2026年2月7日〜8日に第120回医師国家試験が実施されました。
本記事では、医師国家試験対策シリーズの最終回として、
STEP⑤「国試直前期の過ごし方」を解説します。
- 体調管理
- メンタル管理
- 医師国家試験直前期の勉強法
について、実際に国試を受験した医学部6年生の筆者の経験をもとに紹介します。
医師国家試験の直前期は、知識量だけでなくコンディションが結果を左右する時期です。
正しい過ごし方を知って、本番で最大限の力を発揮しましょう。

医師国家試験直前期の体調管理
医師国家試験は毎年2月上旬に実施されるため、インフルエンザなどの感染症が流行する時期と重なります。
どれだけ勉強しても、体調を崩してしまっては意味がありません。
まずは体調管理を最優先にしましょう。
直前期にやるべき体調管理
筆者がおすすめする対策は以下の通りです。
- インフルエンザの予防接種を受ける
- 手洗い・うがい・マスクの徹底
- 早寝早起きで生活リズムを整える
感染対策は「やりすぎ」くらいでちょうどいい
直前期(特に本番1週間前)は、
- 大学に行かず自宅で勉強する
- 人混みを避ける
といった対策も有効です。
「そこまでやる?」と思うくらいでちょうどいいのが国試直前期です。
本番の時間に合わせて生活リズムを調整
生活リズムは本番の試験時間に合わせることが重要です。
筆者は、
- 試験時間に合わせて集中する
- 休憩時間に軽食、仮眠をとる
といった練習もしていました。
こうした準備が、本番での安定したパフォーマンスにつながります。
医師国家試験直前期のメンタル管理
直前期は、誰でも不安になります。
- 「全然覚えられていない気がする」
- 「本番で失敗したらどうしよう」
こうした不安は、むしろ自然なものです。
メンタルを安定させる3つの方法
筆者がおすすめするのは、次の3つです。
- 生活リズムを崩さない
- 不安を誰かに話す
- これまでの努力を見返す
不安は「共有する」と楽になる
筆者自身、直前期は緊張して試験前日にあまり眠れませんでした。
「自分だけかも」と思っていましたが、友人に話すと多くの人が同じ状態でした。
「みんな同じなら大丈夫」
そう思えるだけで、かなり気持ちが楽になります。
不安は抱え込まず、友人・家族・指導医など信頼できる人に話すことが大切です。
「何も覚えていない感覚」は正常です直前期になると、
「自分は何もできていないのでは?」と感じることがあります。
しかしこれは、知識が整理されていく過程で起こる正常な感覚です。
そんなときは、
- これまでのノート
- 勉強記録
- スケジュール
を見返してみてください。
過去の自分と比べると、確実に成長していることに気づけます。
医師国家試験直前期の勉強法
直前期は、新しいことに手を出すよりも
「できる問題を確実に取る」ことが重要です。
直前期にやるべき勉強
- 過去問の復習(特に間違えた問題)
- 必修問題の確認
- 頻出分野の総復習
やらない方がいいこと
- 新しい参考書に手を出す
- 難問にこだわりすぎる
- 完璧を目指しすぎる
直前期は「積み上げる」よりも、
「取りこぼしを減らす」意識が重要です。
まとめ:直前期は「整える」が最重要
医師国家試験の直前期に大切なのは、
- 体調を整える
- メンタルを安定させる
- 得点効率を意識する
ことです。
勉強量は十分でも、不安が完全になくなることはありません。
最後は、これまで積み重ねてきた自分を信じることが何より大切です。
この記事を読んでくださったすべての医学生の皆さんの合格を心から願っています。
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文責:ProDoctorsインターンシップ生(医学部6年)





