たすくホームクリニックは、神奈川県大和市に位置する訪問診療と在宅医療を専門とするクリニックです。
抜け出すのが難しい患者さんのご自宅に医師が定期的に訪問し、診察や治療、薬の処方、治療上の相談・指導などを行っています。
その際に簡易的な栄養評価や嚥下能力評価を実施し、必要に応じて嚥下内視鏡検査や管理栄養士による栄養指導も行っています。
院長：小林 夏樹 先生
家の暮らしが支えるもの
「家に帰りたい」と願う患者様のなんと多いことか。
「家に帰ってからの夢」を語る子供たちのなんと多いことか。
長年、総合病院や大学病院で患者様を診てきた実感です。
家と病状には深い関係があると感じてきました。それが訪問診療専門の開業を志した理由の一つです。
医療の進歩により、設備の整った大きな施設でなくても、病状次第では必要十分な医療を在宅で提供できる時代になりました。むしろ在宅医療＝訪問診療の方が心身の健康を維持できるのではないかなと感じる患者様もおられます。
訪問診療は寝たきりの患者様だけの制度ではございません。どうしても病院へ行かなくてはできない検査や、専門の担当医の治療などは通院で行いながらも、訪問診療と並行することも可能です。当院では関節注射、トリガーポイント注射、ハイドロリリースなども行います。通常入院を勧められる重症心身障害児に対する訪問診療も行います。神経難病の在宅治療から嚥下機能評価と栄養指導まで、訪問診療でできることの可能性をどこまでも追及して、医療者の都合を押し付けない、患者様とそのご家族の負担を減らすための医療提供を目指してまいります。
家で過ごしたいけど不安があるという方はぜひ些細なことでもご相談ください。一緒により良い方法を考えましょう。
経歴
- 2011年 横浜市立大学医学部 卒業
- 聖路加国際病院 初期研修医
- 横浜市立大学 脳神経外科 入局
- 成育医療センター 脳神経外科
- 横浜労災病院 脳神経外科
- まこと在宅クリニック神奈川県央 院長
資格
- 日本脳神経外科学会認定 脳神経外科専門医
- 日本小児脳神経外科学会認定医
- 日本緩和医療学会
- 日本認知症学会
クリニック
コンセプト
- 誰もが自宅で療養できるように訪問診療の可能性を追求します。
- 医療者の意見だけを押し付けずご家族の意向を丁寧にくみ取り、患者様のQOL向上に努めます。
特徴
- 認知症・パーキンソン病、ALSなど様々な神経難病への専門性
患者さんが寝たきり（要介護5）となってしまう原因として、最も多いのが脳梗塞・脳出血などの脳血管障害、次いで認知症、パーキンソン病という脳神経疾患が多くを占めています。多くの寝たきりとなった患者さんを診察する訪問診療の現場では、これらの神経疾患に対する専門的な知識と経験が必須といえるでしょう。特に認知症・パーキンソン病に関しては、徐々に進行していく病気であり、早期に適切な治療介入や社会的資源の導入を行うことで、自宅で過ごせる時間が長くなったり、寝たきりとなったりするリスクを減らすことができます。 - 生活を楽にする提案は日常を「診る」ことから
また訪問診療の現場では、通常の病院外来と異なり、医師が患者さんの生活の場を直接見ることができます。「この病気は進行性の病気であり、病状が進行していくとこの先この段差が厳しくなってくる。だから今のうちに生活の場をリビングに移そう」など、医学的知識に基づきながらも、必ずしも薬に頼らない提案こそがご本人の生活をグッと楽にすることになることもあります。認知症の患者さんには、記憶力を支援する薬物治療、認知症の周辺症状と呼ばれる易怒性やうつ症状などに対する薬物治療とともに、家族へのサポートや介護サービスの導入を勧めることも多いです。 - 専門知識だけでない経験からの治療提案
このような提案を行うには、患者さんごとにどのような社会的資源が使えるのかという、医学的知識にとどまらず看護や介護、社会保険などの幅広い知識と経験が必要になってきます。脳神経外科専門医として脳神経疾患に対する幅広い知識をもち、そこにさらに訪問診療医としての経験・知識を組み合わせることで、認知症・パーキンソン病やALSなどの神経難病・脳血管障害などの脳神経疾患により在宅医療が必要となった患者さんに、より良い治療・提案を行うことができると考えています。
| 施設名 | たすくホームクリニック |
| 診療科目 | 内科、脳神経外科、小児科、老年内科、訪問診療 |
| 責任者 | 院長 小林夏樹 |
| 電話番号 | 046-206-7131 |
| 所在地 | 〒242-0003 神奈川県大和市林間1-5-7-201 |
| 公式サイト | https://tasuku-homecare.com/index.html |
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