本記事について
耳鼻いんこう科は、同じ専門医資格を持つ医師でも「耳・鼻・のどのどこをやってきたか」で分かれる科です。 風邪と花粉症ならどこでも大きくは変わりません。分かれるのは、長引いたとき・原因がはっきりしないときです。本記事は、医師の専門医資格と経歴、そして院内でできる検査が重ならないように5院を選びました。
掲載順はおすすめ順ではありません。掲載料は受け取っていません(選定ポリシー)。
※市内の医療機関は厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年8月1日現在)で全数を確認し、資格・経歴・診療時間は各院の公式サイトと厚生労働省「医療情報ネット」で確認しています。Google口コミは2026年9月25日時点。受診前に各院の公式サイト等で最新情報をご確認ください。
急いで受診したほうがいいのは、どんなとき?
耳鼻いんこう科には、来週でいい症状と、数日を争う症状が同居しています。 先にそこだけ書きます。
片方の耳が急に聞こえなくなったときは、週明けを待たないでください。 厚生労働省の e-ヘルスネットは突発性難聴について、「発症後1週間以内に、それらによる適切な治療法を受けることで、約40%の人は完治し」、「発症後すぐ治療を受けないと、難聴や頑固な耳鳴りが残ったり、聴力を失うこともあるため、早めの受診と治療開始が大切です」としています(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「突発性難聴について」)。耳がふさがった感じ、片耳だけの耳鳴り、めまいを伴う難聴も同じ扱いです。
次の症状は、その日のうちに相談してください。
- のどが腫れて息が苦しい・唾も飲み込めない
- めまいで立てない、まっすぐ歩けない
- 強い耳の痛みに高熱が続く
- 鼻血が10分以上圧迫しても止まらない
- 子どもが耳や鼻にものを入れた、魚の骨が刺さった
そして小平市の休日応急診療・準夜応急診療は、診療科目が内科と小児科で、耳鼻いんこう科を含みません(出典:小平市「休日・準夜応急診療と救急病院」)。夜間・休日に耳・鼻・のどを診てもらえる公的な窓口は、市内にはないと考えてください。
- 東京都救急相談センター #7119(つながらない場合は 042-521-2323)——救急車を呼ぶべきかの相談と、その時間に診てもらえる医療機関の案内が受けられます
- 息が苦しい、意識がはっきりしない、大量に出血している——このようなときは 119番 を呼んでください
はじめに
小平市の診療所125件のうち、耳鼻いんこう科を標榜しているのは8院です。診療所125件に対して8院——市内でもっとも院数の少ない科のひとつで、皮膚科(25院)や整形外科(10院)と比べても選択肢は限られます。
この8院を一次情報で調べたところ、選び方を左右する事実が3つ出てきました。
1つめは、耳鼻いんこう科は「聞こえ」の入口を独占していることです。 小平市の高齢者補聴器購入費助成事業は、申請に耳鼻咽喉科の医師が書いた医師意見書を求めています。65歳以上・住民税非課税で、身体障害者手帳(聴覚障害)の対象にならない中等度難聴の方が対象で、補聴器本体購入費用の2分の1(助成上限額4万円)が助成されます(出典:小平市「高齢者補聴器購入費助成事業」)。内科のかかりつけでは代われない手続きが、この科にはあります。
2つめは、補聴器の資格が3種類あって、持っている院が分かれることです。 ①補聴器適合判定医(厚生労働省が主管し、保険の補聴器適合検査を行える)②補聴器相談医(学会の認定)③身体障害者福祉法第15条指定医(手帳の判定ができる)。市内でこの3つを公式サイトに掲げている院は、それぞれ別の院でした。「補聴器に強い院」と1語でまとめられない科です。
3つめは、休診曜日が木曜に集中していることです。 8院のうち木曜休診が4院(井上耳鼻咽喉科医院・増田耳鼻科医院・田中耳鼻咽喉科医院・やまぐち耳鼻咽喉科)。平日に休診日がない院は2院だけ(喜平橋耳鼻咽喉科・ふくろうの森クリニック)で、土曜午後と日曜・祝日に開いているのは、市内でふくろうの森クリニックの1院です。
もう1つ、記事を書いた時点で市内の1院が変わりつつあります。 小川東町の増田耳鼻科医院は、2026年10月1日から院長が交代し、医院名が「小川耳鼻科医院」に変わります(公式サイトの2026年7月6日付お知らせ)。本記事はこの交代を前提に書いています。
えんちゃん耳鼻いんこう科は「近所でいちばん早く診てもらえる院」と「長く付き合う院」が分かれやすい科です。片方だけ決めておけば充分なこともあります。
Google口コミはどこまであてになる?
本記事は星の高い順に並べていません。 医療機関の口コミは、診療の中身より「投稿を集める運用をしているかどうか」を強く映すためです。何もしなければ不満の側に偏り、受付で投稿を依頼している院は件数も星も上がります。件数が少なく星が低いことは、医療の質が低いという意味ではありません(選定ポリシー)。
耳鼻いんこう科は、花粉と風邪の季節に一気に混みます。 待ち時間と受付の締め切りがそのまま星に出るため、全科のなかでも星が低く出やすい科です。
そして小平市では、これまで他市で見てきた読み方が2つとも成り立ちませんでした。
「件数が増えるほど星が下がる」が成り立ちません。 市内で件数が最多の喜平橋耳鼻咽喉科は★3.5/311件で、件数が最少の佐々木クリニックは★2.7/40件です。件数の多い院のほうが星が高いという、逆向きの並びになっています。
「オーナーが管理している院のほうが星が高い」も成り立ちません。 掲載5院で星がいちばん高いのは井上耳鼻咽喉科医院の★3.8(63件)ですが、この院はGoogleのビジネス情報をオーナーが管理していません(「ビジネス オーナーですか?」の表示が出る状態です)。そもそも公式サイトを持たない院が、市内で星の最上位にいます。 反対に、星がいちばん低い佐々木クリニック(★2.7)は、耳・めまい・頭頸部で医師を分けている市内でもっとも層の厚い院です。
口コミは、その院に行くかどうかを決める材料にはなりません。 何について書かれているかを眺める程度にとどめて、最後はご自身が受診して感じたことで判断されることをお勧めします。
どの院がどう違う?(比較一覧)
| 医院名 | 医師の専門性 | Google口コミ(参考) | エリア | 院内でできること | 休診日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 佐々木クリニック | 日本耳鼻咽喉科学会専門医/補聴器適合判定医/厚生省認定補聴器相談医(院長 白柳玲子)。ほかに めまい・平衡障害(医学博士)、頭頸部外科(元 多摩北部医療センター院長) | ★2.7/40件 | 花小金井(昭和病院北入り口・小西バス停すぐ) | 医師4名で耳・めまい・頭頸部を分担/咽喉頭がん検診/顔・くびのしこり/発熱は時間と別室を分けて診る | 水曜・日曜・祝日 |
| ふくろうの森クリニック | 耳鼻咽喉科の医師5名に学会認定資格の記載(補聴器適合判定医・騒音性難聴担当医・気管食道科専門医を持つ医師、補聴器相談医を持つ医師を含む)。院長の専門医資格は公式サイトで確認できませんでした | ★3.3/124件 | 花小金井(花小金井駅北口 徒歩5分) | 土曜・日曜・祝日も9時〜17時/皮膚科・内科を併設/純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー | 年末年始とGWのみ(皮膚科は水曜休診) |
| 井上耳鼻咽喉科医院 | 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/日本気管食道科学会認定専門医(院長 井上斉) | ★3.8/63件(オーナー未管理) | 花小金井南町(花小金井駅南口 徒歩4分) | アレルギー性鼻炎の日帰り手術(アルゴンプラズマ療法)/毎月第1火曜の補聴器外来(認定補聴器技能者)/小児聴力障害診療/バリアフリー | 木曜・土曜午後・日曜・祝日 |
| 増田耳鼻科医院(2026年10月1日より 小川耳鼻科医院) | 2026年就任の新院長 北村寛志=日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医/難病指定医/こどもの難聴基礎講習 修了医。国際医療福祉大学三田病院 聴覚・人工内耳センター、同 東京ボイスセンター | ★3.4/53件 | 小川東町(小川駅東口 徒歩3分) | 耳(聴覚)と声を経歴の軸に/純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー・鼻炎のレーザー治療/10月1日から予約なしでも受診可に | 木曜・水曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
| 喜平橋耳鼻咽喉科 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医/日本気管食道科学会認定専門医/日本レーザー医学会専門医(院長 村川哲也)。もう1名の医師に 補聴器相談医・身体障害者福祉法15条指定医・医学博士の記載 | ★3.5/311件(件数は市内最多) | 喜平町(立川バス・京王バス「警察学校」徒歩1分) | 舌下免疫療法/レーザー手術/オンライン診療/聴力検査室・嗅覚検査・内視鏡・重心動揺計/平日8時30分〜18時30分 | 日曜・祝日(平日の休診日なし) |
※Google口コミの評価・件数は2026年9月25日時点。掲載順は地区(花小金井→花小金井南町→小川東町→喜平町)を目安にしています。おすすめ順ではありません。
夜間・土日・祝日は、どこで診てもらえる?
掲載5院にかぎらず、小平市内で耳鼻いんこう科が「いつ開いているか」をまとめます。 診療時間は掲載の基準にしていません(選定ポリシー)。
平日の夜
いちばん遅いのは18時30分で、喜平橋耳鼻咽喉科と田中耳鼻咽喉科医院の2院です。次が18時で、ふくろうの森クリニック・井上耳鼻咽喉科医院・増田耳鼻科医院・やまぐち耳鼻咽喉科。佐々木クリニックは受付が17時15分までです。市内で18時30分より遅く診ている耳鼻いんこう科は確認できませんでした。
平日の朝
いちばん早いのは喜平橋耳鼻咽喉科の8時30分です。ふくろうの森クリニックは診療が9時からですが、予約の受付は平日8時から始まります。佐々木クリニックの窓口受付も8時30分から、井上耳鼻咽喉科医院の受付は8時45分からです。
曜日の穴
木曜に穴が集中しています。 8院のうち木曜休診が4院(井上耳鼻咽喉科医院・増田耳鼻科医院・田中耳鼻咽喉科医院・やまぐち耳鼻咽喉科)。水曜休診は佐々木クリニックと近藤医院の2院で、増田耳鼻科医院は水曜の午後が休診です。平日5日とも開いているのは、喜平橋耳鼻咽喉科とふくろうの森クリニックの2院だけです。
土曜
午前だけの院が大半です。 喜平橋耳鼻咽喉科は8時30分から12時30分、増田耳鼻科医院は9時から12時30分、井上耳鼻咽喉科医院とやまぐち耳鼻咽喉科は9時から12時、田中耳鼻咽喉科医院は9時から13時。佐々木クリニックの土曜は窓口受付をしておらず、前日金曜の14時から17時15分までに電話かネットで予約した方のみです。土曜の午後まで診ているのは、ふくろうの森クリニック(9時〜17時・昼休みなし)の1院です。
なお喜平橋耳鼻咽喉科の土曜午後については、公的な記録と公式サイトが食い違っています。 厚生労働省「医療情報ネット」は同院の土曜を「8時30分〜12時30分/14時〜18時」と載せていますが、公式サイトの開院時間は「土/8:30-12:30」だけです。土曜の午後に受診したい場合は、電話でご確認ください。
日曜・祝日
市内で日曜・祝日に開いている耳鼻いんこう科は、ふくろうの森クリニックの1院だけです(9時から17時・昼休みなし)。同院は休診日を年末年始とゴールデンウィークだけとしており、土曜・日曜・祝日も平日と同じ体制で耳鼻いんこう科を診ています。
夜間・休日に急な症状が出たとき
前述のとおり、小平市の休日応急診療(日曜・祝日 9時〜17時)と準夜応急診療(年中無休 19時30分〜22時30分)は、診療科目が内科と小児科で耳鼻いんこう科を含みません(一般社団法人小平市医師会応急診療所・小平市学園東町1-19-12 小平市健康センター内/042-346-3706)。耳・鼻・のどの症状で夜間・休日に受診先を探すときは、東京都救急相談センター #7119 が窓口になります。
片耳が急に聞こえなくなったとき・めまいで立てないとき・のどが腫れて息が苦しいときは、翌日を待たずに #7119 に相談してください。 突発性難聴は前述のとおり発症後1週間以内の治療開始が結果を左右します。
症状や場面ごとに、どう選べばいい?
聞こえにくい・補聴器を考えている
補聴器の資格は3種類あり、市内では別々の院に分かれています。
- 保険の補聴器適合検査まで院内で完結させたいとき——佐々木クリニックの院長 白柳玲子先生が補聴器適合判定医と厚生省認定補聴器相談医の両方を公式サイトに掲げています。ふくろうの森クリニックの耳鼻咽喉科医師のうち田中是先生も補聴器適合判定医(+騒音性難聴担当医)です
- 手帳の判定まで相談したいとき——喜平橋耳鼻咽喉科のもう1名の医師が身体障害者福祉法15条指定医と日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医を公式サイトに掲げています。ふくろうの森クリニックの高嶋正利先生も身体障害者福祉法第15条指定医、溝口平恵先生が補聴器相談医です
- 補聴器そのものの調整を相談したいとき——井上耳鼻咽喉科医院が毎月第1火曜日に認定補聴器技能者による補聴器外来を設けています(小平市医師会の医療機関情報による)。喜平橋耳鼻咽喉科は医療情報ネットに「水曜午後は補聴器外来、手術外来」と登録されています
- 市の助成を使いたいとき——小平市の高齢者補聴器購入費助成事業は、耳鼻咽喉科の医師が書いた医師意見書を求めており、意見書は診断日から3か月以内に提出する必要があります。 65歳以上・住民税非課税・身体障害者手帳(聴覚障害)の対象外・過去5年以内に同じ助成を受けていないことが条件です
子どもの聞こえが心配なとき
井上耳鼻咽喉科医院が、医療情報ネットに小児聴力障害診療を対応可能な診療として登録している市内で唯一の院です。増田耳鼻科医院(10月から小川耳鼻科医院)の新院長 北村寛志先生はこどもの難聴基礎講習 修了医で、国際医療福祉大学三田病院の聴覚・人工内耳センターに在籍した経歴を公表しています。ふくろうの森クリニックは厚生局の一覧で小児耳鼻咽喉科を標榜しています。
めまい・ふらつき
佐々木クリニックの井上亜希先生が、専門分野をめまい・平衡障害とし、東京大学で医学博士を取得しています。喜平橋耳鼻咽喉科は重心動揺計を院内の医療機器として公式サイトに挙げています。増田耳鼻科医院(10月から小川耳鼻科医院)の新院長は日本めまい平衡医学会に所属しています。井上耳鼻咽喉科医院とやまぐち耳鼻咽喉科は、医療情報ネットに「めまい診療」を登録しています。
声がかすれる・のどがつまる・むせる
この領域の資格は日本気管食道科学会の認定専門医で、市内では3院です。井上耳鼻咽喉科医院(院長)、喜平橋耳鼻咽喉科(院長)、ふくろうの森クリニック(杉本裕彦先生・田中是先生の2名)。佐々木クリニックは厚生局の一覧で気管食道科を標榜し、阿部和也先生の専門分野に口腔咽頭科学・頭頸部外科学が挙がっています。
声そのものを専門にしてきた医師という切り口では、増田耳鼻科医院(10月から小川耳鼻科医院)の新院長が国際医療福祉大学 東京ボイスセンターの経歴と日本音声言語医学会の所属を公表しており、市内ではここだけです。
花粉症の舌下免疫療法
喜平橋耳鼻咽喉科が、スギ花粉症とダニアレルギーの舌下免疫療法を専用ページで扱い、「症例数が非常に豊富」として開院からの18年を軸に据えています。ふくろうの森クリニックも、よくあるご質問で舌下免疫療法にふれています。佐々木クリニックも舌下免疫療法の案内を公式サイトに置いています。ただし舌下免疫療法は薬の供給に左右され、新規の受け入れを止めることがあります。 始めたい時期が決まっているなら、先に電話でご確認ください。
鼻づまりを手術で楽にしたい
井上耳鼻咽喉科医院が、アレルギー性鼻炎などの日帰り手術(アルゴンプラズマ療法)を小平市医師会の医療機関情報に掲げています。喜平橋耳鼻咽喉科はレーザー手術の専用ページを持ち、院長が日本レーザー医学会専門医です。増田耳鼻科医院(10月から小川耳鼻科医院)とやまぐち耳鼻咽喉科も、医療情報ネットに「鼻炎のレーザー治療」を登録しています。
熱があるけれど耳やのどを診てほしい
佐々木クリニックが、受診日から2日以内に37度以上の発熱があった方を、原則14時から14時30分の枠で別室で診ると公式サイトに明記しています(土曜を除く/当日の電話予約のみ・予約枠に限りあり)。時間と場所を分けて発熱を受けると公表している耳鼻いんこう科は、市内でここだけでした。
予約の仕組みが合うかどうか
- ふくろうの森クリニックはWEB予約のみで電話予約を受け付けていません。 耳鼻いんこう科は当日のみの順番予約で、会計は来院時に登録したクレジットカードからの事後決済です。16歳未満は必ず保護者の同伴が必要です
- 佐々木クリニックは順番予約制ですが、花粉と秋冬の時期は午前・午後それぞれ約100名で受付を締め切ります。ネット受付を早めに止めることがあると明記されています
- 増田耳鼻科医院(10月から小川耳鼻科医院)は現在は予約優先で、2026年10月1日から予約のない患者も受診できるようになります。 ただし火曜午前・土曜午前の増田医師の外来は引き続き完全予約制です
- 喜平橋耳鼻咽喉科はオンライン診療を導入しています
- 田中耳鼻咽喉科医院は再診からの24時間自動予約(042-464-2522)で、投薬・吸入のみの場合は予約が不要です
医師は何をやってきた?
医療の質を患者が評価するのは、ほぼ不可能です。 口コミが当てにならないのは前述のとおりです。そこで各院に、医師の専門医資格・経歴を載せました。何を何年やってきたかは、口コミよりは中身に近い情報です。
ただし医師の優劣ではありません。 経歴を公表していないことは質が低いことを意味しません(選定ポリシー)。
佐々木クリニック
花小金井の東京街道沿い、錦城高校の裏手、公立昭和病院の北入り口すぐ。昭和53年(1978年)に開業し、二代にわたって続いている院です。 同じ敷地の並びに、同一法人の佐々木クリニック泌尿器科・小児泌尿器科(花小金井8-11-9)があります。
耳鼻咽喉科・アレルギー科の院長白柳 玲子先生は、桜蔭高校から東京女子医科大学を卒業し、東京大学附属病院の耳鼻咽喉科に入局して、耳・鼻・腫瘍・喉のそれぞれの分野で特殊外来を含めて勤務、ほかに多摩総合医療センター・災害医療センターでも勤務した経歴を公表しています。資格は日本耳鼻咽喉科学会専門医、補聴器適合判定医、厚生省認定補聴器相談医の3つ。補聴器の「適合判定」と「相談」の2つを併せ持つ医師は、市内の公式サイトでここだけでした。
この院の特徴は、医師を領域で分けていることです。 公式サイトの医師紹介には、院長以外に3名が並びます。
- 佐々木 英子先生——京都府立医大病院耳鼻科に入局、虎ノ門病院耳鼻咽喉科を経て昭和53年に佐々木クリニックを開業。日本耳鼻咽喉科学会専門医
- 井上 亜希先生——筑波大学出身、東京大学耳鼻咽喉科、医学博士(東京大学)。専門分野はめまい・平衡障害と耳鼻科一般
- 阿部 和也先生——東京大学出身、東京大学耳鼻咽喉科。専門分野は耳鼻科一般・頭頸部外科学・口腔咽頭科学。元 多摩北部医療センター院長、元 多摩総合医療センター副院長、元 東京都がん検診センター所長
「いつも親切に、丁寧に、元気に!(Gentle Precise and Aggressive!)」——公式サイトが掲げる合い言葉です。診療内容には咽喉頭がん検診と顔・くびのしこりが明記されており、上の3名の経歴とかみ合っています。
発熱の扱いを公表している点も、この科では珍しいです。受診日から2日以内に37度以上の発熱があった方は、原則14時から14時30分の枠で、別室での診察になります(土曜を除く)。当日の電話予約のみで、直接来院しても診察できないと明記されています。
医療費助成では、東京都の大気汚染医療費助成制度(気管支喘息に関わる診療のみ)、小児慢性特定疾病医療費助成制度、難病医療費助成制度に対応しています。厚生労働省「医療情報ネット」には英語での対応が可能と登録されています。
受付は月・火・木・金が8時30分から12時、13時30分から17時15分(診療は9時と14時から)。土曜は窓口受付をしておらず、前日金曜の14時から17時15分までの電話またはネットでの予約が必要です。休診は水曜・日曜・祝日です。
口コミの傾向(★2.7/40件)
掲載5院のなかで件数が最少、星も最下位です。それでいて、耳・めまい・頭頸部で医師を分け、補聴器の2資格を持つ院長がいる——本記事でもっとも層の厚い院です。花粉と秋冬の時期に受付を100名で締め切る運用があることも、待ち時間への不満が投稿に出やすい要因とみられます。星の数そのものではなく、何について書かれているかを見てください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | 佐々木クリニック(耳鼻咽喉科・アレルギー科/昭和53年開業) |
| 院長 | 白柳 玲子/日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器適合判定医・厚生省認定補聴器相談医 |
| 経歴 | 東京女子医科大学卒業→東京大学附属病院 耳鼻咽喉科 入局(耳・鼻・腫瘍・喉の特殊外来を含む)→多摩総合医療センター、災害医療センター→現職 |
| ほかの医師 | 佐々木 英子(日本耳鼻咽喉科学会専門医/京都府立医大病院耳鼻科→虎ノ門病院)/井上 亜希(医学博士〈東京大学〉・めまい・平衡障害)/阿部 和也(頭頸部外科学・口腔咽頭科学/元 多摩北部医療センター院長・元 多摩総合医療センター副院長・元 東京都がん検診センター所長) |
| 住所 | 〒187-0002 東京都小平市花小金井8-10-26 |
| 最寄り | 東京街道沿い 錦城高校裏・公立昭和病院北入り口/西武バス「小西」すぐ |
| 診療科 | 耳鼻いんこう科・気管食道科・アレルギー科・小児外科(厚生局の一覧) |
| 診療時間 | 月・火・木・金 9:00〜/14:00〜(受付 8:30〜12:00、13:30〜17:15)、土 9:00〜12:00(前日金曜までの予約のみ) |
| 休診日 | 水曜・日曜・祝日 |
| 予約方法 | 順番予約(アイチケット)・電話。花粉期・秋冬は午前/午後それぞれ約100名で受付終了 |
| 対応 | 咽喉頭がん検診・顔やくびのしこり・舌下免疫療法・発熱は原則14:00〜14:30に別室(土曜を除く・当日電話予約のみ)・大気汚染医療費助成(気管支喘息)・英語対応 |
| 電話 | 042-345-4866 |
| Google口コミ(参考) | ★2.7/40件(2026年9月25日時点) |
| 公式サイト | https://www.sasa-cli.com/ |
このクリニックが向いている人:聞こえと補聴器をひとつの院で完結させたい方。めまいを相談したい方。くびのしこりやのどの検診を受けたい方。熱があるけれど耳やのどを診てほしい方。水曜が休診で、土曜は前日までの予約が必要なので、思い立った土曜に行きたい方には向きません。
ふくろうの森クリニック
花小金井駅の北口から徒歩5分、青梅街道沿いの小平合同庁舎の目の前。2024年10月に「ふくろうの森耳鼻咽喉科」を承継して開院し、皮膚科と内科を足した院です。
この院がほかの7院と決定的に違うのは、土曜・日曜・祝日も9時から17時まで昼休みなしで診ていることです。 平日は9時から12時30分、13時30分から18時。休診日は年末年始(1月1日〜3日)とゴールデンウィーク(5月3日〜5日)、12月30日〜31日だけです(厚生労働省「医療情報ネット」)。市内で日曜・祝日に耳鼻いんこう科を受診できるのは、この1院だけです。
院長の山田 正人先生は、聖マリアンナ医科大学医学部を卒業し、埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科の助教、国立国際医療研究センター耳鼻咽喉科、イムス三芳総合病院耳鼻咽喉科の医長を務め、現在も埼玉医科大学総合医療センター耳鼻科の非常勤医師を兼ねています。「私は、大学病院や国立機関病院にて10年以上勤務し、お子様からご高齢の方まで様々な年代の方の耳鼻咽喉科の外来診療や手術に携わって参りました」——公式サイトのご挨拶にある言葉です。ただし院長ご自身の学会認定の専門医資格は、公式サイトの院長紹介に記載がありませんでした。
この院の軸は、曜日ごとに入る医師の層です。 公式サイトの医師紹介には、耳鼻咽喉科の医師5名が資格つきで並びます。
- 高嶋 正利先生——日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/難病指定医/身体障害者福祉法第15条指定医。埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科 助教、イムス三芳総合病院・阿伎留医療センターの耳鼻咽喉科 医長
- 杉本 裕彦先生——日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/日本気管食道科学会認定専門医
- 田中 是先生——日本耳鼻咽喉科学会認定専門医/耳鼻咽喉科専門研修指導医/補聴器適合判定医/日本気管食道科学会認定専門医/騒音性難聴担当医。埼玉医科大学総合医療センター 講師・外来医長・教育主任
- 佐野 奈央先生——耳鼻咽喉科専門医。筑波大学医学類卒業、東京大学附属病院 耳鼻咽喉科頭頸部外科ほか
- 溝口 平恵先生——耳鼻咽喉科専門医/補聴器相談医
田中是先生1人で、補聴器適合判定医・気管食道科専門医・騒音性難聴担当医・専門研修指導医の4つを持っており、本記事でもっとも資格が重なっている医師です。ただし各医師の担当曜日は公式サイトの勤務医表で告知されており、受診したい医師が決まっている場合は事前の確認が必要です。
厚生労働省「医療情報ネット」に登録されている専門医資格は皮膚科専門医1名のみで、耳鼻咽喉科専門医は載っていません。 公式サイトが挙げる5名は非常勤を含むため、常勤換算での届出に反映されていないものとみられますが、どちらに何と書かれているかを並べておきます。 対応可能な検査として登録されているのは純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー、および皮膚科の真菌顕微鏡検査・凍結療法です。
予約の仕組みが独特です。 WEB予約のみで、電話予約は受け付けていません。 耳鼻いんこう科は当日のみの順番予約(皮膚科・内科は月初からの時間予約)。会計は来院時に登録したクレジットカードからの事後決済で、診察後に待つ必要がありません。16歳未満は必ず保護者の同伴が必要です。駐車場は敷地内5台と提携駐車場(ECOパーク花小金井2)6台。
併設の皮膚科は水曜休診・金曜は午前のみ、内科は毎週水曜午前と第4土曜のみです。耳鼻いんこう科は上記以外の通常時間に診療しています。
口コミの傾向(★3.3/124件)
件数は市内で2番目です。土日祝も開いている院は来院数そのものが多くなり、件数が伸びます。 星は掲載5院のまん中で、待ち時間と予約の取りにくさが投稿の側に出やすい構造です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | ふくろうの森クリニック(2024年10月 承継開院) |
| 院長 | 山田 正人/学会認定の専門医資格は公式サイトで確認できませんでした |
| 経歴 | 聖マリアンナ医科大学医学部卒業→埼玉医科大学総合医療センター 耳鼻咽喉科 助教→国立国際医療研究センター 耳鼻咽喉科→イムス三芳総合病院 耳鼻咽喉科 医長→現職(埼玉医科大学総合医療センター 耳鼻科 非常勤医師) |
| ほかの医師 | 高嶋 正利(耳鼻咽喉科専門医・難病指定医・身体障害者福祉法第15条指定医)/杉本 裕彦(耳鼻咽喉科専門医・気管食道科専門医)/田中 是(耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医・補聴器適合判定医・気管食道科専門医・騒音性難聴担当医)/佐野 奈央(耳鼻咽喉科専門医)/溝口 平恵(耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医) |
| 住所 | 〒187-0002 東京都小平市花小金井2-9-6 2F |
| 最寄駅 | 西武新宿線 花小金井駅 北口から徒歩5分(都営バス・西武バス「小平合同庁舎」「青梅街道」下車 徒歩1〜3分) |
| 診療科 | 耳鼻いんこう科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科・小児科・皮膚科・内科(厚生局の一覧) |
| 診療時間 | 平日 9:00〜12:30/13:30〜18:00、土・日・祝 9:00〜17:00(昼休みなし) |
| 休診日 | 年末年始(1/1〜3、12/30〜31)とGW(5/3〜5)のみ(皮膚科は水曜休診・金曜午前のみ、内科は水曜午前と第4土曜のみ) |
| 予約方法 | WEB予約のみ(電話予約は受け付けていません)。耳鼻いんこう科は当日のみの順番予約 |
| 対応 | 純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー・舌下免疫療法・皮膚科と内科を併設・事後決済(クレジットカード登録)・16歳未満は保護者同伴 |
| 駐車場 | 敷地内5台+提携駐車場(ECOパーク花小金井2)6台 |
| 電話 | 042-462-2960 |
| Google口コミ(参考) | ★3.3/124件(2026年9月25日時点) |
| 公式サイト | https://fukurou-ent.com/ |
このクリニックが向いている人:平日に通えず、土曜の午後や日曜・祝日に受診したい方。 皮膚科や内科もまとめて相談したい方。補聴器の適合判定を受けたい方(田中是先生の担当曜日を要確認)。電話予約ができないので、WEBでの予約が難しい方には向きません。 院長の資格を確かめてから決めたい方にも向きません。
井上耳鼻咽喉科医院
花小金井駅の南口から徒歩4分。JR中央線の武蔵小金井駅北口から西武バス「嘉悦大学入口」下車 徒歩3分でも着きます。2004年4月に保険医療機関の指定を受けた院です。
本記事の掲載5院で、Google口コミの星がいちばん高い院です(★3.8/63件)。そして、この院は公式サイトを確認できませんでした。 そのため本記事は、厚生労働省「医療情報ネット」と一般社団法人小平市医師会の医療機関情報を根拠に記載しています。この2つは公的・準公的な情報で、民間の医療情報ポータルとは扱いが違います。
院長の井上 斉先生の資格は、小平市医師会の医療機関情報に日本耳鼻咽喉科学会認定専門医と日本気管食道科学会認定専門医の2つが挙げられています。医療情報ネットの登録も耳鼻咽喉科専門医1人・気管食道科専門医1人で一致します。厚生局の一覧の標榜も耳鼻いんこう科・気管食道科です。
この院にしかないものが2つあります。
1つは、アレルギー性鼻炎などの日帰り手術です。 小平市医師会の医療機関情報は、当院の特徴として「アレルギー性鼻炎などの日帰り手術も可能です。(アルゴンプラズマ療法)」を挙げています。
もう1つは、毎月第1火曜日の補聴器外来です。 同じ情報に「毎月第1火曜日、補聴器外来(認定補聴器技能者による)」と書かれています。補聴器を扱う技能者が定期的に院内に入る枠を公表しているのは、市内でここだけでした。
子どもの聞こえについても、市内で唯一の登録があります。 医療情報ネットの対応可能な診療に、小児聴力障害診療が入っています。ほかに純音聴力検査・めまい診療・難聴診療・喉頭ファイバースコピー・耳鳴り診療・鼻炎のレーザー治療が登録されており、小平市医師会の備考は内視鏡検査・聴力検査・血液検査・細菌検査が可能としています。
バリアフリーであることも明記されています。 小平市医師会の情報は「バリアフリー。診療所にはスロープ器具、車イスを用意してあります」、および近隣の診療所・病院と積極的に連携を行っているとしています。
診療は月・火・水・金が9時から12時30分、15時から18時。土曜は9時から12時。休診は木曜・土曜午後・日曜・祝日です。外来の受付は平日8時45分から12時30分、14時45分から18時、土曜は8時45分から12時(医療情報ネット)。
口コミの傾向(★3.8/63件)
掲載5院で星が最高、件数は3番目です。そしてこの院は、Googleのビジネス情報をオーナーが管理していません(「ビジネス オーナーですか?」の表示が出る状態です)。Googleに登録されているサイトも、自院のものではなく小平市医師会のページです。投稿を集める運用をしていない院が星の最上位にいる——本記事で口コミの読み方がいちばん試される1院です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | 井上耳鼻咽喉科医院(2004年4月 保険医療機関指定) |
| 院長 | 井上 斉/日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・日本気管食道科学会認定専門医(小平市医師会の医療機関情報・医療情報ネットの登録による) |
| 住所 | 〒187-0003 東京都小平市花小金井南町1-13-7 |
| 最寄駅 | 西武新宿線 花小金井駅 南口から徒歩4分/JR中央線 武蔵小金井駅北口より西武バス「嘉悦大学入口」下車 徒歩3分 |
| 診療科 | 耳鼻いんこう科・気管食道科(厚生局の一覧) |
| 診療時間 | 月・火・水・金 9:00〜12:30/15:00〜18:00、土 9:00〜12:00(受付は8:45〜/14:45〜) |
| 休診日 | 木曜・土曜午後・日曜・祝日 |
| 対応 | アレルギー性鼻炎などの日帰り手術(アルゴンプラズマ療法)/毎月第1火曜日の補聴器外来(認定補聴器技能者による)/小児聴力障害診療/純音聴力検査・めまい診療・難聴診療・耳鳴り診療・喉頭ファイバースコピー・鼻炎のレーザー治療/内視鏡・血液・細菌検査/バリアフリー(スロープ器具・車イス) |
| 電話 | 042-461-8668 |
| Google口コミ(参考) | ★3.8/63件(2026年9月25日時点・オーナー未管理) |
| 公式サイト | 公式サイトを確認できませんでした(小平市医師会の医療機関情報/医療情報ネットの機関詳細) |
このクリニックが向いている人:鼻づまりを日帰りの手術で楽にしたい方。補聴器の調整を技能者に相談したい方(毎月第1火曜)。子どもの聞こえが心配な方。 車イスで通院される方。木曜が休診で、土曜も午前だけです。 また診療時間や休診日の最新の情報を自院のサイトで確認できないため、受診前に電話でのご確認をお勧めします。
増田耳鼻科医院(2026年10月1日より 小川耳鼻科医院)
小川駅の東口から徒歩3分、府中街道からブリヂストン東京工場前の「小川東町信号」を中宿通りに入ったマルメゾン2階。平成9年(1997年)10月に保険医療機関の指定を受けた院ですが、2026年10月1日に院長が交代し、医院名が変わります。
公式サイトの2026年7月6日付お知らせに、こう書かれています。 「10月1日より北村医師を院長に迎え、医院名を『小川耳鼻科医院』に変更致します。診療時間、予約制等は当分の間現在と同様です。現院長 増田も火曜日・土曜日(午前中)引き続き診察を行います。」
厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年8月1日現在)と医療情報ネットは、医院名を「増田耳鼻科医院」、管理者を「増田 成夫」としています。 交代日が10月1日のため公的な記録はまだ更新前の状態で、本記事の全院一覧も厚生局の表記に合わせています。
新しい院長の経歴が、この院の軸を変えています。 北村 寛志先生は杏林大学医学部を卒業し、国際医療福祉大学三田病院の聴覚・人工内耳センター、同大学の那須医療センター・成田病院・熱海病院、山王病院、国際医療福祉大学 東京ボイスセンターを経て、2026年に院長に就任します。資格は日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医、難病指定医、こどもの難聴基礎講習 修了医。所属学会は日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・日本音声言語医学会・日本めまい平衡医学会・日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会です。
「特に、めまい・難聴などの耳の症状や、声・のどの症状について専門的な診療経験を積んできました」——公式サイトの院長紹介にある言葉です。聴覚・人工内耳センターとボイスセンターの両方を通ってきた医師で、「耳(聴こえ)」と「声」の2つを経歴の軸にしている院は、市内でここだけでした。小平市に隣接する東久留米市で育ったことも公表しています。
もう1つ、10月1日から予約の仕組みが変わります。 公式サイトのトップに「2026年10月1日より、ご予約のない患者さまも受診いただけるようになります」と告知されています。現在は予約優先(電話・パソコン・院内の予約専用機からの24時間自動予約)で、10月以降も火曜日午前・土曜日午前の増田医師の外来は完全予約制のままです。
なお、記事公開時点で臨時休診中です。 公式サイトの2026年8月21日付お知らせに「9月25日(金)〜30日(水)院内の内装工事の為休診させていただきます」とあります。10月1日からの新体制に合わせた工事とみられます。
医療情報ネットに登録されている専門医資格は耳鼻咽喉科専門医1人・気管食道科専門医1人(前院長の体制での届出)、対応可能な検査は純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー・鼻炎のレーザー治療です。
診療時間は、公式サイトと公的な記録が水曜午後で食い違っています。 公式サイトの診療時間表は月・火・金が9時〜12時30分と15時〜18時、水曜は午前のみ、土曜は午前のみ、木曜・日曜・祝日が休診です。医療情報ネットは水曜の午後(15時〜18時)も診療と登録しています。水曜の午後に受診したい場合は、電話でご確認ください。駐車場はマルメゾンの敷地内5カ所です。
口コミの傾向(★3.4/53件)
星・件数ともに掲載5院のまん中です。Googleの情報は院長交代前の「増田耳鼻科医院」のままで、9月25日からの臨時休診も反映されていません。 口コミは前院長の体制のもとで積み上がったもので、10月からの新体制の評価はまだ含まれていません。 この院についてはとくに、星の数から読み取れることは限られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | 増田耳鼻科医院(2026年10月1日より 小川耳鼻科医院/平成9年10月 保険医療機関指定) |
| 新院長(2026年10月1日より) | 北村 寛志/日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医・難病指定医・こどもの難聴基礎講習 修了医 |
| 経歴 | 杏林大学医学部卒業→国際医療福祉大学三田病院(聴覚・人工内耳センター)→同大学 那須医療センター・成田病院・熱海病院→山王病院→国際医療福祉大学 東京ボイスセンター→2026年 院長就任 |
| 前院長 | 増田 成夫(厚生局の一覧・医療情報ネットの管理者欄)。10月以降も火曜午前・土曜午前の外来を担当(完全予約制) |
| 住所 | 〒187-0031 東京都小平市小川東町1-30-9 マルメゾン2F |
| 最寄駅 | 西武国分寺線・拝島線 小川駅 東口から徒歩3分 |
| 診療科 | 耳鼻いんこう科(厚生局の一覧) |
| 診療時間 | 月・火・金 9:00〜12:30/15:00〜18:00、水 9:00〜12:30、土 9:00〜12:30(公式サイト) |
| 休診日 | 木曜・水曜午後・土曜午後・日曜・祝日(公式サイト) |
| 予約方法 | 予約優先(電話・PC・院内の予約専用機/24時間自動予約)。2026年10月1日より予約なしでも受診可。火曜午前・土曜午前の増田医師の外来は完全予約制 |
| 対応 | 純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー・鼻炎のレーザー治療 |
| 駐車場 | マルメゾン敷地内5カ所 |
| 臨時休診 | 2026年9月25日(金)〜30日(水)院内の内装工事のため休診 |
| 電話 | 042-345-1446 |
| Google口コミ(参考) | ★3.4/53件(2026年9月25日時点・院長交代前の体制での評価) |
| 公式サイト | https://www.masudajibika.com/ |
このクリニックが向いている人:声のかすれ・のどの詰まりを、声を専門にしてきた医師に相談したい方。片耳の難聴やめまいを相談したい方。子どもの聞こえが心配な方。 小川駅から歩いて通いたい方。木曜と水曜午後・土曜午後が休診で、2026年9月30日まで臨時休診中です。
喜平橋耳鼻咽喉科
喜平町、五日市街道の喜平橋交差点から玉川上水遊歩道沿いに多摩湖方面へ向かってすぐ。立川バス・京王バス「警察学校」下車 徒歩1分で、掲載5院で唯一、鉄道の駅からの徒歩案内を公式サイトに載せていない院です。2007年11月の開院から18年が経っています。
院長の村川 哲也先生は防衛医科大学校を卒業し、防衛医科大学校病院で初任実務研修、香川労災病院耳鼻咽喉科、防衛医科大学校 耳鼻咽喉科学講座、耳鼻咽喉科麻生病院、防衛医科大学校 医学教育部 医学研究科、カリフォルニア大学バークレー校 ローレンスバークレー研究所、熊本市民病院耳鼻咽喉科を経て2007年11月に開業しています。資格は日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本気管食道科学会認定専門医、日本レーザー医学会専門医の3つ。日本レーザー医学会の専門医を公式サイトに掲げている耳鼻いんこう科は、市内でここだけでした。
「耳鼻咽喉科は、脳神経外科・眼科とともに頭頸部領域の主要臓器を担当とする診療科です」——公式サイトの院長ごあいさつは、①良質で安全な医療の提供、②院内で対応可能な検査・処置・小手術を適宜行うこと、③必要に応じて速やかに高次病院へ紹介すること(公立昭和病院、都立多摩総合医療センター、防衛医科大学校病院、杏林大学医学部付属病院等)の3点を掲げています。
公式サイトにはもう1名の医師の経歴が掲載されています。 防衛医科大学校医学部医学科を卒業し、自衛隊中央病院耳鼻咽喉科 医員、オーストリア共和国インスブルック大学に留学、自衛隊阪神病院・自衛隊札幌病院の耳鼻咽喉科部長、自衛隊仙台病院の病院長を歴任。医学博士、日本耳鼻咽喉科学会認定 専門医、日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医、身体障害者福祉法15条指定医。手帳の判定ができる15条指定医と補聴器相談医を併せ持つ医師は市内でここだけです。ただし、この医師の氏名は公式サイトに記載がありませんでした。
この院の一番の軸は、アレルギーです。 「スギ花粉症やダニアレルギーの体質を改善させる舌下免疫療法の症例数が非常に豊富」として、開院からの18年を前面に出しています。院長は小学館から『子どもの一生を決める花粉症対策』を上梓しており、院内でも販売しています。舌下免疫療法・アレルギー性鼻炎・レーザー手術の専用ページがあります。
もう1つの軸は、専門外来を曜日で分けていることです。 厚生労働省「医療情報ネット」に「水曜午後は補聴器外来、手術外来、金曜午前は耳鳴外来を行っています」と登録されています。耳鳴りの専門枠を公表している院は市内でここだけでした。
院内には聴力検査室・ネブライザー・嗅覚検査・内視鏡・重心動揺計が揃い、ウイルスや花粉を除去する業務用の空気清浄機を導入しています。オンライン診療も導入しています。厚生局の一覧の標榜は耳鼻いんこう科・呼吸器科・小児科・内科・気管食道科・アレルギー科・睡眠障害耳鼻咽喉科の7つで、睡眠障害耳鼻咽喉科を標榜しているのも市内でここだけです。
このほか、公式サイトのお知らせに2つの検査が載っています。 ひとつは血中のPFAS(フッ素化合物)濃度を採血で調べる検査で、「小平市を含む多摩地域の水道水には、数年前まで基準値を大幅に超えるPFASが含まれていました。2019年以降、PFAS濃度が基準値を超える水源の取水を停止したため、現在の水道水は安全とされています」と説明しています。もうひとつは尿でがんのリスクを調べる検査(マイシグナル)です。どちらも保険が適用されるかどうかは公式サイトに記載がないため、費用は受診前にご確認ください。
診療時間は月曜から金曜が8時30分から12時30分、14時30分から18時30分。土曜は8時30分から12時30分。定休日は日曜・祝日です。市内でもっとも早く開き(8時30分)、もっとも遅くまで診ています(18時30分)。そして平日に休診日がありません。
口コミの傾向(★3.5/311件)
件数311件は市内の耳鼻いんこう科で圧倒的に最多で、2位のふくろうの森クリニック(124件)の2.5倍です。平日5日フルに開いていて朝8時30分から夜18時30分まで診ているため、単純に来院数が多くなります。 星は★3.5で、件数が多いほど星が下がるという他市で見られた傾向は、この院では当てはまりません。 Googleのビジネス情報はオーナーが管理しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クリニック名 | 医療法人社団 玉翠会 喜平橋耳鼻咽喉科(2007年11月 開院) |
| 院長 | 村川 哲也/日本耳鼻咽喉科学会専門医・日本気管食道科学会認定専門医・日本レーザー医学会専門医 |
| 経歴 | 防衛医科大学校卒業→防衛医科大学校病院→香川労災病院 耳鼻咽喉科→防衛医科大学校 耳鼻咽喉科学講座→耳鼻咽喉科麻生病院→防衛医科大学校 医学教育部 医学研究科→カリフォルニア大学バークレー校 ローレンスバークレー研究所→熊本市民病院 耳鼻咽喉科→2007年11月 開業 |
| ほかの医師 | 氏名の記載はありませんでした/医学博士・日本耳鼻咽喉科学会認定専門医・補聴器相談医・身体障害者福祉法15条指定医。防衛医科大学校卒業→自衛隊中央病院 耳鼻咽喉科 医員→オーストリア インスブルック大学 留学→自衛隊阪神病院・自衛隊札幌病院 耳鼻咽喉科部長→自衛隊仙台病院 病院長 |
| 住所 | 〒187-0044 東京都小平市喜平町1-7-26 |
| 最寄り | 立川バス・京王バス「警察学校」下車 徒歩1分(五日市街道 喜平橋交差点から玉川上水遊歩道沿い) |
| 診療科 | 耳鼻いんこう科・呼吸器科・小児科・内科・気管食道科・アレルギー科・睡眠障害耳鼻咽喉科(厚生局の一覧) |
| 診療時間 | 月〜金 8:30〜12:30/14:30〜18:30、土 8:30〜12:30(公式サイト。医療情報ネットは土曜午後14:00〜18:00も登録) |
| 休診日 | 日曜・祝日(平日の休診日なし) |
| 予約方法 | ネット予約・オンライン診療 |
| 対応 | 舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)・レーザー手術・聴力検査室・嗅覚検査・内視鏡・重心動揺計・ネブライザー/水曜午後は補聴器外来と手術外来、金曜午前は耳鳴外来(医療情報ネットの登録)/広めの女性用・身障者用トイレ(おむつ交換台つき) |
| 電話 | 042-332-3387 |
| Google口コミ(参考) | ★3.5/311件(2026年9月25日時点・件数は市内最多) |
| 公式サイト | https://www.kihei.jp/ |
このクリニックが向いている人:花粉症やダニアレルギーの舌下免疫療法を始めたい方。耳鳴りを専門の枠で相談したい方(金曜午前)。補聴器と手帳の判定をまとめて相談したい方(水曜午後)。朝いちばんか、平日の夜に通いたい方。 駅から歩いて通いたい方には向きません(バス「警察学校」下車 徒歩1分)。
どのエリアに、どの院がある?
小平市の耳鼻いんこう科【全8院】
掲載した院にかぎらず、市内で耳鼻いんこう科を標榜している診療所を地区別にすべて挙げます。厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年8月1日現在)で確認した全数です。
| 地区 | 医院名 | 院長 | 標榜科 | 本記事 |
|---|---|---|---|---|
| 花小金井 | ふくろうの森クリニック | 山田 正人 | 耳鼻いんこう科・小児耳鼻咽喉科・アレルギー科・小児科・皮膚科・内科 | 掲載 |
| 花小金井 | 佐々木クリニック | 白柳 玲子 | 耳鼻いんこう科・気管食道科・アレルギー科・小児外科 | 掲載 |
| 花小金井 | 田中耳鼻咽喉科医院 | 田中 寛 | 耳鼻いんこう科 | このほかの選択肢 |
| 花小金井南町 | 井上耳鼻咽喉科医院 | 井上 斉 | 耳鼻いんこう科・気管食道科 | 掲載 |
| 花小金井南町 | 近藤医院 | 近藤 弘子 | 内科・放射線科・耳鼻いんこう科 | このほかの選択肢 |
| 小川東町 | 増田耳鼻科医院 | 増田 成夫 | 耳鼻いんこう科 | 掲載 |
| 喜平町 | 喜平橋耳鼻咽喉科 | 村川 哲也 | 耳鼻いんこう科・呼吸器科・小児科・内科・気管食道科・アレルギー科・睡眠障害耳鼻咽喉科 | 掲載 |
| 小川西町 | やまぐち耳鼻咽喉科 | 山口 秀樹 | 耳鼻いんこう科 | このほかの選択肢 |
※院長名・標榜科はこの一覧に基づきます。診療時間や休診日は各院の公式サイトでご確認ください(この表には含めていません)。市内には耳鼻いんこう科を持つ病院もありますが、紹介や予約が前提となるため本記事では扱っていません。
※増田耳鼻科医院は、2026年10月1日より「小川耳鼻科医院」に名称が変わります(公式サイトの2026年7月6日付お知らせ)。上の表の名称と院長名は、厚生局の一覧(令和8年8月1日現在)の表記に合わせています。
通い方で考える
花小金井駅から通える院は4院(ふくろうの森クリニック・佐々木クリニック・田中耳鼻咽喉科医院・井上耳鼻咽喉科医院)です。市内8院のうち半分が花小金井駅の周辺に集まっています。
小川駅から通える院は2院(増田耳鼻科医院=10月から小川耳鼻科医院・やまぐち耳鼻咽喉科)で、どちらも駅から徒歩1〜3分、そしてどちらも木曜が休診です。小川駅圏で木曜に開いている耳鼻いんこう科は、市内にありません。
喜平町の喜平橋耳鼻咽喉科は、鉄道の駅からの徒歩案内を公式サイトに載せていません(立川バス・京王バス「警察学校」下車 徒歩1分)。バスか車で通う前提の院です。
車で通うなら、駐車場を公表しているのはふくろうの森クリニック(敷地内5台+提携6台)、増田耳鼻科医院(マルメゾン敷地内5カ所)、田中耳鼻咽喉科医院(7台)です。
小平駅・一橋学園駅・鷹の台駅・新小平駅の周辺に、耳鼻いんこう科を標榜する診療所はありません。
ほかに、どんな選択肢がある?
本記事は、医師の専門医資格・経歴と、院内でできる検査が重ならない5院を掲載しました。条件によっては次が答えになります。
- 田中耳鼻咽喉科医院(花小金井/042-464-1133)— 花小金井駅の北口すぐで、平日の夜18時30分まで診てほしいとき、車で通いたいとき。 花小金井駅北口から徒歩2分、駐車場7台。診療は月・火・水・金が9時から12時、15時から18時30分、土曜は9時から13時で、木曜・日曜・祝日が休診。土曜が13時までなのは市内でいちばん遅いです。再診からは24時間の自動予約(042-464-2522)が使え、投薬・吸入のみのときは予約が不要です。医療情報ネットの対応可能な検査に電気味覚検査・補聴器適合検査・気管支ファイバースコピーが登録されており、電気味覚検査(味覚障害の検査)を挙げているのは市内でここだけです。公式サイトと医療情報ネットのいずれにも学会認定の専門医資格の記載がなかったため、掲載を見送りました(★3.8/57件)
- やまぐち耳鼻咽喉科(小川西町/042-316-7452)— 小川駅から徒歩1分で通いたいとき。 診療は月曜から金曜が9時から12時、15時から18時、土曜は9時から12時で、木曜・日曜・祝日が休診。医療情報ネットには耳鼻咽喉科専門医1人(常勤換算)の登録があり、純音聴力検査・喉頭ファイバースコピー・めまい診療・耳鳴り診療・難聴診療・鼻炎のレーザー治療が対応可能として挙がっています。公式サイト(yamaguchi-ent.com)はサーバー証明書のホスト名が一致せず閲覧できなかったため、診療の内容と医師の経歴を確認できませんでした。 そのため掲載を見送りました(★2.5/56件・オーナー未管理)
- 近藤医院(花小金井南町/042-467-2162)— 朝7時前から診てもらいたいとき(ただし耳鼻いんこう科としてではありません)。 厚生局の一覧では耳鼻いんこう科を標榜していますが、厚生労働省「医療情報ネット」の診療科目は内科(主たる科目)・代謝内科・糖尿病内分泌内科・放射線科で、耳鼻いんこう科が載っていません。 登録されている専門医資格は糖尿病専門医3名・内分泌代謝科専門医・内科専門医・糖尿病看護認定看護師2名で、実態は糖尿病を中心とする医院です。診療は火・木・土が6時45分から12時30分、月・金が7時から12時30分で、水曜・日曜・祝日が休診。市内でもっとも早い時間から開いている医院です。耳・鼻・のどの受診先としては本記事では扱っていません。 公式サイトを確認できませんでした
- 市外へ出る選択肢 — 小平市は西東京市・東村山市・小金井市・武蔵野市・国分寺市・東久留米市と接しています。日曜・祝日や、木曜に市内で受診先が見つからないときは、隣接する自治体も選択肢になります。ただし本記事は小平市内の診療所のみを対象としているため、市外の院については扱っていません
市内で耳鼻いんこう科を標榜する8院は、本記事の「どのエリアに、どの院がある?」に地区別ですべて載せています。
よくある質問
Q. 小平市で日曜・祝日に診てもらえる耳鼻いんこう科は?
A. ふくろうの森クリニック(花小金井2-9-6 2F・花小金井駅北口から徒歩5分)の1院だけです。土曜・日曜・祝日も9時から17時まで昼休みなしで診療しており、休診日は年末年始(1月1日〜3日、12月30日〜31日)とゴールデンウィーク(5月3日〜5日)だけです。ただし予約はWEBのみで、電話予約は受け付けていません。 なお小平市の休日応急診療(日曜・祝日 9時〜17時)と準夜応急診療(年中無休 19時30分〜22時30分)は診療科目が内科と小児科で、耳鼻いんこう科を含みません。
Q. 小平市の耳鼻いんこう科で、いちばん遅くまで開いているのはどこですか?
A. 喜平橋耳鼻咽喉科(喜平町)と田中耳鼻咽喉科医院(花小金井)の18時30分です。朝いちばんに開くのも喜平橋耳鼻咽喉科の8時30分で、同院は平日に休診日がありません。市内で18時30分より遅く診ている耳鼻いんこう科は確認できませんでした。
Q. 小平市で耳鼻いんこう科を標榜しているクリニックは何院ありますか?
A. 厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年8月1日現在)で、小平市の診療所125件のうち8院が耳鼻いんこう科を標榜しています。うち1院(近藤医院)は医療情報ネットの診療科目に耳鼻いんこう科がなく、実態は糖尿病を中心とする医院です。本記事の「どのエリアに、どの院がある?」に8院すべてを地区別で載せています。
Q. 補聴器の相談は、小平市のどこでできますか? 市の助成は使えますか?
A. 補聴器の資格は3種類あり、市内では別々の院に分かれています。 保険の補聴器適合検査ができる補聴器適合判定医は、佐々木クリニックの院長 白柳玲子先生と、ふくろうの森クリニックの田中是先生。学会認定の補聴器相談医は、白柳先生、ふくろうの森クリニックの溝口平恵先生、喜平橋耳鼻咽喉科のもう1名の医師。身体障害者手帳の判定ができる身体障害者福祉法第15条指定医は、ふくろうの森クリニックの高嶋正利先生と、喜平橋耳鼻咽喉科のもう1名の医師です。補聴器そのものの調整は、井上耳鼻咽喉科医院が毎月第1火曜日に認定補聴器技能者による補聴器外来を設けています。市の助成については、小平市の高齢者補聴器購入費助成事業が、65歳以上・住民税非課税・身体障害者手帳(聴覚障害)の対象外の中等度難聴の方に、補聴器本体購入費用の2分の1(上限4万円)を助成しています。申請には耳鼻咽喉科の医師が書いた医師意見書が必要で、診断日から3か月以内に提出します。
Q. 花粉症の舌下免疫療法は、小平市で受けられますか?
A. 喜平橋耳鼻咽喉科が、スギ花粉症とダニアレルギーの舌下免疫療法に専用ページを設け、「症例数が非常に豊富」として開院からの18年を軸に据えています。院長は小学館から『子どもの一生を決める花粉症対策』を上梓しています。ふくろうの森クリニックもよくあるご質問で舌下免疫療法にふれており、佐々木クリニックも案内を公式サイトに置いています。ただし舌下免疫療法は薬の供給に左右され、新規の受け入れを止めることがあります。 治療はスギ花粉が飛ぶ前に始める必要があるため、始めたい時期が決まっているなら先に電話でご確認ください。
Q. 急に片耳が聞こえなくなりました。どうすればいいですか?
A. 週明けを待たずに受診してください。 厚生労働省の e-ヘルスネットは突発性難聴について「発症後1週間以内に、それらによる適切な治療法を受けることで、約40%の人は完治し」、「発症後すぐ治療を受けないと、難聴や頑固な耳鳴りが残ったり、聴力を失うこともあるため、早めの受診と治療開始が大切です」としています。平日であれば市内の耳鼻いんこう科へ、土曜の午後・日曜・祝日であればふくろうの森クリニックが市内で唯一開いています。 それも難しいときは、東京都救急相談センター #7119(つながらない場合は 042-521-2323)に相談してください。小平市の休日・準夜応急診療は内科と小児科のみで、耳鼻いんこう科を含みません。 めまいで立てない、ろれつが回らない、手足が動かない——このようなときは耳ではなく脳の可能性があるため、119番を呼んでください。
Q. 小平市で木曜に開いている耳鼻いんこう科はどこですか?
A. 佐々木クリニック(花小金井・水曜休診)、ふくろうの森クリニック(花小金井)、喜平橋耳鼻咽喉科(喜平町)の3院です。市内8院のうち4院(井上耳鼻咽喉科医院・増田耳鼻科医院・田中耳鼻咽喉科医院・やまぐち耳鼻咽喉科)が木曜休診で、小川駅圏の2院はどちらも木曜が休診です。木曜に小川駅の周辺で耳鼻いんこう科を受診することはできません。
選定方法と情報の出典
- 対象:小平市内で耳鼻いんこう科を診療しているクリニック(診療所)。病院は対象にしていません(紹介や予約が前提で、日常の受診先として直接選べる窓口ではないため)
- 市内の分布を先に確認しました:厚生労働省 関東信越厚生局の保険医療機関一覧(令和8年8月1日現在)で小平市の診療所125件すべてを確認し、耳鼻いんこう科を標榜する8院を「どのエリアに、どの院がある?」に地区別で全院掲載しています
- 軸:医師の専門医資格・経歴(耳・鼻・のどのどこをやってきたか)と、院内でできる検査。資格と経歴を先に調べ、領域が重ならないように5院を選びました(選定ポリシー)
- 5院という数は、軸の数で決めています。 5や10に合わせて薄い院を足したり、軸のある院を落としたりはしていません
- 医師の資格・経歴は、各院の公式サイトと、厚生労働省「医療情報ネット」および一般社団法人小平市医師会の医療機関情報で確認しました。 民間の医療情報ポータルの記載は根拠にしていません。院長名は厚生局の一覧と突き合わせ、住所・電話も8院すべてで一致することを確認しています
- 公式サイトを確認できなかった院が3院あります:井上耳鼻咽喉科医院、やまぐち耳鼻咽喉科、近藤医院。このうち井上耳鼻咽喉科医院は、厚生労働省「医療情報ネット」と小平市医師会の医療機関情報の2つで院長の専門医資格(耳鼻咽喉科専門医・気管食道科専門医)が一致して確認でき、日帰り手術と補聴器外来という他院にない軸が立ったため掲載しました。 その旨を比較表・当該院の節・この節の3か所に明記しています。やまぐち耳鼻咽喉科と近藤医院は掲載を見送り、「ほかに、どんな選択肢がある?」に答えになる場面とともに記載しています
- 院長の専門医資格を公式サイトで確認できなかった院が1院あります。 ふくろうの森クリニックの院長 山田正人先生は、公式サイトの院長紹介に経歴のみが載り、学会認定の専門医資格の記載がありませんでした。同院は、市内で唯一 土曜午後・日曜・祝日に耳鼻いんこう科を診ており、公式サイトに資格つきで並ぶ耳鼻咽喉科の医師5名のうち4名が耳鼻咽喉科専門医(うち1名が補聴器適合判定医)であることから、「曜日と時間の受け皿」と「医師の層」の軸で掲載しています。 その旨を比較表・当該院の節・この節の3か所に明記しました
- 公式サイトと公的な記録が食い違っている箇所は、寄せずに両方を書きました
1. ふくろうの森クリニックの専門医資格——公式サイトは耳鼻咽喉科の医師5名に学会認定資格を記載していますが、医療情報ネットの登録は皮膚科専門医1名のみで、耳鼻咽喉科専門医が載っていません(非常勤を含むため常勤換算の届出に反映されていないものとみられます)2. 喜平橋耳鼻咽喉科の土曜午後——公式サイトの開院時間は「土/8:30-12:30」だけですが、医療情報ネットは土曜も「14:00〜18:00」を登録しています3. 増田耳鼻科医院の水曜午後——公式サイトの診療時間表は水曜午後を休診としていますが、医療情報ネットは水曜の15時〜18時も診療と登録しています4. 増田耳鼻科医院の医院名と院長——公式サイトは2026年10月1日より「小川耳鼻科医院」・院長 北村寛志と告知していますが、厚生局の一覧(令和8年8月1日現在)と医療情報ネットは「増田耳鼻科医院」・管理者 増田成夫のままです。交代日が10月1日のため、公的な記録は更新前の状態です。全院一覧の表記は厚生局に合わせ、記事の記述は交代を前提に書いています5. 近藤医院の標榜科——厚生局の一覧は耳鼻いんこう科を含みますが、医療情報ネットの診療科目には耳鼻いんこう科がありません
- 記事公開時点で臨時休診中の院が1院あります。 増田耳鼻科医院は、公式サイトの2026年8月21日付お知らせで2026年9月25日(金)〜30日(水)を院内の内装工事のため休診としています
- 喜平橋耳鼻咽喉科のもう1名の医師について、氏名が公式サイトに記載されていませんでした。 経歴と資格(医学博士・耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医・身体障害者福祉法15条指定医)は掲載されています
- 診療時間は掲載の基準にしていません。 「夜間・土日・祝日は、どこで診てもらえる?」の節で、掲載していない院も含めてまとめています
- 口コミの扱い:件数・評価は2026年9月25日にGoogleマップで確認した値です。星の高い順には並べていません。 小平市では、他市で見られた「件数が増えるほど星が下がる」も「オーナー管理の院のほうが星が高い」も成り立ちませんでした(件数最多311件の喜平橋耳鼻咽喉科が★3.5、件数最少40件の佐々木クリニックが★2.7、星が最高★3.8の井上耳鼻咽喉科医院はオーナー未管理)。口コミの内容は投稿者本人の経験に基づくもので、当編集部が診療の事実関係を確認したものではありません
- 利害関係:本記事の掲載5院と「ほかに、どんな選択肢がある?」に挙げた院に、本サイトの運営元(株式会社EN/医療法人社団 季邦会)の運営院・関与先は含まれません。 厚生局の一覧にある小平市の診療所125件の開設者欄を全件照合し、該当が0件であることを確認しています
- 掲載順:地区(花小金井→花小金井南町→小川東町→喜平町)を目安にしています。おすすめ順ではありません
- 医師による確認:記載内容は現役医師が確認しています
情報の出典(2026年9月時点)
- 厚生労働省 関東信越厚生局「保険医療機関・保険薬局の指定等一覧及び保険医・保険薬剤師の新規登録一覧」(市内の全医療機関・院長名・標榜科/令和8年8月1日現在。2026年9月25日確認)
- 佐々木クリニック 公式サイト(ドクター・スタッフ紹介=医師4名の資格・経歴/耳鼻咽喉科・アレルギー科/順番予約のご案内=受付時間と締め切り/診療スケジュール=住所・電話。2026年9月25日確認)
- ふくろうの森クリニック 公式サイト(特徴・院長メッセージ=医師の資格・経歴/診療時間・アクセス/初めての方へ=予約と決済の方法。2026年9月25日確認)
- 小川耳鼻科医院(旧 増田耳鼻科医院)公式サイト(院長紹介=新院長の資格・経歴/お知らせ=院長交代および医院名変更(2026年7月6日)・臨時休診(2026年8月21日)。2026年9月25日確認)
- 喜平橋耳鼻咽喉科 公式サイト(医師紹介=院長ごあいさつ・経歴・資格/院内紹介=設備・住所・開院時間/舌下免疫療法/レーザー手術。2026年9月25日確認)
- 田中耳鼻咽喉科医院 公式サイト(診療時間・医院案内・診療予約。2026年9月25日確認)
- 厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」の機関詳細(診療科目・診療時間・管理者・専門医資格・対応可能な検査。2026年9月25日確認):佐々木クリニック/ふくろうの森クリニック/井上耳鼻咽喉科医院/増田耳鼻科医院/喜平橋耳鼻咽喉科/田中耳鼻咽喉科医院/やまぐち耳鼻咽喉科/近藤医院
- 一般社団法人 小平市医師会「井上耳鼻咽喉科医院」(院長の資格・当院の特徴=日帰り手術と補聴器外来・診察時間・アクセス・備考。2026年9月25日確認)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「突発性難聴について」(発症後1週間以内の治療開始と、早めの受診の重要性。2026年9月25日確認)
- 小平市「休日・準夜応急診療と救急病院」(休日応急診療・準夜応急診療の診療科目(内科・小児科)と受付時間、#7119の案内。2026年9月25日確認)
- 小平市「高齢者補聴器購入費助成事業」(対象者・助成額(本体費用の2分の1・上限4万円)・耳鼻咽喉科の医師の医師意見書。2026年9月25日確認)
- Googleマップ(各医療機関のクチコミ件数・評価・オーナー管理の有無。2026年9月25日確認)
