2025年8月に開院したクリニックで、院長は佐谷健一郎先生です。町田市・多摩市・小平市・立川市・相模原市に拠点を持つグループの1つです。

精神科の訪問診療に力を入れているのがこの院の性格です。診療科は内科・精神科・心療内科・皮膚科・睡眠障害内科・睡眠障害精神科・児童精神科(13歳以上)。対応する疾患として、適応障害・うつ病・双極性障害・認知症・統合失調症・睡眠障害を挙げています。

精神科と内科の両方を同じ院で診られることを強みに挙げており、「認知症やうつ病、統合失調症などの精神科の相談に加え、糖尿病や高血圧など内科の対応も可能」としています。精神疾患があると内科の通院が続かなくなることは珍しくないため、両方をまとめて診る形は理にかなっています。

届出は連携型の機能強化型在宅療養支援診療所(支援診2)24時間365日の緊急対応体制を公式サイトに掲げています。対応エリアは立川市・国立市・昭島市・武蔵村山市・東大和市・福生市・羽村市・瑞穂町。

外来は水曜15:00〜17:30と土曜13:30〜17:00のみ(月火木金日は休診、5週目の水曜・土曜も休診)で、訪問診療が主体の運営です。完全予約制で、まず電話で相談する流れです。

口コミの傾向(★5.0/1件)

1件だけです。星に意味を持たせられる件数ではありません。2025年8月に開院したばかりで、母数が積み上がっていないためです。

判断の材料としては、届出内容(機能強化型・連携型/24時間365日の緊急対応)と、グループが5市で在宅医療を展開している実績を見ることになります。院は「境界性パーソナリティ障害」をテーマにした無料講演会をオンライン併用で開催するなど、地域への情報発信を行っています。

項目内容
クリニック名医療法人社団 おおぞら会 つばさクリニック立川
院長佐谷 健一郎
住所〒190-0023 東京都立川市柴崎町2-1-6 エルタワー・タチ3階
最寄駅JR立川駅 南口から徒歩5分/多摩モノレール 立川南駅から徒歩2分
診療科内科・精神科・心療内科・皮膚科・睡眠障害内科・睡眠障害精神科・児童精神科(13歳以上)
届出連携型の機能強化型在宅療養支援診療所(支援診2)
24時間体制24時間365日の緊急対応体制
対応する疾患適応障害、うつ病、双極性障害、認知症、統合失調症、睡眠障害
対応エリア立川市・国立市・昭島市・武蔵村山市・東大和市・福生市・羽村市・瑞穂町
外来水 15:00〜17:30/土 13:30〜17:00(完全予約制。月火木金日と第5週の水・土は休診)
開院2025年8月
電話042-518-9409
Google評価★5.0/1件(2026年7月31日時点。開院間もないため母数が少ない
公式サイトhttps://clinic-tsubasa.com/tachikawa/

このクリニックが向いている人:認知症で通院が難しくなった方、うつ病や統合失調症の治療を自宅で続けたい方、精神科と内科を同じ院でまとめて診てほしい方、立川市周辺(国立・昭島・武蔵村山・東大和・福生・羽村・瑞穂)にお住まいの方。

このほかの選択肢

本記事では、役割が重ならないように5院を選びました。立川市には他にも在宅医療を行う診療所があります。必要な条件(エリア・処置・専門)によっては、こちらのほうが合う場合があります。

  • 西立川クリニック(富士見町・医療法人社団団喜会)— 在宅療養支援診療所。前年度の看取りは101件と多く、自院で24時間の連絡・往診体制を確保しています。高齢者施設・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅の入居者が中心で、脳卒中のあとの在宅療養にも対応。精神科は訪問のみ(外来では診察していません)。夜間・休日専用の電話番号(080-0800-3326)あり。Google口コミは0件です
  • 諏訪の森クリニック(柴崎町)— 在宅療養支援診療所。訪問リハビリテーションを診療内容に掲げ、回復期の方とがん患者さんの緩和リハビリの両方を対象としています。2006年開院。24時間体制の内容が公式サイトに記載されていないため、夜間の対応は要確認です
  • はごろも内科小児科(羽衣町)— 機能強化型(連携型)在宅療養支援診療所。外来(内科・小児科)を通常どおり行いながら在宅医療も提供しており、対応エリアが公式サイトに明記されています(立川市全域と近隣8市の一部)。ケアマネジャー・施設スタッフからの相談も受け付けています
  • ぽかぽかメンタルクリニック(富士見町)— 心療内科・精神科の訪問診療。対応エリアが17市町と非常に広いのが特徴です。在宅療養支援診療所の届出と24時間対応については公式サイトに記載がなく、要確認です
  • 立川相互ふれあいクリニック(錦町・健生会)— 訪問診療を行っていますが、対象は「ふれあいクリニックへの定期受診の患者様」です。すでに外来にかかっている方が在宅へ移る場合の選択肢になります。前年度の看取りは20件

依頼するまでの流れと、聞いておくこと

在宅医療は、契約の前に面談があります。ここで比較ができます。

相談の窓口

  • 入院中なら、病院の地域連携室(患者支援センター)。退院前カンファレンスで在宅の主治医を決める流れが一般的です
  • 介護保険を使っているなら、担当のケアマネジャー
  • どこにも繋がっていないなら、地域包括支援センター。立川市内に複数あり、担当地区が決まっています

本記事の口コミにも、地域包括支援センターに相談して「終末期の実践が多い」院を紹介してもらった、という投稿がありました。専門職は実績を知っています。

面談で聞いておくとよいこと

1. 夜中に急変したら、誰が来ますか(医師か、看護師か、電話だけか)2. 今使っている医療機器と処置に対応できますか(機器名をそのまま伝える)3. 入院が必要になったら、どの病院に相談しますか4. 訪問の頻度と、1か月の自己負担はいくらになりますか(医療保険。介護保険の負担とは別です)5. 看取りまで診てもらえますか(希望する場合)6. 担当の医師は固定ですか、複数の医師が交代しますか

費用について:在宅医療は医療保険が使われ、訪問診療は月2回の定期訪問が基本の形です。自己負担の割合や加入している保険、公費の対象かどうかで金額が変わります。高額療養費制度の対象にもなります。金額は院によって説明の仕方が違うので、面談で必ず確認してください。

立川市の外の選択肢

立川市には在宅療養支援診療所が複数あり、市内で選べる状況にあります。ただし、市外のクリニックが立川市を対応エリアに含んでいることもあります(本記事の掲載院も、複数の市にまたがって訪問しています)。

お住まいの場所が市境に近い場合や、必要な処置に対応できる院が市内に見つからない場合は、近隣市の在宅クリニックも候補に入れて構いません。ケアマネジャーや地域包括支援センターに「市外でも構わない」と伝えると、候補が広がります。

受診・相談の目安(参考):通院のたびに体力を消耗している、待合室で座っているのがつらい、家族の付き添いなしでは受診できない、といった状態が続いているなら、在宅医療を検討する時期です。「まだ歩けるから早い」と考える必要はありません。 元気なうちに在宅の主治医を決めておくほうが、急変したときに慌てずに済みます。

選定方法と情報の出典

  • 対象:立川市内で訪問診療を行っているクリニック(診療所)のうち、厚生労働省「医療情報ネット」または公式サイトで在宅医療の体制を確認できたもの。病院は対象にしていません
  • 一次情報に厚生労働省の届出情報を使いました:この分野は口コミが機能しない(確認した院の口コミは0〜29件で、内容も在宅ではなく外来についてのものが大半)ため、在宅療養支援診療所の届出・病床数・24時間対応体制・前年度の看取り実績・対応できる医療処置という、届出に基づく客観的な情報を軸にしました。同じ情報は「医療情報ネット(ナビイ)」で誰でも確認できます
  • 5院にした理由:在宅医療は院ごとに役割がはっきり分かれます。がんの緩和ケア・入院の受け皿・急変時の往診・小児・精神科という軸が重ならないように選びました。掲載しなかった院も「このほかの選択肢」で挙げています
  • 除外した院があります:訪問診療の実績が届出上0件だった院、24時間の往診体制も連絡体制も持たない院は、日常的に在宅を任せる先としては挙げていません。また、公式サイトに「機能強化型在宅療養支援診療所」と記載がある一方、医療情報ネットでは在宅療養支援診療所の届出が確認できなかった院があり、事実関係が確定できないため掲載を見送りました
  • 病床について:確認した範囲で、立川市内で在宅医療を行う診療所に入院用の病床を持つ院はありませんでした。入院が必要になった場合は病院への紹介になります。法人内に病院がある院(立川相互錦町クリニック)については、その旨を記載しています
  • 口コミの扱い:件数・評価は2026年7月31日にGoogleマップで確認した値です(街のクリニック立川・村山は7月30日、さいわいこどもクリニックは7月29日)。星の高い順には並べていません。 在宅医療は口コミの件数が極端に少なく、1件で平均が動きます。また投稿の大半は外来についてのもので、在宅医療の評価ではありません。その旨を院ごとに明記しました。口コミが0件であることは質の低さを意味しません
  • 利害関係の開示「街のクリニック立川・村山」は本メディアの運営元グループ(株式会社EN/医療法人社団季邦会)の医療機関で、本記事の監修医師が院長を務める院です。 掲載理由(届出上、自院で24時間の連絡・往診体制を確保し、前年度の看取りが34件)と、他院と同じ基準で口コミを記載したことを本文中にも明記しています
  • 掲載順:おすすめ順ではありません
  • 医師による確認:記載内容は現役医師が確認しています

情報の出典(2026年7月時点)

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