医学生の学外活動とは?6年間を充実させる選択肢

医学生の6年間は、講義・実習・試験・部活動などで忙しく、「学外活動に興味はあるけど、何をすればいいのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。実際、医学部に進学すると、医療系の人間関係に偏りがちで、新しい刺激を得にくい一面もあります。

本記事では、医学部6年生の筆者が実際に経験・見聞きした「医学生におすすめの学外活動」を、アルバイト・インターンシップ・学生団体の3つに分けて紹介します。将来の進路に迷っている方や、学生生活をより充実させたい医学生の参考になれば幸いです。

医学生におすすめの学外活動① アルバイト

医学生の学外活動として、最も取り組みやすいのがアルバイトです。収入を得ながら社会経験を積める点は大きなメリットです。

医学生に人気の教育系アルバイト(塾講師・家庭教師)

塾講師や家庭教師などの教育系アルバイトは、医学生の得意分野である「勉強」を直接活かせる仕事です。自身の受験経験をもとに生徒を指導することで、人の成長に関わる喜びを感じられるという声も多く聞かれます。

大学受験を目指す高校生だけでなく、小学生に指導することで逆に自分が癒されたという医学生もいます。近年はオンライン指導も普及しており、自宅や大学の空き教室で働ける点も魅力です。

  • 時給目安:2,000~3,000円
  • メリット:高時給、学業と関連性が高い
  • デメリット:準備時間・移動時間が時給に含まれない場合が多い/シフトが固定されやすい

医学生が飲食店でアルバイトをするメリット

シフトの融通が利きやすいことから、飲食店でアルバイトをする医学生も多くいます。医学部に所属していると、どうしても医療系の学生や教員との交流が中心になりがちですが、アルバイト先では異なるバックグラウンドを持つ同年代の仲間と出会うことができます。

勉強の気分転換になるだけでなく、「医学生は覚えが早いね」と褒められた経験が自信につながったという声もあります。憧れのカフェで働く夢を叶えるのも、学生のうちならではの経験かもしれません。

  • 時給目安:1,200~1,300円
  • メリット:シフト調整がしやすい/対人スキルが身につく
  • デメリット:時給が安い

医学生におすすめの学外活動② インターンシップ

「インターンシップは文系やビジネス系学生のもの」と思われがちですが、医学生にとっても有益なインターンシップは数多く存在します。将来のキャリアを考える上で、医療以外の視点を得られる貴重な機会です。

医学生向け官公庁インターン(厚生労働省・自治体)

公衆衛生や医療行政に興味のある医学生には、官公庁でのインターンシップがおすすめです。厚生労働省や都道府県庁では、医療制度や法律、行政の仕組みを学ぶ機会が用意されています。

「医学部に進学したものの、将来のビジョンが定まらない」と感じている医学生にとって、医療を別の角度から見つめ直す良いきっかけになります。

  • 報酬:無給の場合が多い
  • 特徴:長期休暇中に実施されることが多い

医学生が参加できるスタートアップ企業インターン

スタートアップ企業でのインターンシップでは、ビジネスがどのように成り立っているのかを実践的に学ぶことができます。将来的に起業や医療×ビジネスに関心のある医学生には特におすすめです。

探し方が分からない場合は、Wantedlyなどのビジネス系SNSを活用してみましょう。興味を持った企業に問い合わせることが、最初の一歩になります。

  • 時給目安:1,200~1,300円
  • 特徴:オンライン対応のインターンもあり、地方在住の医学生でも参加しやすい

医学生におすすめの学外活動③ 学生団体

見学外の学生団体に所属すると、全国の医学生や他学部生と出会うことができます。「海外の医学生と交流したい」「小児疾患を持つ子どもたちを支援したい」など、熱意ある仲間から大きな刺激を受けられるでしょう。

医学生が学生団体に参加するメリット

学生団体での活動は、視野を広げるだけでなく、将来の進路を考える上でも大きな財産になります。他大学の学生と交流することで、多様な価値観に触れられる点も魅力です。

筆者が参加した学生団体の体験談

筆者は地域医療を学ぶ学生団体に所属し、他大学の学生とともに在宅医療を行う診療所や福祉施設を見学しました。宿泊を伴う活動では、将来のビジョンについて語り合ったり、情報交換をしたりと、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

医学生の学外活動は将来にどう役立つ?

医学部6年生の筆者自身、部活動・アルバイト・インターンシップ・学生団体など、さまざまな学外活動を経験してきました。一つの活動に打ち込むことも、複数の分野に挑戦して視野を広げることもいいことだと思います。

医学生の学外活動は、必ずしも将来の進路を直接決めるものではありません。しかし、学生時代に得た経験や人とのつながりは、医師として歩み始めた後にも必ず活きてきます。皆さんが自分に合った学外活動を見つけ、充実した医学生生活を送れることを心より願っています。


文責:ProDoctorsインターンシップ生(医学部6年)


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