2026年2月7日〜8日に第120回医師国家試験が実施されました。
現4〜5年生の医学生の中には、「そろそろ自分たちの番だ」と感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、医師国家試験対策シリーズの
STEP③「基礎知識をどう固めるか」として、
- 教科書・講義資料の使い方
- 国試対策教材の選び方
- インプットとアウトプットのバランス
について、実際に国試を受験した医学部6年生の筆者の経験をもとに解説します。

教科書・講義資料の使い方
現在、多くの医学生は
- 動画講義
- 問題演習アプリ
を中心に医師国家試験対策を進めています。
一般的な勉強スタイルは、
動画講義でインプット → 演習アプリでアウトプット
という流れです。
筆者も、4〜5年生のポリクリ(臨床実習)の空き時間を使って、
- 巡回している診療科の内容を動画講義でインプット
- 巡回終了時の確認テストに向けて演習アプリでアウトプット
という形で学習していました。
この方法は、ポリクリでの学習内容と国試対策を同時に進められるため、非常に効率的だと感じました。
テキスト中心で勉強する方法もある
一方で、少数派ではありますが、
- レビューブック
- イヤーノート
といったテキストを調べながら読み込むことでインプットしている学生もいました。
また、アウトプットの方法として
- まとめノートを作る
- 白紙に覚えた内容を書き出す
といった方法を実践している人もいます。
ただし最終的には、問題演習アプリでアウトプットする形に落ち着く学生が多い印象でした。
自分に合った勉強方法を見つけることが大切です。
医師国家試験対策教材の選び方
動画講義や演習アプリには、いくつかの企業がサービスを提供しています。代表的なものとしては、
- メディックメディア
- MEC
- テコム
などが挙げられます。
筆者自身も、どの教材を選ぶべきか悩みましたが、実際に使ってみると大きな差はあまりないと感じました。
多くのサービスでは無料体験やお試し版が用意されているため、
- 自分にとって分かりやすいか
- 使いやすいか
という観点で選ぶのがおすすめです。
もし迷ってしまう場合は、
- 友人と同じ教材を選んで進度を合わせる
- あえて違う教材を使い、情報交換する
といった方法も有効です。
インプットとアウトプットのバランス
医師国家試験対策では、インプットとアウトプットのバランスも重要です。
筆者のおすすめは、次のようなバランスです。
4〜5年生:インプット中心
ポリクリを巡回しながら、
- 動画講義で知識を整理
- 診療科ごとの内容を理解
といったインプット中心の学習を行います。
5年後半〜6年生:アウトプット中心
進級試験や国試対策の時期になると、
- 過去問演習
- 問題アプリ
などを使ったアウトプット中心の学習に切り替えることがおすすめです。
6年生になると、
- 友人同士で問題を出し合う
- 学んだ内容を共有する
といった能動的なアウトプットも非常に効果的です。
まとめ:基礎知識はポリクリ+動画講義で固める
医師国家試験対策の基礎知識を固めるためには、
- 動画講義でインプット
- 問題演習アプリでアウトプット
という流れを作ることが重要です。
特に4〜5年生では、ポリクリと並行して基礎知識を整理することが国試対策の土台になります。
次の記事
次の記事では、
STEP④ 過去問・問題演習の進め方
として、医師国家試験の過去問をどのように演習すればよいのか、具体的な方法を紹介していきます。
ぜひあわせてご覧ください。
文責:ProDoctorsインターンシップ生(医学部6年)






