「青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニック」は、神奈川県横浜市青葉区にある内科・消化器内科のクリニックです。青葉台駅から徒歩3分の立地で、胃カメラ・大腸カメラの内視鏡検査を特徴とし、肝臓専門医による診療も行っています。院内は広く、快適な環境が整っています。
院長:金沢 憲由(かなざわ のりよし)先生
視野の広い診療を目指して
初期研修の2年間では内科系、外科系、小児科、産婦人科、救急など10以上の診療科を回りました。
様々な角度から幅広い視野で診療する事を心掛けながら研修し、充実した2年間を送ることが出来ました。
最終的には消化器内科医になる道を選びました。そこで出会った素晴らしい指導医の先生方の元で消化器内科医としてはもちろんのこと、内科医としての根幹をなす知識、技術、考え方などを教えて頂きました。大学病院においては特に消化管を専門として早期癌の内視鏡治療や、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患を多数経験し技術、知識を高めていきました。
その後は消化器内科関連の複数の専門医資格を取得すると同時に、「内科医として少しでも視野が広い診療がしたい」との信念を持ち総合内科専門医の資格も取得しました。
自分の振る舞いが直接自分に返ってくる仕事がしたい
開業まで勤務していた横浜労災病院では合計すると10年もの間お世話になりました。当初はこの病院に骨をうずめるつもりで入職しました。一方で医師として1番長い時間を過ごしたこの勤務生活の中で自分が最終的に目指す所、本当に取り組みたい事については常に考えておりました。
最終的には「自分の振る舞いが直接自分に返ってくる仕事をしていきたい」思いがあることに行き着きました。病院という大きな組織の中でそれなりに責任のある役職には就いておりましたが、良くも悪くも責任は分散されます。最終的な責任を自身が負う環境の中で、患者さんと正面から向き合いたい。そんな想いを抱き、患者さん目線の診療を実現すべく開業を決意しました。
患者さんのみならず、業務上で当院に関わる方たちも思わず家族、知り合いに勧めたくなる、そんなクリニックを目指しています。当院ではささいな症状にも真摯に向き合い、誠心誠意の診療を心掛けております。受診された際にはどうぞよろしくお願いします。
経歴
- 2007年 秋田大学医学部卒業
- 2007年 秋田組合総合病院 初期研修(現 秋田厚生医療センター)
- 2009年 秋田組合総合病院 消化器内科
- 2010年 秋田大学医学部附属病院 第一内科(消化器内科)入局(関連病院への出向含む)
- 2012年 横浜労災総合病院 消化器内科
- 2014年 秋田大学医学部附属病院 第一内科(消化器内科)(関連病院への出向含む)
- 2015年 横浜労災総合病院 消化器内科
- 2018年 横浜労災病院 内視鏡部 副部長
- 2023年4月 青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニック開院
資格
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医・指導医
- 日本肝臓学会 肝臓専門医
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本消化管学会 胃腸科専門医
- 難病指定医
クリニック
コンセプト
- 丁寧で分かりやすい医療を提供する
長く医師として働いていると、医療者側と患者さん側とで様々なギャップがあることに気が付きました。
その一つとして、患者さんに病名ですらキチンと伝えられていなかったと感じることが多々あります。病状など、医師は出来るだけわかりやすく説明するよう医学生時代から、ひいては医師になってからも教育を受けてきています。ですから当然分かりやすく説明する努力はしています。その場では説明を理解されたように感じ、一定の達成感を得るわけですが後日ご家族から再度病名を聞かれる、なんてことは日常茶飯事です。患者さんが病名すら家族に説明できないというのは医療者の説明不足に他なりません。
ただし、ここにはもちろんジレンマがあります。
充分に理解していただくまでじっくりと話し込む時間を全員に確保することは現実的に困難ですし、患者さん側の皆がそこまでじっくり説明を受けることを望んでいるかと言われれば疑問が残ります。
この問題を解決するための試みの一つとして、ほんの一例ですが疾患説明プリントを御用意しました。当院で扱う疾患であれば出来る限り疾患別に作成しております。これをもとに病名、病状を御説明することができるため理解の助けになり、かつ時間短縮も期待できると考えております。さらにはご自宅に持ち帰って頂き、読んでいただければご自身のみならずご家族の理解の助けにもなると思います。
また内視鏡を終えた方にはカラーの内視鏡レポートをお渡し致します。こちらに関してはどうしても専門用語が多くなりますのでわかりにくい点も多々あるとはございますが、病状理解の一助になればとの想いです。
当然のことながら上記のような形式的な部分だけではなく、些細なやりとりの中でも「丁寧でわかりやすい」ことを重視した対応が出来るようスタッフ一同、常に心掛けて参ります。 - 不安や期待に真摯に向き合い、その解決に努める
医療者側と患者さん側とで様々なギャップがあることに気が付いた、と上述しました。
その二つ目は、患者さんは想像以上に自身が抱えるご不安や医療者側への具体的なご期待・要望を自分から口にはしないという事です。
ご家族と来院された場合、ご家族が代弁されることもよく経験しますが、おひとりで来院される方、特に様々な症状を抱えているはずの御高齢の方で本当に伝えたいことを吐き出せる方は少数派だろうと思います。
これもジレンマがあり、ご不安・要望を全て聞いていたらとても限られた診療時間内には終わりません。でもその隠された気持ちの中に重大な病気発見への糸口が見つかる場合があるのです。日常生活で諦めていたことを解消できるチャンスが隠れているかもしれません。
私たちは出来る限り、一連の診療後に(理解してもらえなかった・・・などで)後悔させるようなことは避けたい、むしろ不安を解消して満足感を得た状態でクリニックを後にして頂きたい、こう強く願います。
限られた時間の中でどうしたらこのジレンマを解消できるのか。その答えの一つは診察前の問診、特にweb問診にあると考えます。
web問診はご自宅に居ながらご自身のスマホもしくはパソコンでゆっくりと入力することが出来ます。抱える不安や当院で受けたい検査など、ここに自由に記載して頂ければ効率よく満足度の高い医療を提供しやすくなります。
インターネットが苦手な方でも、来院後にでも入力できる院内タブレットをご用意しております。その際には、スタッフが丁寧にお手伝いさせて頂きます。
従来の紙の問診表とは異なり、カルテに一瞬で転記出来ますのでこれだけで診療効率が格段に向上します。(どうしても苦手な方には紙の問診票もご用意しておりますのでご安心ください)
検査、特に内視鏡は初めての方も多く不安が付きまといます。こう言った部分での事前説明体制なども充実させていきたいと考えております。
他にも気づいたこと、ご指摘頂いた部分は可及的速やかに業務改善することを自戒の念も込めてここに記しておきたいと思います。
当院は「不安や期待に真摯に向き合い、その解決に努めること」を実践することで、地域に根差した、必要とされるクリニックとなることを目指し続けます。 - 内部を知る人間に心からの信頼を寄せられるクリニックを目指す
どんなクリニックに自分自身が頼りたいか、開院にあたって時間をかけて真剣に自問してみました。内視鏡が上手?先生が優しい?スタッフが優しい?院内の清潔感がある?待ち時間が少ない?・・・・・・挙げてみればキリがありませんでした。考えれば考えるほど、どれか一つの理由で受診してみよう、かかりつけにしてみよう、と思える要素はないことに気が付きました。多くの方が同じような思いを抱いているのではないでしょうか?
そんな中でこれなら間違いないと思える想いにたどり着きました。
それは、内部を知る人が本気で信頼するクリニックです。
外見上の輝きを取り繕うことは比較的実行しやすいと思います。
でも、内部まではどうでしょうか。どうしてもおざなりになりがちです。患者さんに見えなければ働く環境が悪くても関係ない、そんな風に捉えていると当院に関わる方々の信頼を失うでしょう。それは自然と仕事に現れます。面白くなさそうな表情、態度をした人間ばかりのクリニックに誰が頼りたいと思うでしょうか。
逆に内部から信頼され続けるクリニックであれば、それは必ずスタッフの些細な仕事にまで良い影響を及ぼし、受診した患者さんらに少なからずプラスに働くと我々は強く信じます。
スタッフだけではなく出入りする業者さん、当院に関わる全ての人間から信頼され、関わっていることを誇りに思えるクリニックたることを目指します。
最後に一点。ここに書いたことは理想であり、そうたやすく達成できることではありません。ただ、「当院が大事にすること」の柱として大切にしていく所存です。
特徴
- 無痛の胃カメラ・大腸カメラ
- 日帰り大腸ポリープ切除
- 院内下剤にも対応!完全個室空間
- 潰瘍性大腸炎診療
- 肝臓専門医による診療
施設名 | 青葉台かなざわ内科・内視鏡クリニック |
診療科目 | 内科、消化器・胃腸内科、肝臓内科 |
責任者 | 院長 金沢 憲由 |
電話番号 | 050-3641-0085 |
所在地 | 〒227-0062 神奈川県横浜市青葉区青葉台2丁目2-2キテラプラザ青葉台 3F |
公式サイト | https://kanacli.jp/ |
https://www.instagram.com/aokana2024/?igsh=MTJvbnlvcTllcHQ4ZQ%3D%3D# |